1. ソファの選び方・使い方
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長く使いたいなら知っておこう♪へたらないソファを見分けるコツ

ソファなどクッション系の家具は、使っているとへたれてきてしまい、以前の座り心地が無くなってしまうこともあります。今回はへたりにくい特徴を備えたソファや、私たち利用者ができるへたらない対策をご紹介します。

ソファがへたると問題?

そもそもソファがへたれてしまうと、どのような問題が生じるのでしょうか。

座り心地がダウン

解りやすいのは座り心地です。購入当初はふかふかだったソファも、へたれてしまうとぺらぺらになってしまいます。椅子に比べてクッション性が高く、リラックスしやすいことがソファの特徴。

しかしへたれてしまっては、椅子以上にフレームや骨組みの硬さを感じてしまいます。フロアソファやマットレスタイプの場合は、床の冷たさが伝わりやすくなるのもデメリットです。

見た目の形状にも変化が

またソファにインテリアとしての役割も求めている場合は、見た目の変化にも注意が必要です。へたれたソファは弾力性も低下しており、誰かが座って沈みこんだ状態から元に戻る際に時間がかかります。最悪、凹んだ状態から戻らない可能性もあるでしょう。

見た目がいかにもくたびれていますというソファは、オシャレとは言えません。クッション部分が多くボリューム感を謳っているソファほど、へたれた時の見た目の変化は大きいです。

へたらないソファを選ぶメリットは?

デメリットを回避するためにも、へたらないソファを選ぶことは大事です。

見た目や座り心地はそのまま

へたらないソファであれば、見た目も座り心地も変わりにくいです。またへたらないソファは耐久性が高いとも言えます。長期にわたって使い続けられるのはもちろん、1日中座り続けても弾力性を維持しやすいメリットがあります。

朝は弾力がしっかりしていたのに、夕方にはもうくたびれている、そんな心配も不要です。

長期的なコスパも良い

費用の面でもメリットがあります。同じソファをずっと使い続ければ、その分買い替えにかかる費用は発生しません。

新しくソファを購入するのであれば、当然古いソファは破棄するはず。ソファはよほどコンパクトでもない限りは粗大ごみになってしまうでしょうから、処分にかかる費用も少なくありません。へたらないソファを選ぶことで、購入費だけでなく処分費用も抑えることができます。

へたらないソファを見分けるコツ

ではへたらないソファを選ぶには、どんな点を見ればよいのでしょう。

座面などのクッション部分に注目

まずは座面や背もたれなどのクッションです。ポイントはクッションの大きさだけでなく重さや密度もチェックすること。

中綿がしっかり入っている弾力性の高いソファであれば、本体に掛かる負荷も吸収しやすく、多少の凹みからも回復することができます。一方元から中身がスカスカのソファでは、新品であってもフレームや床の硬さが伝わりやすいです。

座って立った後で形が元に戻るかどうか

もし店頭にあるソファなら、実際に座って確認してみましょう。しばらく座ってみて、立った後に座面の形が元に戻るなら、へたっていない証拠です。ソファによっては中綿の量や密度などを提示してくれていることもあります。しかし、例えば10㎠あたりに100g詰まっていますと言われても、それがどの程度の弾力を持っているかは分かりづらいものです。

また中綿がたくさんの方が良いとはいえ、硬すぎるソファは嫌という方もいるでしょう。ソファに直接座ることで、自分にとってちょうどよい弾力性かを確認することもできます。

重さを支えられる素材を採用しているか

クッションの量だけでなく、スプリングなど内部構造においても、重さに強い素材であることは重要です。見た目にボリュームがないソファであっても、内側がしっかりしていれば耐久性が高く、へたらない状態をキープすることができます。例えばスプリングならポケットコイル、中綿ならウレタンやマイクロビーズなどがおすすめです。

ウレタンは多重構造型など、より耐性の高い加工が施されたタイプもあります。見た目の大きさを問わないのであれば、省スペースを重視する方にも選べるのは嬉しいですね。

耐久試験などの合格表示もチェック

耐久性の高さについては、メーカーごとに試験を実施していることもあり目安にぴったりです。試験をクリアした表示があれば、そのソファは耐久性が高いと言え、誰にでも分かりやすいのも◎。JISなど、国際規格のクリア表示であればより安心です。

ソファをへたらせない工夫も大事

長くソファを使うためには選び方だけに気を付けるのではなく、へたらせないための工夫も必要です。

あくまでへたりにくくするための機能

そもそも、全くへたらないソファというものは存在しません。へたらないソファと銘打っていても、徐々に徐々に消耗していくことは理解しましょう。

耐久性が高いソアは、消耗をどれだけゆっくり、遅くできるかを示していると言えます。だからこそ、私たち利用者も工夫して使うことで、より長い間へたらないソファになるのです。

定期的に座る位置を変える

工夫といっても、複雑なお手入れをする必要はありません。もちろん掃除などのメンテナンスは必要ですが、座る位置に配慮するだけでもソファをへたりにくくすることができます。

2人掛けソファに1人で座る場合、どちらか片方だけに座っていませんか?無論2人で座る場合も、大柄な方が座る方が負荷もかかりやすいです。1か所だけに集中して負荷をかけるのではなく、たまには逆の位置に座る、ゆったりと真ん中に座ってみるなど、均等にしましょう。

ソファの上で立ったり跳ねたりしない

また小さなお子さんがいる家庭なら、ソファの上で飛んだり跳ねたりしないよう気を付けるだけでも、へたりにくさに繋がります。

跳ねる衝撃がソファの負荷になるだけでなく、足を乗せた部分にのみ全体重がかかり、その部分だけ弱くなってしまうためです。高いところにある物を取るためなど、大人がソファで立ち上がるのもNGですよ。

まとめ

ソファがへたると、居心地が悪くなるだけでなく見た目にも影響がでます。へたらないソファであれば長期間使い続けられるため、コスパの点でもメリットは大きいです。そして何より、使い方次第でもへたらなさは変わります。ちょっとした気配りで、あなたのソファをより長くへたらない存在にしてあげましょう。

おすすめの商品

こちらでは、ソファスタイルの耐久性の高いソファをご紹介しています。へたりにくさ以外の機能やデザインは様々なので、ソファ同士を比較してみるのもおすすめです。

へたりにくい高反発 4Way折りたたみソファマットレス(シングル)

ソファ、カウチ、ベッド、枕付きベッドの4WAYが可能な商品です。枕付きベッドは先端を折り返して使うため、別に枕を用意する手間が省けます。1人用でも幅は100cmと広く、お子さんのちょっとした遊び場にもおすすめです。ベッドにした状態でも厚みは10cmあり、床つき感はありません。高反発で弾力性もしっかりしており、布団を重ねても直接寝ても快適です。

圧迫感のないすっきりしたデザイン 木肘デザイン コーデュロイソファ 2人掛け

木製の肘置きがオシャレなソファです。シンプルなデザインで、狭い部屋でもスッキリ魅せてくれるのがポイント。1人暮らしの方にも向いています。表面はコーデュロイ生地を使っており、それだけでも柔らかくくつろぎやすい感触です。内部はポケットコイルが入っているため、弾力性はもちろん型崩れ防止も期待できます。オシャレさも長続きさせたい方にぴったりのソファです。

本格的な大人スタイル 大型L字リビングダイニング 2人掛けソファ

ダイニングにも置ける、背の高いソファです。ぱっと見はベンチスタイルのようにスッキリしたデザインですが、座面内部のバネやクッションを支えるベルトなど、へたらせないための対策が充実しています。表面は合皮素材ゆえ、汚れの拭き取りがしやすいのも魅力です。また脚の裏はフェルト素材でカバーされており、床を傷つけないよう配慮しています。

ゆったり 高さ調節可能ポケットコイル大型リビングダイニング ソファ1人掛け

1人掛けのリビングダイニングソファです。1人サイズなのでダイニングテーブルだけでなく、書斎などのデスク用チェアとして使うのもおすすめ。座面内部はポケットコイルがあり、仕事や勉強など、長時間座り続けていてもへたりにくく、リラックスした姿勢で行えます。一方ソファの脚は高さの切り替えが可能で、短い脚にすればローソファとしても利用可能です。

こたつもソファも高さ調節できるリビングダイニングセット コーナーソファ (NA)

背もたれが2辺についているコーナーソファです。どちらの辺に寄りかかってもよいため、ソファを動かさずに向きを変えられます。コーナーの名の通り部屋の隅に置きやすく、省スペースにしたい方におすすめです。脚は2タイプを使い分けることができ、短い脚ならローソファとしてこたつ用の座椅子代わりとしても使えます。

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