季節にかかわらず家で過ごすことが多くなったこの頃ですが、冬場はぬくぬくと心地よい時間を家で過ごしたいですよね。リラックスできるソファを冬にも大活躍させつつ、温かい冬を過ごす工夫をこの記事では考えていきます。ぜひ暖房とソファの相性を検証して、温かい冬を過ごしてくださいね。
冬はソファはお休み?
季節によってお部屋での過ごし方や心地よさの変化を感じることがあります。特に暑い夏から寒い冬への変化は振り幅が大きく、風通しがよかった窓際は寒く感じ、出入り口付近はドアの開け閉めのたびに冷気が入ってくるので寒く感じます。
こたつを利用されている方は、冬はソファの利用が少なくなったり、ソファの足元に寒さを感じるために、暖房器具の心地良いエリアだけを利用していませんか?せっかくのソファのあるリビングです。本格的な寒さを迎える前に、ソファの配置、暖房器具の配置を検討して心地良い温かいお部屋づくりをしましょう。
合皮のソファは冷たい
夏場は冷房を使っている部屋では合皮のソファはひんやりと気持ちがいいものです。でも冬になると座った瞬間にヒヤッとするのがいやで、ついつい避けてしまう方もいるかもしれません。
ソファは素材によって座った時の感触が違うので、何か対策を講じないと冬は過ごしづらい場所になってしまうことがあります。
ソファに座ると足が冷える
ソファは様々なスタイルがありますが、ソファ本体と床の間に脚がある場合、その隙間から冷たい風を感じてしまい、ついつい避けていることもあるかもしれません。
夏も冬も気温差があるにも関わらず同じ家具のレイアウトだったり、窓辺の冷気が来やすい場所にソファを置いていませんか?夏を涼しく過ごす工夫をするのと同じように、冬は暖かく過ごせるように工夫する必要があります。
こたつを出すと春までソファは使わない
暖房器具にこたつを選んでいる場合、冬は家族が集まる場所がこたつになるためにソファをずっと使わないご家庭があるかもしれません。夏は出していないこたつを出すために、無理なレイアウトにしていたり、ソファが置いてあるスペースはただの使っていないスペースになっていませんか?
理想は、せっかくの広い居間を十分に活かして、みんなで温かく心地よく過ごしたいですよね。
冬でもソファを使うには
現状のソファ利用環境を確認して、ぜひ冬も暖かくソファで過ごしましょう。少しの工夫でソファスペースを温かいくつろぎの空間に変えられますよ。
床暖房とソファ
ご自宅の床に床暖房が配備されている場合は、ソファの選び方にポイントがあります。床に触れる面積が広いソファの場合、床暖房の上では熱がこもってしまいます。それによって、ソファ自体の傷みの原因になるほか、床材にも変形や、ヒビが入ってしまうことがあります。
ソファは脚付きのものを選び、床からソファの底面が5cm以上離れているものがおすすめです。また、床暖房の設計を確認すると、暖房を施されていない部分が見つけられます。脚なしのソファがすでにある場合は、設計を今一度確認してみるといいですね。
こたつとソファ
こたつ好きだからソファは使えないと思っている方には、フロアソファをおすすめします。低い位置のフロアソファであれば、低い位置の座面でそのままこたつの利用ができ、ソファのゆったりとした背もたれを利用することができます。
エアコンとソファ
真下、真正面にエアコンがあるように配置すると、温風の直撃を受けてしまいます。ソファにダメージを与えるとともに、乾燥や温風により体調不良を引き起こす原因となってしまいます。
ソファはエアコンからなるべく離れた対角線上などに配置すると程よい具合で利用することができます。エアコンの機種によっても違いがありますので、配置で心地よく過ごせる場所を調べておく必要があります。
暖かく過ごせるソファ
寒い冬に暖かく過ごせるソファとはどんなソファなのでしょうか。どんなソファが暖かい部屋作りにいいのか、具体的な素材や形を見ていきましょう。
ファブリック素材
様々な素材のソファがありますが、やはりファブリック素材が温かみをすぐに感じられ、肌触りもよく心地よく過ごせます。
合皮素材はお掃除が楽で便利ですが、座った時にヒヤッとするのは避けられません。本革は高級感があり、手入れをすれば長持ちする素材です。見た目が艶やかなので温度が低めな印象を受けますが、茶系を選べば多少印象が変わります。総合点で見ていくと見た目、触感ともにファブリックが暖かく過ごせるソファですね。
フロアソファ
こたつの利用をしたい人に断然おすすめなのがフロアソファです。ソファの心地よいクッションに座りながらこたつに入れるのはとっても快適♡フロアソファは低い分、重量が軽いソファが多いのでレイアウト替えが気軽にできます。
暖房器具の位置によって、暖かいポイントを探して家具の移動をするのも楽々です。
ハイバックとローバックどっちがいい?
ハイバックの場合、家具の高さが高い分、空気の流れを遮断し、温風が溜まってしまう可能性があります。壁際に寄せない場合は対流させるための対策が必要です。ローバックのソファの方が、空間が広く取れる分、暖かい空気が隅々まで回りやすいでしょう。
特にエアコンなど上部からの送風によって温かい空気を送り出すタイプの暖房の場合、空気の流れを遮断しない場所に置くことが大事です。シーリングファンや、サーキュレーターを使い、上に溜まりがちな暖かい空気を循環させる工夫をするといいですね。
ソファで暖かく過ごせるレイアウト
ソファを置く位置によって、より効率よくお部屋全体が温めることが出来ます。もちろん窓の位置やそのほかの家具のレイアウトによって状況は異なりますので、参考にして冬に向けてレイアウト変更してみてはいかがでしょうか。また、改めてソファを購入する場合は、どこに置くのがいいのか事前に検討しておくといいですね。
窓の側にソファは寒い?暖かい?
大きなバルコニーや庭に出られる窓がある場合は、そこからの冷気をじわじわと感じます。カーテンを閉めていても下のわずかな隙間から冷気が襲ってきます。窓からの冷気対策にソファは役に立つのでしょうか。
窓からの冷気を遮断
脚が短いもしくは直置きで、背もたれの高いソファであれば、窓に背を向けて置くことによってカーテンの下の隙間からくる冷気をシャットアウトすることができます。カーテンの開け閉めがしやすい程度の隙間を空けてソファを置くこともポイントです。
窓全体からの冷気が襲ってくる
結露が窓に起こる場合は、ソファに水分が付くことでカビの原因になります。また、脚のあるソファの場合は冷気が足元から感じられて寒く感じます。カーテンが薄い場合はソファを窓側に置くことで背後から冷気を感じます。
窓周辺の環境も影響する
窓側にソファを置いて寒いか、暖かいのかは、賛否両論のようです。窓が北側で常に外から冷風を受けているか、南側で昼間は日が射しているのか、などの窓環境によっても大きく異なります。
冬はカーテンの丈を床に付くくらいの長さにすると、冷気が部屋に侵入しにくくなります。まずは冬の窓際の環境を整えて、ご自宅の間取りの場合ソファはどこがいいのか検討して置くようにしてください。
エアコンの位置とソファの配置
冬でも夏でも悩ましいのはエアコンとソファの位置です。どちらの季節でも空調が直撃する場所にソファを置くと居心地が悪く、ソファがダメージする原因となります。ソファの好ましい場所はエアコンから対角線に一番遠く、対流してくる空気で暖かさを感じる場所です。
ドアとソファの位置
冬は廊下と各部屋の温度差がありますよね。部屋のドアの開け閉めのたびに冷気が入って来ます。暖かい空気は上に、冷たい空気は下に行きますのでドアの前にソファを背を向けて置くと冷たい空気がソファでストップします。
逆に、ドアの開け閉めを頻繁にする部屋でソファに座っていることが多いようであれば、ドアから一番遠い位置に置くと冷気に触れずに済みます。どのようにソファを使っているのか、頻度高くドアの開け閉めをするのかによって位置を変えることで心地よく過ごせます。
まとめ
いくらたくさんの暖房器具を用意しても効率よく部屋を暖められなければ、寒さから逃れられません。ソファに座っても寒かったり、くつろげないレイアウトであればリビングに誰も来なくなってしまいます。本格的な寒さの前にレイアウトやソファの工夫をして、ゆったりと温もりの感じられる、帰ってきたくなるリビングを目指しましょう。寒い冬を、暖かいソファで心地よく過ごしてくださいね。
SOFASTYLEの公式Instagramでは、皆さんのお洒落なお部屋をご紹介しています♪その他にも、おすすめの商品やコーディネートのポイントもアップしています!インテリア好きの方は要チェックですよ。ぜひいいね&フォローをお願いいたします♡
おすすめの商品
冬を心地よく過ごせるソファを集めました。暖房効率を考えたベストのソファはそれぞれの家のレイアウトや暖房器具次第です。あなたのお家にあったソファを見つけて、春までぬくぬくと心地よいソファで過ごしましょう!
ボリュームのある座り心地 リクライニングフロアコーナーソファ
風合いと太さの異なる糸を織り上げたファブリックは温もりを感じます。座椅子に近いスタイルのこのソファは座布団を取れば、こたつと一緒に使うこともできます。背もたれが低いのでソファによって空気の対流を邪魔することなく部屋全体が温まります。下に冷たい空気が溜まりがちなので、サーキュレーターなどで暖かい空気を下にくるように促すとより心地よく過ごせます。
ワイドサイズでゆとりある暮らし ワイドローソファ サイドテーブル肘セット
シンプルなローソファでありながら重厚感も感じるこのソファは、ソファと床の隙間から冷気を感じることがなく、ゆったりとくつろげます。肌触りのいいファブリックはもちろん、レザーは明るく温かな印象を与えるキャメル。どちらを選んでも温もりのある印象の部屋が作れます。部屋のサイズ、家族の人数に合わせて購入個数を選べるのも嬉しいソファです。
Wのクッションが安定感のある座り心地 北欧デザインコンパクトコーナーカウチソファ
ベーシックなスタイルだからこそ、無駄なデザインがなく使い勝手のいいソファ。脚が高すぎないので冷気が通りにくく、床暖房にちょうどいい高さ8cmの脚は取り外すこともできます。ポケットコイルの少し硬めの座面に、ふかふかの背もたれで包み込まれるような座り心地。冬の過ごしやすさはもちろん、四季を通してリラックスできるソファです。
選べる形 こたつに合わせるフロアコーナーソファ コの字タイプ
とにかく冬はこたつ!というご家庭にはぴったりのフロアコーナーソファ。温かなウレタンのマットと同色の背もたれで、こたつを使っても野暮ったくならず、すっきりとした印象にしてくれます。寒い冬に家に帰ってきて、すぐに温まりたいときはこたつが一番ですよね。ソファの位置が低いので、ストーブなど低い位置から温風の出てくるヒーターをご使用されている場合は、すぐに温まることができます。
優しい座り心地 天然木アルダー材リクライニングカウチソファ単品
天然木の脚は取り外しができ、季節によって印象を変えられるソファ。脚を外せば、座椅子のような高さになり、こたつと一緒に使うことができます。また天然木の脚をつければ、ナチュラルな涼やかな印象に早変わり。一台でガラリと印象を変えてくれます。ブラウンとベージュの2色のファブリックはどちらもどんなインテリアでもマッチします。クッションやブランケットをプラスすれば、冬の絶好のリラックススペースになりますよ。