「シンメトリー」や「アシンメトリー」という言葉をご存知でしょうか?絵画やファッションなどのデザインにおいてよく使われるワードですが、インテリアでも取り入れられています。おしゃれな部屋作りをするときに意識すると便利な「シンメトリー」と「アシンメトリー」についてご紹介します。
シンメトリーとは
まずは、「シンメトリー」についてご紹介します。
左右対称
シンメトリーとは「左右対称」という意味があります。インテリアにおけるシンメトリーとは、部屋をある角度から半分にしたときに左右同じようなレイアウトになるようコーディネートすることをいいます。左右対象のソファを置いたり、部屋のセンターラインに合わせて家具を配置したりします。
安定感がある
部屋をシンメトリーにコーディネートすると、安定感があるという印象を受けることが多いです。部屋の中にある家具の配置が整っているので調和がとれ、安心感がある空間づくりが可能です。心を落ち着けたい人やリラックスしたい人にぴったりです
単調にならないよう注意
安定感のあるシンメトリーのインテリアは、コーディネートするときには単調にならないように注意することが必要です。同じような色合いや素材の家具を集めて配置することは、安定感があるのと同時に物足りなさを感じてしまうことも。差し色を取り入れたり、同じ色調でも素材を変えてみたりするなど工夫してみましょう。
アシンメトリーとは
次に、アシンメトリーについてご紹介します。
左右非対称
アシンメトリーとは、左右対称のシンメトリーとは逆の「左右非対称」という意味があります。インテリアの一部分をとってみたときに互い違いになっていたり、左右でバランスが違ったりします。特に日本の伝統的な家屋は床の間や違い棚など、アシンメトリーを積極的に取り入れたものが多いといわれています。
動きがある
調和がとれていて安定感のあるシンメトリーに対して、アシンメトリーのインテリアは動きがあるのが特徴です。左右対称ではないからこそ演出できる流動的なラインやレイアウトを楽しむことができます。
ポイントで個性的なアイテムやカラーを取り入れるなどして空間の変化を見て楽しめます。子ども部屋や、みんなで楽しく過ごすリビングにおすすめです。
バランスを見ながらコーディネート
アシンメトリーのインテリアをコーディネートするからといって、何でもアシンメトリーにすれば良いというわけではありません。全体のバランスを見ながら過ごしやすい空間にコーディネートしましょう。
コーナータイプのソファを取り入れたり、カウチソファの片側の肘掛けだけ倒したりするなど、簡単にアシンメトリーを取り入れることが可能です。
シンメトリー・アシンメトリーを取り入れたコーディネート
続いて、シンメトリーとアシンメトリーを取り入れたコーディネートをご紹介します。
落ち着くシンメトリーリビング
落ち着くリビングを演出したい人には、シンメトリーにコーディネートしたリビングがおすすめです。
壁に向かって左右対称になるようにソファやテーブル、テレビを一直線になるように配置します。全て部屋の中心ライン上にあるため、安定感や安心感を感じながら寛ぐことが可能です。都会的なモダンインテリアやモノトーンインテリアとの相性が良いです。
個性的なアシンメトリー空間
個性的な空間を作りたい人には、アシンメトリーの空間がぴったり。左右対称にこだわる必要がなく、あくまでも自分が安心する配置にすればよいので気軽にレイアウトすることが可能です。
もし、さりげなくアシンメトリーにしたい場合は、部屋に置くアイテムのバランスを左右非対称にしてみたり、左右のどちらかに差し色をプラスしたりすると簡単にアシンメトリーのコーディネートが可能です。
ソファのサイドにカラーストールでアクセント
アシンメトリーとシンメトリーの両方のコーディネートにおすすめしたいのが、ソファの再度にカラーストールでアクセントを付ける方法。シンメトリーのコーディネートが良いと思いながらも、一定期間を過ぎると飽きてしまうことがあります。
また、アシンメトリーのインテリアが良いと思っているけれどあれこれ考えると悩むというケースもあります。そんなときには、カラーストールをソファのサイドにかけるだけで部屋の印象を変えることが可能です。小物をプラスしたり配置を変えたりすることで気分を変えてみましょう。
おしゃれインテリアに役立つおすすめソファをご紹介!
おしゃれインテリアに役立つおすすめのソファをご紹介します。
すっきりさと安心感♡2.5人掛けローソファ
すっきりとしたフォルムで安心感がある、2.5人掛けローソファです。座面の高さが約18cmと低めで、座ると目線が低くなり空間を広く見せることができます。ソファ独特の圧迫感がなく、小さな子どもやペットがいるファミリーにもおすすめです。ソファの生地には肌触りの良いファブリックを使用。高級感があり、年中快適に使用することが可能です。背もたれにリクライニング機能はありませんが、背もたれのクッションの位置を変えて好きな角度に調整することもできます。壁際の中心に置けばシンメトリー、左右好きな方に寄せればアシンメトリーにコーディネート可能です。
贅沢に空間を使える!ハイバックタイプの2人掛けソファ
リビングの主役として使うことができる、ハイバックタイプの2人掛けソファです。頭のあたりまである背もたれが特徴的なソファで、体をまるごと預けることができます。座面の高さは落ち着き感のある20cmに設計されています。座面は程よい弾力があり、柔らかさの中にも体を支えるサポート力があります。座面を展開すればカウチソファ、さらに背もたれも倒せばベッドスタイルを楽しむことも可能です。背もたれのリクライニングは14段階に調整でき、好みの角度で寛げます。モダンテイストなレザーを使ったブラックとホワイトのほか、さらっとした肌触りが心地よいネイビー、ベージュ、ブラウン、グレーの全6色からお選びいただけます。シンメトリーな空間にとてもマッチします。
素材もデザインもこだわりたい人に♡3人掛け天然木デザインソファ
素材もデザインもこだわって設計されている、3人掛けのソファです。北米産の天然タモ材を使用しており、明るいカラーで木目が美しいのが魅力です。ソファの座面と背もたれのクッションの生地にはお手入れが簡単な合皮素材を使用。目が細かくて上品な質感なので、柔らかい印象を演出できます。カラーはブラック、ブラウン、アイボリーの3色があります。また、クッションの中材にはシリコンフィルとウレタンフォームが使用されており、ふかふかとした中にもほどよい弾力があって快適です。
置くだけでアシンメトリー!上品ホワイトのフロアコーナーソファ
置くだけでアシンメトリーの空間が作れる、上品なホワイトレザーのフロアコーナーソファです。座ったときに目線が低くなるフロアタイプのソファで、自由にレイアウトを変えることができます。コーナーソファとして使うのはもちろんのこと、シェーズロングソファや対面スタイルにアレンジすることもできます。背もたれのクッションは取り外し可能で、角度を調整すれば好みの姿勢で寛げます。また、クッションを外せば奥行きが最大で70cmになるので、大人が横になって昼寝するのにも役立ちます。寒い冬にはこたつと組み合わせても相性抜群です。ソファの中材にはチップウレタンがたっぷり詰まっているので、ふわふわの座り心地を楽しめます。
気分で切替可能♪レイアウト自由なフロアコーナーソファセット
気分に合わせてレイアウトを自在にアレンジできるフロアコーナーソファセットです。シンメトリーにもアシンメトリーにも配置することが可能な、2人掛けソファと1人掛けソファ、オットマンの3点セットになっています。2人掛けソファと1人掛けソファはそれぞれリクライニング機能がついていて、フルフラットにすることも可能です。フラットにした1人掛けソファと2人掛けソファを組み合わせれば2人掛けのカウチソファに早変わり。全てのソファをフルフラットにして並べれば、ちょっとしたベッドとしても使えます。
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まとめ
間取りに合わせて好みの配置をしがちなインテリアですが、シンメトリーやアシンメトリーを意識してレイアウトするといつもとは違った印象の空間づくりができます。コーディネートするときには大型家具のソファの配置を決めるところからスタートすると組み立てやすくなります。
ご紹介したレイアウトの例やソファの種類を参考に、アシンメトリーやシンメトリーのレイアウトにトライしてみてください。