1. 部屋づくりのキホン
  2. 1156 view

【良い物を長く使う】無垢材家具の正しいお手入れ方法を徹底解説!

「食卓は毎日使う物だからちょっと良い物を使いたい!」とお考え方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、無垢材のダイニングセットです。

無垢材とは天然木の優しい風合いをそのまま残して加工された物で、お洒落なだけでなく家具としての耐久性も高い素材です。また無垢材家具は正しくお手入れをしてあげることで長く使い続ける事ができ、経年変化も楽しめますよ。そこで今回は無垢材家具の正しいお手入れ方法を詳しく紹介してきます。

無垢材家具の魅力

まず無垢材家具の魅力に迫っていきます。

自然の風合いを楽しめる

無垢材のなによりも魅力は自然の風合いを存分に楽しめる点です。天然木をそのまま伐採・製材しているので、自然そのものの感触・匂いを楽しむ事ができます。

また天然木には空気を清浄してくれる効果、湿度を一定に保ってくれる調湿作用も備わっているので、無垢材家具を置いているだけでお部屋の環境が良くなります。

使い込むほど味が出てくる

無垢材は人工的に加工された綺麗な木材とは異なり、使い込むほど味が出てきます。色が濃くなる木材もあれば、反対に色が褪せていく木材など、色合いだけでなく彩度や明度も変化していきます。

長年使い続けることでしか見れない変化もあるので、使い続ける楽しみがある素材です。

ひとつとして同じ家具が存在しない

人工的に加工・採寸された木はほぼ同じ形状、色合いになりますが、無垢材はひとつとして同じ家具が存在しません。

たとえ同じ種類の木でも成長に費やした歳月、切り取った箇所によっても見た目が大きく異なるため、自分だけのオリジナル家具を手に入れる事ができます。

上質な無垢材の特徴

次に上質な無垢材の特徴をおさえていきましょう。

木目の出方が美しい

無垢材は天然木の種類によっても木目が大きく異なりますが、しっかりと表情が読み取れる無垢は上質な木材の証です。夏場と冬場の気温差が大きい地域でゆっくりと成長した無垢は木目が緻密な物になりますし、長い時間をかけて育った無垢は年輪が詰まった物になります。

衝撃に強く耐久性が高い

ソファやテーブルなどの家具に使用される無垢は衝撃に強い物や耐久性が高い物が良いです。具体的な樹種でいうと、ウォールナット材やチェリー材、オーク材などがあげられます。

無垢材の正しいお手入れ方法

それでは無垢材の基本をおさえたところで、正しいお手入れ方法をみていきます。

〈用意する物〉
サンドペーパー(240~400番程度の物)
ウエス(綿製の布。使用しなくなったTシャツでも可)
当て木(なければシャープペンシルの芯ケースなどでも可)
オイル
タオル

表面の汚れ・キズを削る

まず最初に無垢材家具の表面の汚れやキズを削っていきます。当て木にサンドペーパーを巻き該当箇所を優しく擦っていきます。この時注意したいのが削りすぎです。

サンドペーパーは番号が小さいほど目が荒くなっていくので、特に汚れやキズが目立つ所は240番前後の物を使いましょう。全体を見通してキズや汚れが気にならなくなったら、400番前後の物で全体を馴染ませるように仕上げていきます。

水拭き

綺麗に削り終わったら固く絞った雑巾で水拭きをし、木表面の木くずを取り除きます。この時水分が多すぎてしますと木の表面に水が染み込んでしまうので注意が必要です。水拭きが完了したら風通しの良い場所で1~2時間ほど乾燥させましょう。

オイルを塗り込む

オイルは家具専用のオイルが望ましいですが、ない場合は食用油でも代用が可能です。乾燥がしやすいアマニ油やエゴマ油がおすすめです。オイルを染み込ませたウエスで無垢の木目に沿うように塗り込んでいきます。

オイルが多すぎるとベタベタ感が残ってしますので、最初からたくさんのオイルを使うのではなく、バランスを見ながら不足するようならオイルをつぎ足していくようにしましょう。

余分なオイルを拭き取る

該当箇所すべてにオイルを塗り終えたら、余分な油を拭き取ります。この工程を疎かにしてしまうとシミになってしまったり、ベタベタ感が残ってしますので丁寧に仕上げましょう。

完全に乾燥させる

余分な油を完全に取り除き終わったら、表面のオイルをしっかりと乾燥させます。風通しの良い日陰で12~20時間程度かけてゆっくり乾かしましょう。休日の朝やお出掛け前にお手入れをするのがおすすめです。

おすすめの商品

最後にソファスタイルおすすめの無垢材を使用したソファ・テーブルセットをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

選べる6パターンの張地 天然木シンプルデザインソファ 2人掛けタイプ

木目が美しいタモ材をフレームに使用した2人掛けソファです。さりげないデザインですが、質の高さが伺えますね。お部屋に置くだけでゆったりとした優雅な時間が流れます。カジュアルな雰囲気なソファですが、座り心地は確かな1台です。座面の基盤にはS字バネとウェービングベルトを採用しており、クッション部にはウレタンフォームを組み合わせました。疲れにくく、またへたりにくい構造なので長く付き合えるソファです。カラーはモスグリーン、ネイビー、ブラウン、グレーの4色からお選びいただけます。

カフェ時間 天然木ウォルナット無垢高級デザインリビングダイニング 2人掛けソファ

お家時間を充実させてくれる2人掛けソファです。高級レザーにパイピング&ボタン加工を施すことで、ちょっとレトロでお洒落なソファに仕上がりました。ダイニングで使うのはもちろん、リビングや寝室などお家のどこに置いても様になる1台ですよ。また肝心の座り心地ですが、少し硬めの座面に仕上げることで長時間座っていても疲れにくい仕様になっております。ちょっとした軽作業や読書にもピッタリですね♪まるでお洒落なカフェにいるかのような雰囲気を、心ゆくまでお楽しみください。

永く共に 選べる無垢材テーブルデザインチェアダイニング 3点セット

使い込むほどに味わい深くなる人気の無垢材ダイニング3点セットです。こちらのセットにはテーブル+チェア×2脚が含まれております。切り出した木をそのまま使える形に製材した無垢材を贅沢に使用したセットで、お部屋に置くだけで一気にお洒落な雰囲気が漂います。また無垢材はお部屋の湿度を一定に保ってくれる調湿作用も有しているので、通年通して快適な環境を作ってくれますよ。いつまでもずっと一緒に年を重ねて行きたくなるような、おすすめの1台です。カラーはベージュ、ブラウンの全2色。

優しい風合いで空間を彩る 天然木総無垢材ダイニング 5点セット

自然の温もりをお部屋に取り入れてみませんか、総無垢材のダイニング5点セットです。こちらのセットにはテーブル+チェア×4脚が含まれております。見ればみるほど惚れ惚れする木目の美しさですね。こちらのダイニングセットは2つの無垢材からお選びいただけます。白っぽく真っ直ぐに伸びた木目が特徴的なオークナチュラルは、お部屋をグッと明るく優しい雰囲気に仕上げてくれます。また落ち着いた色合いで使い込むほど風合いが増すウォールナットブラウンは、シックで深みのあるお部屋に仕上げてくれます。どちらも本当に魅力的で迷ってしまいますが、いずれのセットも長く付き合えるおすすめの逸品です。


SOFASTYLEの公式Instagramでは、皆さんのお洒落なお部屋をご紹介しています♪その他にも、おすすめの商品やコーディネートのポイントもアップしています!インテリア好きの方は要チェックですよ。ぜひいいね&フォローをお願いいたします♡

まとめ

今回は無垢材家具の正しいお手入れ方法をご紹介しました。無垢材は自然の風合いそのままを楽しめる家具であり、正しくお手入れをしてあげることで長く使い続けられる素材でしたね。

★無垢材家具の魅力
・自然の風合いを楽しめる
・使い込むほど味が出てくる
・ひとつとして同じ家具が存在しない

★上質な無垢材の特徴
・木目の出方が美しい
・衝撃に強く耐久性が高い

★無垢材の正しいお手入れ方法
①表面の汚れ・キズを削る(汚れが強い部分は粗めのサンドペーパーを使用)
②水拭き(必ず固く絞った雑巾で拭くこと)
③オイルを塗り込む(少量のオイルを薄く伸ばすイメージで)
④余分なオイルを拭き取る
⑤完全に乾燥させる(風通しの良い日陰で12~20時間ほどかけて乾燥させる)

無垢材はしっかりと手を加えてあげることで、本当に様々な表情を見せてくれます。長年使い込まれた無垢材家具は、他のどんな高級な家具よりも味があり魅力的ですよ。ぜひ上手にお手入れをして、お気に入りの家具と共に時間を刻んでいってくださいね。

部屋づくりのキホンの最近記事

  1. 【ソファーのスプリング4つ】違いを知り最適なタイプを知ろう!

  2. 【ダイニングソファのおすすめ5選】メリット&選ぶコツも解説!

  3. アンティーク・レトロ・ヴィンテージのソファは何が違うの?

  4. ル・コルビジェソファについて解説!おすすめソファ5選を紹介

  5. 【癒しのくつろぎ】天然木・無垢材ソファの種類&おすすめ10選

関連記事

ソファスタイル

おすすめの記事

最近の記事

PAGE TOP