まったり寛げるソファでの時間は、まさに至福の時。でも長時間座ったり長年同じソファを使ったりしていると腰に痛みを感じる人もいます。せっかくのリラックスタイムなので、腰痛とは無縁の方が良いですよね。ソファで座ったときの腰痛の原因や腰痛を防ぐソファの選び方をご紹介します。
寛ぎのソファで腰痛！？
ソファに座っているときの気になる腰痛についてご紹介します。
長時間座っていると辛い
ソファに座って気になる腰痛の代表格といえば、長時間座っているときに感じる腰の痛みです。座ってしばらくは快適に寛げているように思うのですが、時間が経つと共に鈍い痛みを感じてしまうことも。
特に背もたれにもたれかかってすわっているときに背もたれと腰の間のすき間が大きいほど腰痛を感じやすくなります。
体勢が安定する場所がいつのまにか決まっている
毎日のようにソファに座っていると、体勢が安定する場所がいつのまにか決まってしまってそれが腰痛の原因になっていることもあります。弾力のあるソファであっても、毎日同じ場所に座っているといつも同じ場所に負担がかかることになるので、徐々にではありますがクッションの弾力が部分的に落ちてしまいます。すると、いつも座っている場所とそうでない場所との間に弾力の差が生まれてしまい、同じような弾力の場所に座らないと体勢が不安定になります。
また、体勢が安定する場所に座ったとしても弾力が弱くなってしまうので、体が沈み込みやすくなり、これもまた腰痛の原因となります。
胡坐をかきたくなる
ソファに座っていて胡坐をかきたくなるのも腰痛のサインです。胡坐は足を組んで座るよりも骨盤が歪まないと言われていますが、多少なりとも沈み込みがあるソファで胡坐をかくと腰や背中が引っ張られた状態になるので長時間座ると腰痛を感じやすくなります。
また、胡坐をかきたくなるときは、比較的膝下の血流が悪くなっていることも。部屋の中を歩き回るなどすれば解消されることも多いので、胡坐をかきたくなったらちょっと足を動かすのもおすすめです。
ソファでの腰痛の原因
次に、ソファでの腰痛の原因をご紹介します。
姿勢
ソファで寛ぐといっても、座ったときの姿勢が乱れていると腰に負担がかかってしまいます。体育座りのように膝を立てて両手で抱え込むような姿勢をとったり胡坐をかいたりすると、快適なようで実は腰に負担をかけています。背筋と腹筋のバランスがとれた状態で座るか、完全にリラックスしたい場合は足をオットマンにのせて背もたれに体を預ける方が腰にとっては良いでしょう。
また、足を組んだりソファの脚に足をかけたりつま先だけを床に接地させるのもお腹に力が入りにくくなり、腰に負担をかけてしまうので避けましょう。
クッションが柔らかすぎる、へたれている
柔らかくてふわふわのソファは座ったときは快適ですが、長時間座るのには適していません。腰痛を防ぐには、ソファに座っていても体に負担がかからない座り方をすることが大切です。
特にクッションが柔らかすぎると必要以上に体が沈み込んでしまって、一番沈み込むお尻や腰、背中が体重を引き受けなければいけないケースもあります。ソファのクッションが柔らかすぎないか、また長年使っている場合はクッションがへたれていないかを確認しましょう。
座面の高さが体に合っていない
座面の高さが体に合っていない場合も腰痛になりやすいです。天井が低めに設計されていることが多い日本家屋には座面が低めのソファがよく合うと言われていますが、体のことを考えるならある程度の高さはあった方が良いです。
低すぎると足を投げ出した状態で座ったり胡坐をかいたりすることが必要になり、お腹に力が入りにくくなり腰に負担がかかります。ソファの座面の高さが低くても両足の裏をつけて座る、高い場合は浅く腰掛けて座るなど工夫をしましょう。
腰痛を防ぐソファの選び方
続いて、腰痛を防ぐソファの選び方をご紹介します。
両足の裏が床につく
腰痛を防ぐためにまず大切なのが、ソファに座ったときに両足の裏が床につくことです。両足の裏が床に着くことでお腹に力が入りやすくなり、腰とお腹の両方で体を支えることができます。ソファで寛いでいるとついつい足元に気が向きにくくなりますが、座っているときも足の位置に注目することで腰痛になりにくい姿勢を保てます。
また、腰にサポートが欲しい場合は、クッションを腰に当てるのも効果的です。もし、横になったりリクライニングを使ったりするときは全体重をソファに預けられるような姿勢にすると足の裏が床についていなくても快適に過ごせます。
ほどよい弾力のクッション
新しいソファを選ぶなら、ほどよい弾力のクッションのものを探しましょう。商品説明に「かため」「ややかため」と表示されているものは座面が板でない限り座っても姿勢を保ちやすい硬さになっていることが多いです。
素材から選ぶときにはウェービングベルトやウレタン素材、Sばねなどが使われているものを選ぶと良いでしょう。また、いくつかの素材を組み合わせた多層構造のクッション素材もおすすめです。
体圧が分散される
背もたれや座面のクッションの弾力と同じく、体圧がしっかりと分散されるかどうかも大切なポイントです。体圧が分散されないとお尻や腰が痛くなるか、体が沈み込んでしまうかのどちらかになります。
体圧が分散されるとクッションの広い範囲で体を支えることになるため、長時間座っても腰痛を感じにくくなります。テレワークや映画鑑賞などソファで長く過ごすことが多い場合は不可欠のポイントです。
腰痛になりにくいおすすめのソファ
腰痛になりにくいおすすめのソファをご紹介します。
選べる9カラーでお部屋を自由にデザイン ポケットコイル入りコーナーカウチソファ
上質な生地でリビングを上品にまとめてくれるコーナーカウチソファです。ソファ生地は8色から選ぶことができ、インテリアの雰囲気に合わせてコーディネートできます。コーナーソファでは珍しいレイアウトの変更ができるソファで、座面のクッションを入れ替えてコーナーの位置を左右好きな方に変更したり、3人掛けソファとスツールに分けたりできます。座面のクッションには高級ベッドマットレスにも採用されているポケットコイルを使用しています。座っても寝転んでも快適です。
理想のお部屋をデザイン 日本製 PVCレザーリビングダイニング 2人掛けソファ
上質なレザー素材が美しい2人掛けソファです。ブラック、アイボリー、ブラウンの3色あり、シンプルなデザインで光沢が少ないため、ビンテージテイストやモダンテイストなど様々なインテリアと組み合わせることができます。風合いの良いレザー生地はPVCレザーを使用しているので水分や汚れにも強く、固く絞った布で拭くだけでお手入れすることが可能。また、座面には体圧をしっかりと分散してくれるポケットコイルが使われています。ひとつひとつのコイルが独立しているから、体のラインに合わせてフィットします。長時間座っても疲れにくく適度な座り心地です。
リビングスペースを広く使える 2人掛けコンパクトソファ
リビングを広く使うことができる、コンパクトな2人掛けソファです。ソファの幅が113cmとコンパクトで、1人暮らしの部屋にも置くことができます。ソファと同じ生地を使用したクッションが2個付いていて、腰当てや膝に置くクッションとして活躍してくれます。座面の高さは脚が付いた状態で36cm、脚を外すと24cmでどちらでもしっかりと足の裏を付けて座ることができます。座面は柔らかさがありながらも体を支えてくれるSばねを使用。座面の奥行が44cmと深くて快適です。カラーはベージュ、ブラウン、ピンクの3色があります。
個性が光る カバーリングモダンデザインローソファ 2人掛け
個性的なフォルムが目を惹く、2人掛けのローソファです。全体的に丸みを帯びたデザインで柔らかい印象を与えてくれます。背もたれが低めに設計されていて一般的なローソファと比べると圧迫感が少ないのも魅力的。また、肘掛けも低めなので横になって枕代わりにすることも可能です。カラーはライトグレージュ、スチールグレー、チャコールブラウンの3色で、カバーは取り外して洗うこともできます。座面クッションはかためで座面の高さは31cmなので、長時間座っても疲れにくく幅広いインテリアと組み合わせられます。
心地よいリラックス空間 北欧モダンデザイン木肘ソファダイニング 2人掛けソファ
木目の美しい天然木を使用した2人掛けソファです。ラインにこだわって作られた木肘は、立ち座りするのに便利なデザイン。座面にはSばねとウェービングベルトが内蔵されていて、程よい弾力で体をしっかりと支えてくれます。また、背もたれの角度もリラックスしやすい110度に設計。クッションが硬すぎず柔らかすぎないので長時間座っても快適です。カラーはベージュとグレーの2色からお選びいただけます。セットのダイニングテーブルや1人掛けソファと組み合わせて人気のリビングダイニングスタイルを楽しむのもおすすめです。
まとめ
ソファで腰痛に悩まされることなく快適に座るには、座り方やソファのクッションの硬さなどに注目することが大切です。好みのデザインだけでなく、座って心地よいことを重視して体に合ったソファを選びましょう。ご紹介したおすすめ商品も参考に、腰痛知らずの快適ソファを探してみてくださいね。
