「腰痛持ちにソファはよくない」ってよく耳にしますが本当にそうなのでしょうか。確かに腰やお尻に負担がかかりやすいソファも中にはありますが、ソファ全般が腰に良くないという訳ではありません。
今回は、ソファに座って腰痛が起きてしまう原因や腰に優しいソファの特徴を解説!正しい腰掛け方や腰に優しいおすすめソファも併せてご紹介するので、腰痛にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
ソファは腰痛を悪化させる原因?
それではなぜソファが腰痛になりやすいと言われているか、その原因をみていきましょう。
長時間座っていると血行が悪くなる
ソファに限ったことではありませんが、ソファに長時間座っていると身体の、特に下半身の筋肉が緊張して血行が悪くなります。血行が悪くなることで腰痛の原因になったり、足が浮腫みやすくなります。
ソファに長時間座りたい方は、体勢を変えやすいように考慮された座面が広い物やカウチタイプの物を選ぶのが良いでしょう。
姿勢が悪くなりがち
ソファは椅子と異なり座面や背もたれのクッション性が高く、全身を背もたれに預けてドカッと座ってしまう方も多いのではないでしょうか。実はこの体勢、身体にかなりの負荷がかかっています。骨盤が寝てしまうことで内臓が圧迫されますし、腰や首などにも大きなダメージを与えています。
ソファに座る際は少し姿勢を気をつけるだけで、これらの負担は軽減させることができます。(この記事の最後にソファの正しい腰掛け方を紹介しています。)
そもそも体格にソファの大きさが合っていない
意外と盲点なのが体格にソファの大きさが合っていないこと。立ち座りの際に腰や膝に負荷を感じる場合は、座面の高さが合っていない証拠です。
よく立ち上がる際にギックリ腰を起こす方がいますが、ソファの大きさが合っていない可能性が高いです。立ち座りの際に負担をかけないソファの高さは個人差があり、おおよその目安ですが身長×0.25cmと言われています。
腰に優しいソファとは
それでは腰に優しいソファとはどのような物なのかみていきましょう。
ソファの高さ
ソファの高さですが、フロアソファなど特に背が低いソファはおすすめできません。というのも、座面が低いことで膝を直角に曲げることができないので、座る姿勢も悪くなりがちですし、立ち上がる時にかなり腰に負荷がかかります。
先述しましたが、身長×0.25cm前後の座面高の物を選ぶのがおすすめです。
座面の硬さ
座り心地を左右する座面の硬さですが、柔らかすぎるものはおすすめできません。なぜなら座面が柔らかすぎる事でお尻が沈み込みすぎてしまって猫背を誘発しますし、やはり立ち上がる時に腰に負担がかかります。
座面は少し硬めの物を選ぶと立ち上がる時も楽ですし、長時間座っていても腰に負担がかかりにくいです。
サポート力
ソファというとどうしても座面に目がいきがちですが、実は背もたれも大切なパーツのひとつです。背もたれは全身をしっかりと支える役割があり、柔らかすぎても硬すぎてもいけません。
ウェービングベルトやウェービングテープなど、”面”でサポートをしてくれる素材が使用されていると、背中や腰に負担がかかりにくいです。また物によってはランバーサポートと呼ばれる腰当て、クッションが付属しているソファもあり、腰痛持ちの方には特におすすめできるソファです。
正しいソファの腰掛け方
この項では身体に負担がかかりにくいソファの腰掛け方をみていきます。
深く腰掛け背筋を伸ばすように
まずソファに深く腰掛け軽く背筋を伸ばします。背もたれと座面の間にお尻を押し込むようなイメージで座りましょう。
骨盤を起こすように意識して
『骨盤を起こす』というのはイメージがしにくいかと思いますが、背筋を伸ばす事で自ずと骨盤は起き上がります。背もたれにドッシリと背中をつけるのはNG。せっかく背筋を伸ばして起こした骨盤が倒れてしまいます。
腰はしっかりと背もたれにつけて良いですが、背中は軽く当たっているかな、ぐらいの感覚で背もたれに寄りかかると良いです。
両足は床についている方が望ましい
両足は膝を直角に曲げて床に接地していると良いです。この形が身体にとって1番自然で無理のない状態になります。
よく『ソファに座るとついつい足を組んでしまう』という方がいますが、足を組むと骨盤の歪みにつながるのでなるべく組まないように心がけた方が良いです。深く腰掛けて骨盤を起こすという正しい姿勢が取れていれば、足は組みづらくなるはずです。
腰に優しいおすすめソファ6選
最後にソファスタイルおすすめの腰に優しいソファを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※使い心地には個人差があるため、腰痛が発生しないことを確約するものではありません。あらかじめご了承ください。
深く沈みこまない弾力のある座り心地 ローソファ 1人掛け
ほどよい弾力で身体を支えてくれる1人掛けソファです。座った時に深く沈みこむことがないので、腰に優しい座り心地。奥行きのある座面と厚めの背もたれでゆったり寛げます。肘のないすっきりとしたデザインなので、ワンルームのお部屋にもぴったりです。もう1台追加して2人掛けソファとしても使えます。
底つき感なしの疲れにくい快適設計 ファブリックソファ
こちらの2人掛けソファは、天然木フレームとファブリックの張地の組み合わせがおしゃれ♪やわらかさと弾力のバランスがとれた背もたれが腰を優しくサポートします。付属のミニクッションは肘掛けやランバーサポートとしてお使いください。カラーは、アイボリー・グレー・ミントグリーンの3色からお選びいただけます。
天然本革が暮らしをランクアップ リアルレザーソファ 2人掛け
天然本革を使用した本物志向の2人掛けソファです。ポケットコイルやウェービングベルトなど複数の素材を多層に重ねた構造で、長時間座っていても疲れません。また背もたれには腰に優しいランバーサポートを組み合わせているので、驚くほど楽な体勢でお寛ぎいただけます。カラーはブラック、ブラウン、アイボリーの全3色。
最高級のデザイン&座り心地 フランス産フェザー入りモダンデザインソファ 幅145cm
洗練された上品なソファをお求めの方に自信をもっておすすめできる2人掛けソファです。座面には高級マットレスにも使用されているポケットコイルを敷き詰めているので、体圧が分散され身体に負担がかかりません。また背もたれにはフランス製の上質なフェザーを採用。包み込まれるような優しい感触は羽毛ならではの特権です。
14cm脚付きでソファ下の掃除も楽々 肘・背もたれ可動式3人掛けソファ ブラウン
ランバークッションが付いたこちらのソファ。クッションが腰を優しく支えてくれるので、安心して腰掛けることができます。背もたれは前後2段階に動かせるので、座面の奥行きを変更可能。肘掛けも可動式になっているので、寝転ぶのにもぴったりのソファです。落ち着いたブラウンカラーはどんなお部屋にも馴染んでくれます。
【搬入・設置無料】馬場家具 匠の4WAYソファ 幅211cm (グレー×ネイビー)
100年近い歴史をもつ老舗家具メーカー「馬場家具」のソファは職人が手作業で製作。腰部分のクッションが少し硬めに設計されており、立っている時と同じ姿勢をキープでき腰にも優しい仕様です。また、S字バネや3層構造のウレタン、シリコンファイバーと中材にもこだわっており、快適な座り心地が長く続きます。
【まとめ】腰に優しいソファで快適に過ごそう
今回は、ソファに座って腰痛が起きてしまう原因や腰に優しいソファの特徴、正しいソファの腰掛け方、腰に優しいおすすめソファをご紹介しました。
★腰に優しいソファの特徴
・奥行きが広くゆったりと腰掛けられる
・体勢が変えやすい
・普通~やや硬めの座面がおすすめ
★正しいソファの腰掛け方
・深く腰掛け背筋を伸ばす
・骨盤を起こすように意識して
・両足は床につけておくのが望ましい
様々なタイプのソファが販売されていますが、自分の身体の状態・体格に合ったソファを選ぶことが大切です。ぜひあなたにピッタリのソファを見つけて、思う存分癒やされてくださいね。