ソファーはリラックスできて便利ですが、掃除がしにくいというデメリットもあります。そんな時におすすめなのが洗えるソファーです。どこが洗えるのか、どのような方法かなどをご紹介します。
大きいソファーはお手入れが大変
まずはソファーの、お手入れに関するデメリットを考えてみました。
ソファーは様々な汚れが生じる
ソファーは主にリビングに置く家具です。リラックスタイムでお茶などを楽しむなら、飲みこぼしのリスクがあります。そうでなくても、人が座るものなので手垢や汗がついたり、埃がつくこともあります。
生地によって変わる拭き取り方法
うっかり汚してしまった時、その場で拭き取ることは大事ですが、生地によって手段が変わります。例えばレザー系の生地は中に染み込みにくいためさっと拭きとれますが、ファブリック系は染み込みやすいため、早急に拭き取れなければ染み抜きが必要です。
素材が天然か人工かで対処が変わることもあるため、ソファーがどのタイプかを把握しなくてはいけません。
屋外での天日干しも難しい
液体汚れのお手入れや水拭きで対処した時は、ソファーを乾かすことも大事です。しかし大きなソファーは重さがあり、設置場所から庭やベランダへ移動させるのは大変です。
元々日当たりの良い場所を選ぶのも手ですが、色あせなどの劣化に繋がることもあるため、経年で味が出るようなソファーでなければ注意が必要です。
洗えるソファーの秘密はカバーリング
洗えるソファーは、その多くがカバーリングという機能を備えています。
最初からカバー付きなので買い足す手間がない
カバーリングソファーは、文字通り表面がカバーになっていて取り外しが可能です。洗えないソファーも上からカバーをかければ汚れ対策になりますが、サイズや形状がぴったりの商品を見つけることが難しいこともありますよね。
洗えるソファーは最初からカバーがセットになっているので、買い足す手間なく使えるのが魅力です。
カバー部分を取り外して持ち運べる
カバーが取り外せるということは、乾燥させやすい場所まで移動できるということです。ソファー自体が大きくても、1枚布であるカバーは軽いため苦労せず運べます。ソファー自体を移動させる手間も、常に紫外線に晒すリスクもありません。
キズもカバーだけ取り換えればOK
また汚れに限らず、カバーは傷のガードとしても役立ちます。万が一カバーがダメージを受けても、カバーだけ新しい物に換えればOKです。ペットのイタズラなど傷が気になる方はチェックしてみてください。
洗えるソファーの選び方
ではここから、洗えるソファーを選ぶポイントを見ていきましょう。
手洗いか洗濯機対応かで決める
一口に洗えると言っても、洗浄方法は手洗いと洗濯機の2パターンあります。光熱費が気になる方や、小さい汚れが発生しやすいなら手洗い、苦労なく簡単に洗ってしまいたいなら洗濯機対応のカバーリングソファーがおすすめです。
セルフケアが気になる場合はクリーニング対応も
洗えるソファーの仕上がりが気になる場合は、クリーニングをお願いするのも手です。セルフケアに比べるとコストや受け取りまでの時間はかかりますが、生地が傷むなどのリスクが少なく安心です。
カバーの付け替えは簡単か
洗えるソファーは、カバーの装着方法も複数パターンあります。1つは布団カバーなどのように、全体を覆うフルカバー。着脱に手間はかかりますが、ソファー全体を覆うためどこに汚れが付いても対処しやすいです。
もう1つは背もたれや座面などメイン部分を中心に覆うハーフカバー。マジックテープなどで着脱するため手間はかかりませんが、サイド部分など覆いきれない箇所が出てきます。ソファーのどこに汚れがつきやすいか考えてみましょう。
スペアのカバーが付属しているか
洗えるソファーを利用するなら、カバーは2枚以上セットになっているとより便利です。
1枚のカバーを洗浄している間、もう1枚のカバーをソファー本体に装着でき、洗っている間に本体に汚れが付いてしまうのを防ぐことができます。別売で代え用のカバーがある場合もあるのでチェックしてみましょう。
洗えるソファーはこんな人におすすめ
ソファーの汚れが気になる方はもちろん、以下の条件に当てはまる方にも洗えるタイプはおすすめです。
子供やペットがいるご家庭
まずは小さいお子さんやペットのいるご家庭。ペットについては傷の項でもお話しましたが、傷でなくても飲食物をこぼしたり土足で乗るなど、ソファーが汚れる可能性がありますよね。
洗えるソファーであれば、お子さんやペットがいたずら好きでも気にせず使えます。
アレルギーなどに悩んでいる方
ソファー表面を清潔にすることで、埃はもちろん花粉やダニなどを頻繁に取り除けます。ソファー自体に抗菌やダニ対策が施されている商品もおすすめですが、プラスしてカバーも洗えれば、よりアレルギー源の軽減につながります。
ダイニングソファーとしてなど食事をする前提で使う場合
ソファーをリビングではなくダイニングで使う場合、食事での利用が多くなり、汚れるリスクも増えます。そんな時こそ洗えるソファーの出番。飲み物など液体に関しては撥水加工付きのカバーも便利です。
様々なカバーで模様替えを楽しみたい方
オシャレさの観点でも、洗えるソファーはおすすめです。例えばスペアのカバーを色違いや模様違いで選ぶことにより、1つのソファーで2パターンのデザインが楽しめます。模様替えの都度洗濯すると決めれば、お手入れも苦になりませんね。
まとめ
ソファー本体はお手入れが大変ですが、カバーを付けることで染みや傷から守ってくれます。カバーだけなら洗いやすく、汚れが付きやすい環境でも安心です。あなたにぴったりの洗えるソファーを選んで、リラックス空間を清潔に保ちましょう。
おすすめの商品
ここからはソファスタイルの洗えるソファー、カバーリングソファーをご紹介します。洗える点以外はソファーごとに様々な機能を備えているので、ぜひご覧ください。
自分だけの特等席 洗えるマルチリクライニングコンパクトフロアソファ ロータイプ
1枚の大きなクッションのようなソファーです。リクライニング機能が付いており、好きな角度に調整することでソファーとしてもベッド代わりとしても活躍してくれます。カバーはフルカバータイプですが、フラットな状態にすれば形状もシンプル、着脱しやすいです。またこちらは背もたれがロータイプで、圧迫感も軽減されます。
キレイを保ってゆったりくつろぐ 洗えるカバーリングフロアコーナーソファ
床と座面が近いフロアソファーです。背もたれを倒すことでカウチソファーになり、よりくつろぎやすくなります。カバーは座面、背もたれと手順を踏めば5分ほどで着脱可能です。ネットに入れれば洗濯機でも洗えるので、手間なく清潔さを保てるのは◎。コーナーソファですがパーツに分けられており、組み替えることで様々なレイアウトが楽しめます。
日本製洗えるカバーでいつでも清潔 フロアマット付きソファLサイズ
こちらは座面がほぼ床と同じ高さの、マットレスタイプのソファーです。座面を広げることで寝転がったり、お子さんのプレイマット代わりとして使えます。広げたマットの上にローテーブルやこたつが置けるため、ソファーとテーブルの幅を気にせずに使えるのも便利ですね。マットの分カバーも大きいですが、ネットを使えば洗濯機の利用が可能で、簡単にお手入れができます。
いつでも清潔 こたつもソファも高さ調節リビングダイニング コーナーソファ
ダイニングに洗えるソファーを置きたい方におすすめの商品です。高品質のポケットコイル内蔵で、1人分のみのコーナーソファでも座り心地は抜群。また脚は付け替えることでローソファにもなるため、状況に応じて使い分けられます。カバーは手洗いに対応。洗濯機に比べると手間はかかりますが、角部分のみのコーナーソファであるためサイズはコンパクトです。
しっかりしたボリュームが嬉しい ソファマットレス セミダブル
マットレスを折りたたむことで背もたれを作っているソファーです。こちらのソファーも広げてしまえば1枚のマットレスとなるため、大きさの割にシンプル、カバーの着脱も容易に行えます。洗浄も洗濯機に任せることができ、お手入れのしやすさがメリットです。また多少の撥水機能もあり、汚れ自体に強いです。