ヴィンテージソファには、作られた時代、使い込まれた年数を経て生まれる独特の趣と雰囲気があります。そんな憧れのソファを、「品数が少なく、価格も高い」とあきらめてはいませんか?ヴィンテージ風ソファであれば、雰囲気はそのままに、スタイリッシュに暮らすことも夢ではありません。この記事では、ヴィンテージ風ソファがおすすめのワケをご説明します。
ヴィンテージソファのスタイル
ヴィンテージソファのスタイルには、作られた時代によって、ストーリーやテイストがあります。ここでは、「チェスターフィールドソファ」「アメリカンヴィンテージクラブソファ」「ブルックリンスタイル」「西海岸スタイル」の4種類のスタイルをご紹介いたします。ご自分の好みにあったスタイルを見つけてみましょう♪
ブリティッシュ・チェスターフィールドソファ
威風堂々した存在感のある伝統的なイギリスのチェスターフィールドソファ。その名は、英国紳士、ダンディズムの象徴、フィリップ・チェスターフィールド伯爵に由来しています。
伯爵が愛用していたためか考案したかは定かではありませんが、鋲飾りやボタン留めが特徴の分厚いフレームにクッションを使った風格あるソファは、長い間、世界中から称賛され、愛でられてきました。
アメリカン・ヴィンテージクラブソファ
その名の通り、もともと社交場で使われていたヴィンテージクラブソファ。発祥はヨーロッパといわれますが、アメリカンヴィンテージとしてよく知られています。
ふっくらとした厚みのあるフォルムが特徴で、座面から背もたれまで、キャメルやブラウンなどの柔らかな色のレザーで覆われているのが一般的。上品でありながら、シンプルなデザインで親しみやすさが感じられます。
ブルックリンスタイル
ブルックリンは、ニューヨーク市の5区の1つで、倉庫や古いレンガ建てのアパートが立ち並ぶ街でした。そこに、アーティストやデザイナーたちが移り住み、レンガづくりの古いアパートや倉庫の内部をオシャレに改装、カフェやアートショップも立ち並び、スタイリッシュな街へと変貌を遂げました。
その特徴は、古いレンガに重きを置き、古いものを生かして楽しむというアメリカ的ヴィンテージスタイルです。
西海岸スタイル
真っ白なデッキシューズに、洗い晒しのブルージーンズが思い浮かぶ西海岸スタイル。カリフォルニアを代表とする西海岸の「青い空」と「青い海」、そして、そこを吹き渡る風を思わせるような空気感をもっています。
そんなカリフォルニアへの憧れのスタイルをもつソファには、リラックス感、ヴィンテージ感、マリンテイスト、そして自然素材のテイストが感じられます。
ヴィンテージ風ソファがおすすめの理由
ヴィンテージとは、もともとワインを醸造した年のこと。醸造したワインは樽に詰められ、何年もの年を経て熟成され、香りや風味が深いものになります。同じように、ヴィンテージソファも、作られた時代の趣と風合いに、使いこまれた年月が深い味わいを足していきます。
この本物に対して、ヴィンテージ風ソファは「年を経た趣と風合い」を見事に表現しながら、使い勝手という意味では、さまざまな面で本物を凌いでいるのです。
本物にまさるとも劣らない情緒と雰囲気
ヴィンテージソファの魅力は、異国情緒のような、微妙に感情に訴かける趣と使い込んででる独特の雰囲気といえるでしょう。ヴィンテージ風ソファはそれを忠実に表現し、さらに色合い感触など、人々の感情に絶妙に訴えかける雰囲気を作り上げることもできます。
アンティーク調のお部屋にはもちろん、ナチュラルテイストのお部屋、シンプルなお部屋などに置いても自然と馴染みます。
中古品には超えられない新品のよさ
ヴィンテージ風ソファは基本的に新品です。それに対して、ヴィンテージソファは、それなりの年代を経て使われてきたソファです。そのため、見た目、きれいに磨かれていても、中身がどうかは分かりません。どこかに欠陥があって、不具合が生じる可能性もあります。
また破損が生じた時に、部品がすぐ手にはいるかどうか、など心配はつきませんが、新品のヴィンテージ風ソファには、そのような心配は全くありません。
手に入れやすくリーズナブルな価格
本物のヴィンテージソファは、品ぞろえは豊富ではなく、それこそ1点ものであったり、欲しいモノがすぐ手にはいらなかったりします。新品の場合は、品ぞろえも豊富ですので、お好みのヴィンテージソファが手に入りやすいはずです。
また価格がリーズナブルであることが、ヴィンテージ風ソファの最大の魅力といえるでしょう。ヴィンテージソファは、その希少価値からいって、とても高額なものとなります。また、ソファの価値を評価する人によって、価格に違いも出てきます。美術品を集めるのではなく、生活の中に取り入れのであれば、ヴィンテージ風ソファをおすすめします。
ヴィンテージソファの材質
ヴィンテージソファは本革張りのものがほとんどと言っていいくらいです。対して、ヴィンテージ風ソファでは合成皮革が使われています。それぞれにメリットとデメリットがありますので、比較してみましょう。また、ヴィンテージ風ソファには、本革の代わりに、合成皮革ではなく、なんと、本革の経年変化した風合いをだしたファブリックも使われています。
本革のメリットとデメリット
本革のメリットは耐久性に優れていて、きちんとお手入れをすれば、長く使用できるということです。そして、長く使えば使うほど、風合いが深まり、愛着がでてきます。また天然素材であるため、吸湿性・通気性が高く、座り心地は快適です。
一方、デメリットは、お手入れが大変なこと。乾拭きや毛はたきなどでホコリを取った後、専用のクリームやオイルで定期的にメンテナンスしなければなりません。それを怠ると、表面が硬化したり、風合いが失われたりして、魅力がなくなってしまいます。
合成皮革のメリットとデメリット
合成皮革はナイロンやポリエステル生地の上にポリウレタンなどの樹脂層をコーテイングして、天然皮革に似せて作られたものです。そのため、汚れや水がつきにくく、落としやすく、お手入れが簡単ということが大きなメリットです。また本革に比べて、色やデザインの選択の幅が広く、価格が低めということもメリットです。
反面、使い続けるうちに風合いがでる本革に比べて、合成皮革は、使い続けていけば、表面が劣化しやすいとことがデメリットです。また吸湿性・通気性がないため、梅雨や夏の時期に、べたつくというデメリットもあります。
ファブリックのメリットとデメリット
ファブリック地のソファの最大のメリットは、多種多様のデザインが可能ということです。ウールのような天然繊維はもちろんですが、ナイロン、レーヨン、ポリエステルといた合成繊維はさらに様々な風合いをだすことができ、豊富な色や柄の組み合わせで、あらゆるデザインを可能にしていると言っても言い過ぎではないでしょう。
たとえば、使い込んだ本革ソファの表情を出すこともできますし、ブルージーンズの風合いをだしながら、強度と耐久性を付与することもできます。通気性・吸湿性もよく、1年中、快適な座り心地が得られるのもメリットです。
デメリットとしては、材質によってですが、汚れや水分がしみこみやすく、落としにくい、または耐久性が低く、破損しやすいということもあります。
【まとめ】ヴィンテージ風ソファでスタイリッシュに♪
使い込まれて独特の雰囲気を醸し出すヴィンテージソファ。ご自分の生活に取り入れて、毎日をスタイリッシュに、快適に過ごしたいのであれば、断然ヴィンテージ風ソファがおすすめです♪独特の趣と雰囲気をもちながら、お手入れが簡単、品揃えが豊富なので、きっとあなたに合った1台が見つかりますよ。
おすすめの商品
最後に、今回ご紹介したポイントを踏まえておすすめのソファをご紹介します。ぜひ、ソファ選びの参考にご覧ください。
こだわりのディティールとヴィンテージ感溢れる彩り デザインソファ2.5人掛け
チェスターフィールドスタイルの風格、圧倒的な存在感。美しく丸みをもたせたひじ掛け、それを飾る鋲、その英国風の伝統的なデザインは長く愛でられてきたもの。アンティークな雰囲気を醸しだし、リビングにいるだけで、まるで、ホテルのような高級感を放ちます。ヴィンテージ感あふれる、彩り、生地はヴィンテージレザーのような見た目のファブリック生地を使用、見た目のデザイン性をたもちつつ、ファブリックの優しさが感じられます。カラーはブラックの1色です。
理想のカタチを作る 大型字ヴィンテージデザイン コーナーソファ
アメリカンヴィンテージのクラブ風ソファ。もともとは社交場、クラブで使用されていたもので、シンプルなデザインとふっくらした厚みのあるフォルムが特徴。人が集まる憧れの空間へと誘い、憩うよろこびが生まれる、ゆったりとしたくつろげるようなつくり、まるで本物の革を長年使い込んだようなクラッキングレザーの風合いが上質な質感を醸し出しています。4種類のパーツを組み合わせることができ、、あなたのリビングにぴったりのサイズ、理想のカタチがきっとみつかります。
寛ぎの時間 アメリカンヴィンテージ リビングダインイング5点セット
どこか懐かしさが感じられるアメリカンヴィンテージソファ。生地には、水や汚れにも強い、キャメルブラウンのPVCレザーを使用。特殊加工から生まれる独特な光沢が高級感やヴィンテージ感をより一層際立たせます。限られたスペースを、広々と有効活用できる、リビングダイニングソファです。ソファとデザインを揃えたチェア、ベンチ、スツールもあり、それぞれのパーツをお好みの形に組み合わせることができます。
西海岸テイストヴィンテージデザインリビング家具 ジーンズソファ2人掛け
西海岸スタイルのブルーのソファがお部屋にカリフォルニアの風をふきこみます。「おしゃれなデニムをインテリアに取り入れたい、でもデニム生地は色落ちや耐久性が気になる。」そんな声にお応えして、耐久性が高くシワになりにくいポリエステル生地で、デニムの色合いを再現しました。主張しすぎない自然な生地で、好みや流行が変わってもインテリアに合わせやすく、長く使い続けられます。
3つの異素材でこだわりの形を作り上げるヴィンテージデザインソファ
レトロを愛する人のためにという思いで作られたこちらのソファ。どことなく時代を感じ、なつかしさを思いださせるスチールのフレーム、使い込むほどに味わい深さがましていく、天然木、そしてヴィンテージな雰囲気がただようキャメルブラウンのレザー。1つ1つこだわり抜いた異素材が、違和感なく組み合わさることによって、極上の雰囲気を作りだしています。また、この商品は長く座っても、疲れないよう柔らかすぎない座クッションにしています。背クッションはそれより少し柔らかく、背中をゆったりと預けることができます。