毎年梅雨の季節が近づくと、部屋の湿気やカビが気になりますよね。湿気やカビと言えば水回りに発生するイメージがありますが、実は家具にもカビ対策が必要です。家具は普段から使うからこそ、清潔に保ちたいアイテムです。そこで本記事では、梅雨入り前にしておきたい家具のカビ予防や、家具にカビが生えた時の対処法を紹介します。
梅雨シーズンに注意したい家具のカビ問題
まずは、梅雨シーズンに注意しておきたい家具のカビ問題について解説します。家具のカビが心配な方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
家具にもカビが生える?

部屋に湿気がこもると、家具にもカビが生えてしまいます。木製家具やレザー生地、ファブリック生地も関係なく、カビが生える危険性があるのです。
特に通気性が悪い間取りの部屋やレイアウトによっては、新品の家具にもカビが生える可能性があります。一度家具にカビが生えると周囲の家具にカビが移る場合もあるため、カビの予防や迅速な対処が重要です。
カビ予防におすすめの時期

カビは湿気が高い場所に発生するイメージがありますが、人にとって過ごしやすい環境でもカビが繁殖しやすくなります。生活をする場所では25℃が最もカビが活発になる気温のため、暖かくなる前のカビ予防が必要です。
梅雨が始まると、夏から秋雨のシーズンまでカビが生えやすい季節が続きます。そのため、カビ予防をするなら5月中には済ませておきましょう。
梅雨のカビに気を付けたい家具

家具にカビが生える原因の一つに、部屋のレイアウトがあります。家具を壁に寄せて設置していると風通しが悪くなるため、カビが生えやすくなり注意が必要です。
カビが生えた家具を使い続けると、カビが原因でアレルギーの症状を引き起こす可能性があります。特に肌が直接触れるソファやベッドなどは、カビ予防や早めの対処が重要です。
家具にカビが生えた時の対処法
家具にカビが生えても、早めに対処をすれば繁殖を防げます。そこで、家具にカビが生えた時の対処法を紹介します。家具を清潔に使い続けるためにも、対処法を把握しておきましょう。
ファブリック生地のカビ取り方法

ファブリック生地にカビが生えた時は、つけ置き洗いがおすすめです。40℃~50℃のお湯に漂白剤を溶かし、カビが生えた部分を浸して1時間程つけ置きします。その後洗剤液を洗い流し、乾燥させればカビ取り完了。
取り外せないファブリック生地には、最初にアルコール消毒スプレーをカビ部分にかけて消毒します。その後、漂白剤を溶かしたお湯をタオルに浸してパックをするようにカビ部分に被せます。一定時間置いたら、お湯を含んだタオルで洗剤液を取り除き、しっかり乾燥させましょう。
木製家具のカビ取り方法

木製家具のカビ取りをするには、アルコール消毒液を用意します。アルコール消毒液をティッシュやタオルに浸し、カビ部分とその周辺を拭きましょう。使用したティッシュやタオルは再利用できないため、掃除の後に破棄してください。
カビを拭き取っても跡が残るようなら、木製素材に使用できるカビ取りスプレーを用意してカビ部分に吹きかけます。最後に家具を日に当たる場所へ移動させ、完全に乾燥させましょう。
家具のカビ取りをする際の注意点

家具のカビ取りをする際は、作業をする人がカビを吸い込まないように注意が必要です。カビ取りをする前に部屋の窓を開け、換気しながら作業をしましょう。
ファブリック生地のカビ取りをする前には、目立たない場所に漂白剤を付けて色落ちしないか確認する必要があります。カビ取りが原因で生地を傷めないためにも、生地の端や裏側でテストをしてからカビ取りに取り掛かりましょう。
梅雨入り前にしておきたい家具のカビ予防
家具のカビ予防は、梅雨入り前に済ませておきましょう。そこで、梅雨入り前にしておきたい家具のカビ予防を紹介します。カビ取りの手間を節約するためにも、入念なカビ予防が大切です。
レイアウトを工夫する

家具のカビ予防には、レイアウトが重要です。風通しが良いレイアウトは家具に湿気がこもりにくく、カビの予防になります。家具を壁に寄せて設置している場合は、梅雨入り前にレイアウトを変更しておきましょう。ソファを部屋の中心に設置したり、ベッドを壁から少し離して設置したりすると、部屋に風の通り道を作れますよ。
また、窓際に家具を設置している場合は窓から入る湿気が家具にこもりやすいため、注意が必要です。窓の近くは風通しが良さそうに思えますが、家具は窓からは少し離れた場所への設置がおすすめです。
除湿グッズを活用する

立地や間取りが原因で、どうしても毎年梅雨にカビが生えてしまう部屋には、除湿グッズを取り入れましょう。狭い部屋でもコンパクトサイズの除湿器を取り入れるだけで、部屋の湿気を改善できますよ。
また、シーツやラグのカビに悩んでいるなら、除湿マットや除湿シートなどのアイテムがおすすめです。シーツやラグの下に敷くだけで除湿できるので、ファブリック生地のカビ予防になりますよ。
家具選びも重要!

梅雨シーズンのカビを予防するには、家具選びも大切なポイントです。家具を購入する際には、カビを予防できるデザインのアイテムを選びましょう。
家具と床がピッタリと付いたデザインは通気性が悪く、カビが生えやすくなります。ソファやベッドを選ぶなら、脚があるデザインや通気性が良い構造のアイテムがおすすめです。
まとめ
梅雨のシーズンは部屋に湿気がこもりやすく、家具にもカビが生える可能性があります。家具にカビが生えた時は、カビの繁殖や健康への被害を予防するためにも、早めの対処が必要です。ファブリック生地や木製家具など、素材に合う対処法を把握しておきましょう。また、家具のレイアウトやデザインに注意をするだけでカビ予防ができます。梅雨入り前にカビの予防を完了させておくと、秋までカビの心配なく清潔な部屋で過ごせますよ。
おすすめの商品
最後に、梅雨の湿気がこもりにくいデザインのソファを紹介します。毎年梅雨になると家具のカビが気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
カッコイイ 古木風 ヴィンテージカフェスタイルリビングダイニング 3点セット
部屋におしゃれで落ち着いた雰囲気を作る、リビングダイニングソファです。通気性の良い部屋作りにはリビングダイニングがおすすめですよ。水分や汚れに強い合皮生地なので、簡単な拭き掃除でカビ予防ができます。もし生地にカビが生えてしまった時は、アルコール消毒液を浸したティッシュで拭き取りましょう。カフェテイストやインダストリアルテイスト、ブルックリンスタイルの空間にピッタリのアイテムです。
アジアンリゾート気分 高級リラクシングヒヤシンスソファ 3人掛けソファ
高級感のある雰囲気を感じられる、自然素材のヒヤシンスを取り入れたソファです。ヒヤシンスは畳と同じ調湿性を持っており、湿度を調節して快適な空間を作ってくれますよ。ほど良い硬さの座面と柔らかい背もたれで、ゆったりと寛げます。品格のあるデザインと快適な座り心地が評価され、ホテルや飲食店にも多数導入されています。
スタイル自由自在で自分好みに作ることができる 伸縮型天然木すのこソファベッド
セミダブルサイズの広々としたすのこで、ゆったりと寛げるソファベッドです。ソファベッドなら部屋に設置する家具を減らせるので、通気性の良い環境を作れます。すのこを使用しているため湿気がこもりにくく、梅雨シーズンも安心です。すのこフレームを切り替えればソファやカウチ、ベッドなど、好きなスタイルでリラックスできますよ。
限られた空間を快適に心地よく コンパクトカウチソファ
脚を付けても取り外しても使えるカウチソファです。冬はローソファとしてこたつと一緒に使い、梅雨シーズンは脚を付けて通気性が良い状態で使えます。季節に合わせて部屋で快適に過ごせますよ。肘掛けと背もたれには14段階のリクライニング機能付き。カウチやベッドに切り替えられるので、好きなスタイルで寛げます。
省スペースで簡単 天然木すのこソファベッド
梅雨シーズンも安心の、天然木を使用したすのこベッドです。すのこが湿気を逃してくれるので、家具のカビが気になる部屋におすすめです。ソファベッドはサイズが大きい商品が多く、圧迫感が気になりますよね。こちらは伸縮タイプなので、狭い部屋の省スペースにも設置できます。子ども部屋や一人暮らしの部屋にも、スッキリとした明るい雰囲気を作るアイテムです。