お仕事も勉強も、今は自宅で集中したい方は多いのではないでしょうか。集中力は思いの外、お部屋の環境から影響を受けるものです。ただでさえ暑く、作業が捗らない季節がやってきます。まずはお部屋のインテリアコーディネート術で、集中して作業に取り組める環境を整えてみませんか。
集中力を高めるレイアウトはある?
机やシェルフ、自分の部屋であればベッドやテレビを置くこともあるでしょう。あなたのお部屋は作業がはかどりますか?どのようなレイアウトにすれば、集中して勉強や仕事に取り組めるのかをご紹介します。
作業する机を置く場所は?
最も気をつけたいのは、やはりお部屋のどこに机を置くかでしょう。ぜひ実践していただきたいポイントを3つピックアップしました。
正面に窓がないこと
お部屋から窓の外を眺めるのは、良い気分転換になりますよね。一方で、机の向かい側に窓があると、ついつい外の景色を眺めてしまいます。
また、車が通ったり、鳥が飛んでいたり、木の葉が舞っていたり・・・と、自然界の動きが視界に入る場所はどうしても集中力に欠けてしまいます。机は窓に向かって置かずに、壁づけか、壁を背にして、正面は開けたスペースに配置するのがおすすめです。
背後にドアがないこと
続いてドアとの関係にも注目が必要です。お部屋に1人と分かっていても、なんとなくドアが開かないか、誰も部屋に入ってこないかは気になってしまうものなのです。
背後にドアがあると、どうしても落ち着かないという方は多いのです。ドアが視界に入るようなレイアウトにすれば、安心感が得られます。
エアコンの風が直接当たらないこと
自分のお部屋で集中力を高く保つためには、快適に過ごせることも大切です。四季のある日本では、お部屋ごとにエアコンが設置されているお宅も多いでしょう。
エアコンの風が直接当たる場所に作業机を置いてしまうと、暑すぎる寒すぎるという温度の問題の他、乾燥や、手元の書類が動いてしまうというデメリットが発生してきます。エアコンから少し離れた場所を選んでみてください。
部屋の明るさを調節できる照明がカギ
集中して作業に挑みたいのであれば、ぜひ手元の明るさを調節できるスタンドライトかデスクライトをご用意ください。部屋全体の明るさは抑えめに、作業をする手元だけを明るくするのが最も集中できます。
これは映画館効果と言われています。暗い部屋の中で、スクリーンだけが明るさを放っている映画館では、2時間強の映像を集中して見ていられますよね。近年は、目に優しいライトも多数販売されていますよ。
作業スペースと生活スペースは区切って
自分の部屋で作業をするなら、ベッドやソファのようなくつろぎスペース、ゲームやテレビといった娯楽スペースとは区切りが必要です。どうしても目に入ると気が散って集中できません。
先ほど出てきた映画館も、スマホの電源はオフかマナーモードですし、画面以外に気を取られる場所がないですよね。自室ならパーテーションで壁を作ったり、ラグでゾーニングをして、オンオフをはっきりさせましょう。
無視できないカラーコーディネート
カラーコーディネートはインテリアをおしゃれにするためだけのものではありません。色の効果を知れば、お部屋によって目的に合わせたコーディネートを組むことができます。
王道のブルー
ブルーは落ち着きや冷静さを与えてくれるカラーです。イライラしていたり、追い詰められたような精神状態では、とても集中して作業に取り掛かれません。ブルーはそんな心を落ち着かせる効果を持っています。
ブルーの効果で得られた集中力は、比較的長い時間続くとも言われています。仕事や勉強は長時間に渡ることが多いので、すぐに効果が切れてしまわないのは嬉しいですね。
柔らかなベージュやブラウンは主張を控えめに
「落ち着く、冷静になる」というよりも、「リラックス」という効果の強いベージュやブラウンは、心身共に休息を取るためのスペースにはピッタリのカラーリングです。
この効果が、集中して作業したい時には、気が抜けてしまう、眠たくなってしまうといったデメリットに。ベースはこれらのカラーでも、メイン、アクセントカラーで集中力をアップさせるカラーの方に注目を集めましょう。
集中力を保つ椅子の選び方
長い時間、集中力を保つためには、座り続ける事になる椅子選びも大切です。作業中も、一仕事終えた後も、疲れて身体が動かないなんてお悩みを軽減する椅子の選び方をピックアップしました!
座面の高さ調節が可能
デスクワーク用のチェアなら、ほとんどにこの機能がついているのではないでしょうか。足がきちんと床につくこと、足をつけたときに膝が90度に近い角度になる高さが疲れにくいと言われています。
背もたれ、お尻、太もも、足の裏まで、体重が分散されることが大切です。机の高さも調節できると更に疲れにくい環境を作り出せます。
柔らかすぎない座面
適度なクッション性は必要ですが、座面は柔らかすぎないものを選びましょう。柔らかすぎる座り心地のものは、身体の支えが不安定になります。
少し動くと姿勢が崩れてしまうので、正しい姿勢を続けるのは難しいでしょう。少し硬めの座面を選んで、座布団で調節するのも一案です。
おすすめの商品
ここからはSOFA STYLEより、集中力をアップさせるインテリアにピッタリのアイテムをご紹介します。お仕事、勉強がサクサク進むお部屋づくりにお役立てください。
最高技術「曲木」とウォールナットの背面が映える デザインチェア
作業スペースも含めてお部屋は大人っぽく、スタイリッシュにまとめたい方におすすめのデザインチェアです。後ろから見ても美しさを感じられる曲木の技術が魅力的です。デザインだけでなく、きちんと頭部を支えてくれるヘッドレストに、体重を分散させられるアームレストもついて、機能性もばっちり。安定して、正しい姿勢を保ちやすいため、長時間の作業でも集中し続けることができます。
自分だけの快適な特等席 高さ調節可能 ハイバックリクライニングチェア
デスクの前でそのまま休息をとりたいときには、リクライニング機能がついたチェアもおすすめです。背もたれだけでなく、フットレストも完備されていて、足のむくみ防止にも◎。人が集中していられる時間には限りがありますから、適宜お休みを入れて、効率よく作業を進めたいですね。ベーシックな4つのカラーを取り揃えていますので、お部屋の雰囲気に合わせてチョイスできます。
変わった形にヒミツあり!読書やパソコンにも 6段階リクライニング ゲーム座椅子
一人暮らし中など、床座スタイルのお部屋で生活されているかたも多いでしょう。通常の座椅子は、高さのあるチェアに座るよりも姿勢が崩れがちのため、疲れを感じやすくなっています。特に気をつけたいのが首と腰で、一度痛さに気づいてしまうと、なかなか集中力が戻ってきません。自然と骨盤がたち、真っ直ぐな背筋をキープしてくれる座椅子を選ぶようにしましょう。
美しい天然木仕上げ 北欧デザインスライド伸縮テーブルダイニング 4点セット
近年、子供部屋ではなくリビングで学習するお子さんが増えています。目の届く場所にいてくれると、やっぱり安心ですよね。勉強するときに集中力が途切れてしまう原因の一つが机の狭さです。教科書を積み重ねなければならなかったり、プリントの入った鞄がすぐ手の届かない場所にあったり。広々使える伸縮性のテーブルなら、兄弟で使っても一人当たりのスペースを大きく取ることができます。
ゆるぎない美意識から生まれた 北欧デザイン木肘ソファ 2人掛け
ワークスペースと生活スペースを区切るとき、パーテーションやシェルフではなく、ソファを置いてしまう方法もあります。この時気をつけたいのが、ソファの背面です。壁につけないので、背面まで同じ張地が続いているかをチェックしましょう。北欧デザインのソファは、後ろから見てもシンプルで無駄がなく、デスク周りに置いても視界の邪魔にならないのが高ポイントです。
まとめ
いかがでしたか?自宅でも集中して作業に取り組めるお部屋作りのポイントをご紹介しました。
①集中力が続くお部屋のレイアウト
②集中力を高めるカラーコーディネート
この2つを意識するだけでも、作業効率は随分変わってきます。まだまだテレワークや、隔日登校も続いていますので、自宅でも仕事や勉強が捗るお部屋を目指しましょう。