大切なお客様をお迎えする応接室にはレイアウトのポイントがあります。ポイントを無視して応接セットを配置すると、お客さまに失礼になってしまう可能性も。これから企業する方や事務所を新設される方は、ぜひチェックしておくのがおすすめです。こちらの記事を参考に、応接室の基本知識を学んで好印象の応接室を作りましょう。
応接室ソファについて
応接室ソファとは応接室に置くソファのことですが、具体的にはどんなソファのことを言うのでしょうか。まずは応接ソファの特徴を紹介していきますね。
応接室とは
応接室というと、企業の社長などが使用している応接室を思い浮かべますが、もう少し気楽な簡易応接室や、住宅の応接間なども応接室の仲間です。
応接ソファの特徴
応接室ソファは、お客様を迎えるためのソファなので、あまりカジュアルなものは向きません。シンプルで誰にでも好まれるデザインのソファが適しています。
また、長時間の話し合いが想定されるので、背筋を伸ばしたまま長時間座っても疲れない、少し座面が硬めののソファを選びましょう。
応接ソファの素材
応接ソファは、高級感のあるレザー製の場合が多いですが、企業のイメージに合わない場合はファブリック製でも問題はありません。
ただし、ファブリック製は汚れが付きやすいというデメリットとがあるので、汚れが目立たないカラー、またはカバーを外して洗えるタイプを選びましょう。
応接ソファにおすすめの色
応接ソファの色は何色を選べば良いのでしょうか？企業によってさまざまな考え方がありますが、今回はスタンダードな色をご紹介します。
ブラック
やはり応接室のソファで一番に選ばれる色はブラックです。お客様に信頼感を与えるカラーのため、やはりスタンダード。
しかしブラックは重苦しい雰囲気もあります。金融関係や、公的な施設などの場合はブラックがおすすめですが、必ずしも黒である必要はありません。
ブラウン
ブラウンのソファは黒のような重厚感がありながら、黒よりも少し柔らかい印象が特徴です。
風水的にも、大地の色ブラウンは作物が育つ色。仕事がうまくいき、大きく育つ色です。
アイボリー・ベージュ
アイボリーやベージュのソファを配置した応接室は、とても明るく爽やかな印象になります。女性のお客様や家族で来られるお客様が多い場合は、このような明るい色が好まれます。
自宅に応接室を作る場合にも、明るい色合いのソファはおすすめです。
応接室のレイアウト&上座下座について
日本人が気にする「上座」「下座」は室町時代から安土桃山時代に発展した書院造りと呼ばれる住宅形式がもとになっています。日本人に深く染み込んだ席次(せきじ)は、ビジネスの場では非常に重要なポイント。気になる応接室のレイアウトやソファの配置について詳しく解説したいと思います。
ソファの組み合わせの定番は？
応接室のソファのセットは、I字ソファが1つと1人掛けソファが2つ、そしてセンターテーブルという組み合わせがもっともポピュラーです。お客様が多い場合も考えられるので、I字ソファは3人が余裕で座れるサイズがおすすめです。
ソファのレイアウトは上座・下座も意識！
ソファの種類には格があります。長いI字ソファが1番の上席で、その次が1人掛けのソファ、そして肘掛けのないソファ、背もたれのないソファと続きます。入り口から遠い場所が1番の上座、入り口に近くなるほど下座になります。
応接室にふさわしいレイアウトにするなら、奥にお客様に座ってもらうためのI字ソファを置き、センターテーブルをはさんで、入口側に自分たちが座るための1人掛けのソファを配置します。
ソファの配置の注意点
上座・下座について解説しましたが、「とにかくお客様は奥に！と覚えてしまうのは間違いのもと。あくまでメインはお客様に気持ちよく過ごしていただくことです。
絵画や掛け軸、窓からの景色など、お客様に見ていただきたいものがある場合、それが見やすい席が上座となります。
応接室に適したほかの家具の選び方
応接室には、ソファのほかにも家具を置くのが一般的。お客様をもてなすための応接室には何が必要なのでしょうか？
センターテーブル
応接室に置くセンターテーブルは、一般的なセンターテーブルよりも少し高めの45cm前後が適しています。パソコンを使ったり、何かを書いたりするには少し高さがあったほうが使いやすいからです。
また、テーブルの下に棚がついていると、書類の一時的な置き場や、お客様の荷物置き場にできるので大変便利です。
サイドテーブル
応接室のテーブルは、お茶と書類、パソコンなど置くものがたくさん。商談中に書類の置き場所に困ってしまうことは珍しくありません。
そんな時、サイドテーブルがあると大変便利です。花瓶を置いたり、灰皿を置いたり、電話を置いたりもできるので、応接室にはぜひ置いておきたいものです。
会議室と兼用する場合
応接室を会議室としても利用したい場合は、テーブルの高さをソファの座面より約30cmほど高くすると、仕事用の机のような感覚で使用できます。
もちろん大きめのサイズの方が、会議室としての利便性は高くなります。会議室としての利便性を高めたい場合は、重いソファよりも軽快なチェア風のソファにするのがおすすめです。
応接室にぴったりのおすすめ商品
最後に、SOFA STYLEおすすめの商品をご紹介します。ぜひ理想の応接スペースづくりの参考にご覧ください。
セットが選べるモダンデザイン応接ソファ 2人掛けソファ
こちらのベーシックな応接ソファは、きちんとした姿勢をキープしやすい、硬めの座面が特徴です。素材は、高級感がある合成皮革。掃除やメンテナンスにも気をつかいません。脚を外しての使用も可能で、重厚感のあるスタイルを求める方にもぴったり。ロースタイルでもワンランク上の空間を演出してくれます。
理想空間 高級木肘デザイン応接ソファシリーズ ソファ＆テーブル 4点セット
天然木を使用した、高級感のある応接ソファです。肘掛けは特に劣化しやすい部分ですが、木製なのでその心配もありません。あまり場所をとらない薄型設計で、狭い応接室もOK。センターテーブルの天板の下には棚がついているので、テーブルが書類でいっぱいになってしまった場合の一時置き場にできます。
贅沢に気品のあるホワイト シンプルモダンカウチソファ 3人掛けタイプ
ビジネスシーンと自宅のリビングルーム、どちらでも使える上品なソファ。たっぷりとした背もたれや、柔らかいアームレストが魅力です。ご自宅の応接間や、美容関係のカウンセリングルーム、待合室などにも適しています。モダンな雰囲気の脚は取り外し可能。簡単に表情の違いを楽しめます。
形を自由に作れる モダンデザインレザーソファリビングダイニング 4点テーブルセット
こちらのソファはリビングでも使える少しカジュアルなデザイン。簡易応接室や、応接室兼会議室向きのセットです。テーブルはデスクと同じ感覚で使えるので、お客様に書類を見せながら説明するのも、何かを書いてもらうのにも最適です。パソコンを使う際も、無理のない姿勢で長時間使えるので会議もはかどります。
レイアウト自由自在 大型L字モダンデザイン ソファ＆サイドテーブルセット
応接室に温かみをプラスしたいなら、ファブリックソファがおすすめです。こちらはシックなグレーの生地を使用しており、来客時にもぴったり！大型のソファセットですが、1つ1つのパーツに分かれているため、扱いはラクラク。お客様に合わせてすぐに配置も変えられます。サイドテーブルは2口コンセント付き。
応接室におすすめ！ソファに合わせたい家具
テーブルやラグなど、応接室にはほかの家具も必要ですよね。SOFA STYLEと姉妹サイトのCOVEARTHから、応接にぴったりの商品をご紹介します。
セットが選べるモダンデザイン応接ソファ サイドテーブル
こちらは応接室にぜひ置きたいおすすめのサイドテーブルです。手狭になりがちな応接室のセンターテーブルを補助してくれます。お出ししたお茶やスマートフォン、めがね置き場、電話機やパソコン置き場にもぴったり♪応接室を華やかにする花瓶などを置くのにも役立ちます。シンプルなデザインのサイドテーブルなので、どんな応接セットにもしっくりと馴染んでくれますよ。
和の風合いをお楽しみいただける ノグチテーブル 12mmタイプ
往年のデザイナー・イサムノグチが手掛けたこちら。ガラスの天板×木製の脚が美しいデザインで、応接室にふさわしいアイテムです。重厚感のあるブラックのレザーソファによく合い、ワンランク上のスタイルに演出してくれます。脚の色はウォルナットとブラックをご用意。メーカー1年間保証の付いた、安心のリブロダクト品です。
近代的で美しいデザインが特徴的な ベルギー製モダンデザイン ウィルトン織ラグ
応接室におすすめの、デザインラグもご紹介します。こちらはベルギーの伝統的な「ウィルトン織り」のもので、重厚感もあります。手作業で織られたような品質の高さと耐久性が特徴です。ウールのような風合いに加工し、快適な踏み心地に。カラーはアイボリーとブラックの2色をご用意しています。
【まとめ】応接室にぴったりのソファを選んで！
応接室には他の部屋と違い、お客様を不快にさせない決まりがあります。しかしそれだけを守れば良いわけでもありません。企業のイメージに沿った快適な空間づくりを念頭に置き、ふさわしい応接室づくりをしてくださいね。
