インテリアテイストには、それぞれ押さえておきたいカラーや素材があります。こんなテイストのお部屋を目指したいのだけど、どんなアイテムが必要なんだろう？と迷う方もいらっしゃるかと思います。
今回は、人気のインテリアテイストごとに取り入れたいカラー、素材を集めました。お部屋づくりの参考に、ぜひご覧ください。
北欧テイスト
機能美あふれるシンプルなデザインに、ほっこりとした温かみを感じる北欧インテリアは、日本でも人気の高いインテリアテイストです。木を使った素朴な雰囲気や上質な物を長く使おうとする精神は、日本にも共通する部分がありますね。ポイントを押さえて、憧れのオシャレなお部屋をめざしましょう。
メインにグレイッシュカラー
グレイッシュカラーとは、その名の通りほんのりとグレーがかった色のことです。特に北欧インテリアにおすすめなのが、グレイッシュパステルです。
ブルー、イエロー、ピンクなど、大きな面積を使うのは北欧インテリアに派手すぎるかも、という色もグレーがかることで大人っぽく優しい雰囲気になります。ラグやカーテンから取り入れてみるのはいかがでしょうか。
ぬくもりのある木
木でつくられた家具は欠かせない存在です。北欧テイストのインテリアと聞いて、まず第一に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ヨーロッパ北部に位置する北欧の国々は、日本と同じく森林が多いため、素材としても木と共存してきたのでしょう。ソファやテーブル、チェストといった大きな家具は木目のものを選びたいですね。
自然モチーフ
北欧諸国の冬は、太陽が出ている時間が短く、寒さの厳しい季節です。多くの時間を家の中で過ごすため、室内でも外の自然を感じられる動物や植物のモチーフが取り入れられています。ファブリックパネルや、クッションの柄で、ポップで明るい、楽しい雰囲気をプラスしましょう。
モダン
モダンとは、現代的、最新の、という意味を持つ言葉で、インテリアとしては、高級感のあるホテルや、高層ビルにあるオシャレなオフィスのようなかっこいいイメージのスタイルです。自然のものより、人工的でシャープな印象を与える素材やカラーが、押さえたいポイントです。
基本はブラック＆ホワイト
ベース～アソートカラーは、ブラック＆ホワイトのモノトーンが基本です。無彩色カラーで統一し、生活感を感じさせないお部屋を演出しましょう。
ブラック、ホワイトの配色比率で、印象がずいぶん変わります。清潔感重視の方は白多め、かっこよさや高級感重視の方は、黒多めがおすすめです。
無機質な素材
モダンインテリアに似合うのは、ガラスや金属、アクリルといった人工的で硬さを感じる素材です。つるりとなめらかな表面や、透明で開放的な雰囲気がモノクロカラーとマッチするのです。家具のパーツや照明、装飾品で取り入れたいですね。
直線デザイン
シャープな直線フォルムは、モダンスタイルを象徴するデザインです。テーブルやソファを選ぶときには、脚部分、ひじ掛け部分が丸みのある曲線なのか、直線なのかをよくチェックする必要があります。
大きな家具はお部屋の雰囲気を大きく左右するので、目指すインテリアスタイルのポイントを外さないよう気を付けたいですね。
アジアンリゾート
アジアのリゾート地といえば、マレーシアやインドネシア、フィリピンなどが挙げられます。かの有名なバリ島もインドネシアの島です。アジアンリゾートインテリアは、非日常的でありながら、くつろぐことができる不思議な魅力を持っています。お家で過ごす時間を大切にしたい方にはぴったりのスタイルですね。
リラックス感のあるブラウン
メインカラーは、落ち着きのあるブラウンでまとめるのがベターでしょう。植物由来のアイテムを取り入れたいので、木や土の色であるブラウンは、土台にピッタリのカラーといえます。
ブラウンといっても、薄い、濃い、黄味、赤味など、一言では表せない種類があります。お気に入りのブラウンを見つけるのも、インテリアを考える楽しみの一つになるでしょう。
自然素材の家具
東南アジアのリゾートホテルを思い浮かべてみてください。自然素材の家具が並んでいませんか？ぜひ取り入れたい素材が、ラタン、ウォーターヒヤシンス、バンブーのような自然由来の素材です。
熱帯雨林に生息する植物たちの生命力を感じられるのも、アジアンリゾートインテリアの醍醐味ですよね。また、これらの素材はメインカラーのブラウンだったり、ブラウンと相性の良い色合いのため、カラーコーディネートがちぐはぐになる可能性が低いというメリットもあります。
観葉植物
アジアンテイストの家具に合わせたい装飾として、観葉植物があります。グリーンが、アクセントカラーになりつつも、自然のものなのでミスマッチになりません。
空気清浄効果や、リラックス効果もある植物は、リゾートに欠かせないアイテムといえるでしょう。どんなアジアン風小物を置くか迷ってしまったら、まず先に観葉植物でお部屋を飾ってみてください。
ブルックリンスタイル
ブルックリンは、アメリカのニューヨーク郊外にある地区です。かつてこの地区は、工場や倉庫の立ち並ぶ工業地帯でした。後に若いアーティストや、クリエイターが移り住み、新しいトレンドの発信地となっていった歴史があります。このとき、閉鎖された工場や倉庫がリノベーションされ、独特な雰囲気をもつスタイルが確率されていったのです。
ダークカラー
工業地帯の建物の内装といえば、ブラックや、ダークブラウンなど、ダークカラーがメインですよね。目を引く家具は、男前で落ち着いた色の物を選ぶのが正解です。ブルックリンスタイルは、レンガをポイントにする事も多く、ダークカラーはこのレンガとの相性が良いこともあげられます。
金属
インダストリアルな金属は、ブルックリンスタイルの代表的なアイテムです。アイアンやスチールは、インテリアアイテムにもよく見かける素材ですので、そんなに敷居の高いものではありません。錆びてくすんだ金属がヴィンテージ感となって一役かってくれるのも、このインテリアの特徴です。
アート作品
歴史にも出てきたように、ブルックリンという街は若手アーティストの活動の拠点となっていました。オシャレなカフェやレストランと同じく、最新のアートショップもたくさんオープンしています。
お部屋のダークカラーに合わせた、黒板アートやパネル、アイアンオブジェなどを取り入れると、ぐっとブルックリンという街の雰囲気に近づきます。
カリフォルニアスタイル
西海岸風とも言われるこのスタイルは、太平洋沿いにのびたカリフォルニア州がイメージされています。ロングビーチが有名で、開放的な雰囲気が特徴的。海を思いながらゆったりと過ごしたい方にイチオシのインテリアです。
ビーチカラー
カリフォルニアスタイルを代表するカラーといえば、ビーチカラーのホワイトとブルーです。砂浜と海を表す色ですね。この2色をメインにコーディネートしましょう。
そして、ビーチでもう一つ目立っているのが、海沿いにあるビーチハウスや、ヤシの木を連想させるブラウンです。ホワイト、ブルーのみだと、涼し気になりすぎますが、ブラウンが加わることで、ビーチの暖かい空気感を演出できます。
デニム素材
カジュアルなデニム素材と開放的な雰囲気のカリフォルニアスタイルは親和性が高いと言えます。デニムの青が海の色と重なるのもGOODです。デニムソファやデニムクッションは、ぜひ抑えておきたいアイテムです。ところで、今となってはデニム素材で出来たジーンズが、元々作業着というお話が有名ですよね。
このジーンズ、カリフォルニアで発見された金鉱で、採掘作業をするために生まれたそうです。歴史的にもカリフォルニアとデニムは切っても切れない関係なのですね。
マリン雑貨
装飾に取り入れたいのが流木やシーグラス、貝殻やヨットモチーフのマリン雑貨たちです。もっと本格的にしたいと、本物サーフボードや浮玉を飾る方もいらしゃいます。
カリフォルニアスタイルは、シンプルさや大人っぽさが売りのインテリアと異なり、ビーチの喧噪を感じるような賑やかな雰囲気も取り入れたいところ。広い空間が寂しくならないよう、マリン雑貨をディスプレイしましょう。
インテリア別おすすめソファ
SOFA STYLEより、ご紹介したインテリアテイストにピッタリのソファをピックアップしました。ソファは、お部屋の雰囲気を左右する重要アイテムです。商品ページのお写真も参考に、よく吟味して選びましょう。
アースカラーと天然木の融合 北欧デザインソファ 2人掛けタイプ
自然素材の天然木フレームにぬくもりを感じるアースカラーで、これこそ北欧スタイル！と言っても良いでしょう。くつろぐための工夫を凝らした設計も、機能美を愛する北欧スタイルにマッチしていますね。
形を自由に作れる モダンデザインレザーソファリビングダイニング 2人掛けソファ
モダンインテリアのポイントである、直線的なデザインが光っています。とにかく無駄を省いたシンプルなフォルムで高級感があります。それでいて水や汚れに強く、お手入れがしやすいのも嬉しいポイント。ブラックのほか、ブラウンのカラーもあり、ナチュラルモダンや和モダンにも対応できます。
アジアンリゾート気分 高級リラクシングヒヤシンスソファ 3人掛けソファ
いかにも、東南アジアリゾートホテルに置いてありそうなデザインが目を引きます。職人さんが丁寧に編み込むウォーターヒヤシンスの家具は王室の御用達になるほど。調湿性のある素材なので、インテリア面だけでなく、お部屋の快適さにも活躍してくれます。
レトロなブラック スタイリッシュキルティング加工ソファベッド
スチールの脚がポイントのソファです。ダークカラーにキルティング加工がオシャレで、男前ながらもアーティスティックなブルックリンスタイルにぴったりです。背もたれに3段階のリクライニング機能がついており、リラックスタイムも快適にお過ごしいただけます。ソファベッドですので、お部屋のスペースを最大限活用できるメリットもあります。
デニムブルーとグレーの2色展開 西海岸テイスト 木肘ソファ
シンプルな造りですが、デニム素材、背面から見たときの木材が個性を出していますね。このようなデザインですと、ソファを壁に寄せる王道だけでなく、お部屋の区切りとして置くのも◎。インテリアコーディネートの幅が広がります。ブルーとグレーの2カラーをご用意しております。
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まとめ
こちらの記事では、インテリアがもつ独特の雰囲気を引き立てるコーディネートのポイントをご紹介してまいりました。お好きなスタイルは見つかりましたか？ポイントを押さえた家具や小物配置で、理想のお部屋づくりを楽しんでください。
