1. ソファの選び方・使い方
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湿気で思わぬところにカビ!ジメジメする季節を快適に過ごすコツ

湿度が高くなる季節に気になるのは室内のジメジメとカビです。梅雨から夏にかけて湿度が気になるシーズン、この夏こそは少しでも心地よく過ごせるように工夫しませんか?この記事では湿気の原因と対策、湿気対策におすすめのソファを紹介しています。

梅雨から夏にかけての湿気

すがすがしい春から初夏のシーズンが終わるといよいよ湿気との戦いの梅雨がやってきます。日本の夏は湿度も気温も高いので油断をすると命取りになるほどです。この湿度の高いシーズンにはどんなことが起こるのでしょうか。

梅雨から本格的なジメジメ

日本の住宅は気密性が高まったことで室内の気温を一定に保ち心地よく過ごせる一方で、室内の湿気が逃げ道を失っていることには目を背けられません。

地域差はありますが日本の夏は湿度が高く、6月から9月にかけて湿度が高くなります。湿度が60%を越えると不快指数が高くなり、気温の高さがさらに不快な環境に拍車をかけています。

空気がこもるとイライラ?!

部屋の空気が悪循環になることによってどんなことが起こるのでしょうか。閉めっきりにした部屋には湿気のほかにも、呼気などから排出され溜まった二酸化炭素も合わせて部屋の中にどんどんと溜まっていきます。

二酸化炭素が多い部屋にいると物事に集中できず、さらに湿気の不快指数が拍車をかけます。集中力の低下によってパフォーマンスが上がらなければイライラや気分の低下に繋がっていきます。

カビによる健康被害

部屋に湿気が多いと居心地が悪いだけでなくカビの発生原因になります。部屋にカビが発生してしまうと見えない胞子が空気中に漂うことになり、知らないうちにカビ菌を体内に取り込んでしまいます。

これによりアレルギーやアトピー、気管支喘息など様々な病気の原因となります。

部屋の湿気の原因は?

暑い季節は湿気が多いのは体感としてわかっていることではありますが、湿気がたまる他の原因はあるのでしょうか。日常生活で何気なく行なっていることが湿気の原因になっているかもしれません。

閉めっぱなし

締め切った部屋にたくさん人が集まると窓ガラスが結露することがありますよね。人の体からも呼気からも水分が放出され湿気が部屋にこもっていくのです。

お湯を沸かしたり調理をすればたくさんの蒸気が部屋の中に充満します。バスルームの換気扇をつけずにドアを解放して換気した気になっていると、湿気は部屋へ移動し湿度をあげてしまいます。

風通しが悪い

換気をしようと窓を開けていても、空気が移動しなければ意味がありません。効率のいい換気は、窓を2箇所開けることで風が入り、出られる通り道を室内に作ることで空気を移動させます。この際に大きく窓を開ける必要はなく、10センチ程度開けることで空気を動かすことができます。

いくら2ヶ所窓を開けたところで、どうしても空気がたまりやすい場所というのは間取りやレイアウトであるものです。そんな場所にはサーキュレーターなどを使うことで空気を循環させましょう。

湿ったものを置きっ放し

梅雨の時期はどうしても洗濯物を部屋の中に干さなくてはなりません。室内の湿度も高いのでいつまでも乾かず長時間干しがちですよね。

雨の日のアウターや靴は濡れているのでしまえずに置いておくと玄関周りの空気が湿っぽくなりがちです。梅雨の時期に限らず、脱いだ靴から出る湿気で玄関がモワッと湿度が高くなったりします。

湿気対策

湿気の原因が分かれば、どのあたりに湿気がたまりやすく、どんな条件が揃うと室内の湿度が高くなってしまうのかが見えてきます。それでは、高い湿度を解消して快適な室内を作る方法を具体的に考えていきましょう。

サーキュレーターを活用しよう

サーキュレーターを購入していても、うまく使えていなければ上手に空気を循環させることができません。まずは淀みがちな部屋、場所を探しましょう。

実際に換気している状態で、部屋のあちこちを歩き回り、空気の流れのないところを探すことで、違いを感じることができます。空気が動きづらいスポットは湿度が高くなりがちです。サーキュレーターを設置して人工的に風を起こして空気の流れを作りましょう。

除湿機

梅雨の真っ盛りや気温と湿度が高い真夏の時期に、窓開けでの換気で除湿をしようとしても逆効果になってしまうことがあります。

窓開けは1日のうちで気温や湿度の低い時間帯を狙うのがベストです。それ以外の時間はエアコンの除湿、雨降りの日は除湿機、そしてサーキュレーターの併用によって湿度と気温を上手に下げましょう。

レイアウトを変える

どうしても空気が淀んでしまう場所には、その場所にカビやダニが発生する危険性があります。サーキュレーターの活用以外に、家具の配置を再検討してみることで解決できるのか見直してみましょう。

風が通り抜けられるか、高さで壁になっていないか、窓を塞いでいないかなど、家具の配置を見直します。部屋に風が通れば、湿気の少ない涼しい部屋に変えることができます。

風が通るように家具の配置換えをすることで、視界も開けたすっきりと圧迫感のない部屋にすることができます。

湿気対策と家具

家具の配置や家電を使った対策で湿気対策をとっても、まだなんとなく暑苦しく感じていますか?あとは家具やファブリックの素材で見た目や触り心地などの対策、また家具のケアをすることで湿っぽく感じない部屋作りをすることができます。

クッションやラグの素材を変える

ポリエステルやアクリル素材のものは湿気の調節がしにくくムレを感じやすい素材です。特に裸足や半袖で肌を出して過ごす夏はクッションやラグの素材を直接肌で触れることが多いので、熱くこもった感じを受けます。

ソファ周りなどのファブリックをコットンや麻の天然素材に変えるだけで通気性が良く、肌触りがサラリとしているので夏でも気持ちよく使うことができます。

空気の流れを邪魔しない家具

ソファや収納を選ぶ時に空気の動きの妨げにならないものを意識して選んでみましょう。具体的には壁のようにそびえ立つ大きな家具は壁よりに、部屋の中央にソファを配置する場合は、空気の動きを妨げないローバックを選ぶと空気が動きやすくなります。

脚付きの家具を選ぶと床と家具の間に空間ができ、床に近い位置の空気が淀みません。このように選ぶ家具で部屋の空気の動き方が変わってきます。

夏場のファブリックソファ

拭き掃除ができる木製の家具などと違い、ファブリック使いのソファに染み込んだ汗は掃除がしづらくカビなどの原因になる場合があります。

汚れが気になり始めたら、重曹で掃除をしてみましょう。まずはファブリックの素材を確認した上で、重曹をまんべんなくソファにふりかけ、数時間置いた後に掃除機で吸い取ります。重曹の弱アルカリ性が酸性の皮脂よごれや汗を中和することで落としてくれます。

おすすめの商品

様々な種類のソファの中から、湿気対策がしやすいソファを厳選しました。それぞれのソファの特徴によって湿気のたまりにくい環境や、掃除のしやすさなど、ジメジメした季節を乗り切りやすい特徴のあるソファをおすすめとして選びました。湿気の多い季節もリビングのソファで快適な時間を過ごしたいものです。

シーンに合わせてレイアウト自由自在 カバーリングモジュールローソファセット

背もたれの低いローソファなら、ソファが空気を塞き止めることなく風通しの良い部屋の環境が作れます。またカバーリングソファなので、汗ばんだ体のまま座ってソファに汗や皮脂がついてしまっても、カバーを外して洗うことができます。カラーは様々なインテリアスタイルに合わせやすい明るいアイボリーとブラウンのバイカラー。このソファなら家族の人数、生活スタイルに合わせて好きなスタイルと組み合わせできるモジュールソファで快適なリビングルームが作れます。

個性が光る カバーリングモダンデザインローソファ 2人掛け

脚があるこのソファなら、床との間に十分な隙間があるのでソファ自体にこもった湿気を逃がすことができます。また、風通しがいいのでソファの周りに湿った空気が淀むことも避けられます。カラーは3色から選べます。カバーリングなのでカビが気になる季節に自分のタイミングで洗濯することができるのは大きな魅力です。機能面で充実しているだけでなく、ユニークな曲線のモダンなデザインが施されたこのソファなら、部屋に個性を与えてくれ、おしゃれ感がUPしますよ。

ゆるぎない美意識から生まれた 北欧デザイン木肘ソファ 2人掛け

シンプルながらも360度どこから見ても計算された美しさがある、北欧デザインのソファ。背もたれに角度があるので座り心地がいいのはもちろんのこと、壁寄りに置いた場合でもスペースができるため、背面に風の通り道ができます。木脚があることで床から座面までのスペースがあり、湿っぽい空気をソファから逃がすことができます。目にも涼しく心地よいリビングを作ることができるカラーをご用意しています。

理想のカタチを作る 大型L字ヴィンテージデザイン コーナーソファ

このソファの最大のおすすめポイントは軽量設計。ソファの移動が軽々とできるので、季節によって模様替えをすることも簡単にできるので、部屋の中の風の流れに合わせてソファの位置を変えることができます。ソファの拭き掃除をしたい時も楽に移動させながら合皮の拭き掃除ができます。湿っぽい季節に限らず1年を通して清潔に保てるのはいいですね。

上質空間 座り心地にこだわったポケットコイルリビングダイニング 4点セット

ダイニングセットとソファの両方を置くと狭くなってしまうことを解決してくれるリビングダイニングソファ。このソファなら生活動線にゆとりが生まれ、部屋の中の風通しが良くなります。椅子の下にも空間があるので、湿気がたまりにくくジメジメした季節も気持ちよく過ごせます。ダイニングとして使うと、食事の際の食べこぼしなどの汚れが気になりますが、カバーリングソファ なので汚れが気になったらすぐに洗うことができます。これなら湿気が多くカビがきになる季節も清潔なソファで過ごすことができます。

まとめ

夏の暑さと湿っぽさのダブルパンチが避けられない季節は、どこにいてもなかなか居心地のいい空間を作りにくいですよね。残念ながら家電だけでは解決しづらい湿気問題。ソファのレイアウトやサイズ感、スタイルの見直しをすることで風通しのいい部屋を手に入れられることがお分りいただけたのではないでしょうか。ぜひ記事を参考にしていただき、今までよりも過ごしやすいリビングで快適な夏を過ごしてくださいね。

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