お部屋のメインの家具となるソファーは、素材やデザインなどを比べてじっくり選びますよね。せっかく選んだお気に入りのソファーなので、毎日お手入れして長持ちさせたいものです。今回はソファーの汚れの原因や対策、忙しい毎日でも手軽にお手入れしやすいソファーの選び方を紹介します。
ソファーに起こる汚れや劣化のトラブル
ソファーをお部屋に置いてみると、想像していたよりも汚れや劣化などのトラブルに直面することがあります。特にソファーで生じやすい代表的なトラブルをまとめました。
シミ汚れ
ソファー付近では、センターテーブルを置いてついつい飲食したくなりますよね。食べこぼしや飲み物などによってできたシミは、一度付いてしまうと綺麗に落とせないことがあります。
また、人間の皮脂や汗もシミの原因となってしまいます。
ホコリ
ソファーの座面と背面の間や、ソファーの下などには、たった1日でもホコリが溜まってしまいます。ホコリが湿気を吸うとカビの原因になりますし、ホコリが蓄積することで、アレルギーの原因になる恐れもあります。
ひび割れ
特にレザーソファーに多いトラブルが、張地のひび割れです。主に水分、乾燥、直射日光などにより、レザーのひび割れが発生しやすくなります。
ひび割れ防止の保護クリームなどもありますが、ソファーで飛び跳ねたり、尖ったものを使用しないなどの習慣も大切です。
毛玉
ファブリックソファーで多いお悩みが、毛玉ができてしまうことです。毛玉は洋服とソファーが擦れてできてしまうので、対策も難しいですね。毛玉が沢山できてしまうと、ハサミなどで取り除かなければいけません。
ソファー専用のブラシや毛玉取りブラシなどで、こまめにブラッシングを行うことで、いくらか防ぐことができます。
カビ
湿気の多い時期に気になるカビ問題も、ソファーにとって油断できないポイントです。カビは食べこぼしやホコリなどと湿気があわさり発生しやすくなります。
湿気がこもらないようにソファーの壁付け配置を避けたり、適度な換気で湿気を溜めないようにするなど、工夫が必要です。
変色
ソファーの張地はどのような素材でも、変色を起こす可能性があります。紫外線による日焼けや、水分が付着したことによる色落ちなど、素材によってはとてもデリケート。選んだソファーの張地に合ったお手入れ法を取り入れることが大切です。
汚れ防止&掃除がしやすいソファーの種類
汚れを防ぎやすく、毎日のお手入れがしやすいおすすめのソファーの特徴を紹介します。忙しい毎日でも簡単に掃除やお手入れのできるソファーを見つけてくださいね!
合皮ソファー
合皮ソファーは、同じレザーソファーでも本革製品に比べると水気に強く、汚れを落としやすい素材でできています。特にPVCレザーという素材は丈夫で水分に強く、飲み物をこぼしたときも掃除しやすく、水拭きも可能です。
近年では本革製品と見分けが付かないほど、柔らかくツヤのあるPVCレザーが増えており、レザーソファーの持つ高級感を充分に感じることができます。
カバーリングソファー
カバーを外して洗濯できるカバーリングソファーは、小さなお子様やペットのいるご家庭にとって大変心強いアイテムですね。カバーが洗えるタイプは、寝ころんで使用するソファーベッドやカウチソファー、頭や首がソファーと接触するハイバックソファーなどにもおすすめです。
汚れが目立たない場合も、定期的に洗濯できると気分良くお使いいただけます。
フレームからクッションを外せるソファー
人気の木製フレームやアイアンフレームのソファーの中でも、特におすすめなのがフレームからクッションを外せるタイプのソファーです。バックスタイルも背もたれの骨組みを見ることができ、インテリアとしてのおしゃれな雰囲気も魅力的です。
背もたれ、座面共に取り外して隙間に溜まりやすいホコリを取り除くことができます。湿気がこもりにくくカビ予防にもなります。
座面下が高いソファー
ソファー下にはすぐホコリが溜まってしまいますので、こまめに掃除機で吸い取るのがベストです。掃除機もお掃除ロボットもラクに通れる座面下の高いソファーは、忙しい日々に素早く掃除したいときにとても便利です。
また収納が少ないお部屋では、ソファー下に衣装ケースなどを置いてスペースを有効に使うこともできます。
ソファーを汚れや劣化から守るお手入れ法
大切なソファーの汚れや劣化を防ぐために、できるだけこまめに行いたいお手入れ法を紹介します。ソファーの素材に合わせた方法で、日々の暮らしに取り入れてみてください。
乾拭きする
レザーソファーの基本的なお手入れは、柔らかい布での乾拭きです。乾拭きすることでソファー表面のホコリを取り除き、いつの間にか付着している汗などの水分も拭き取ることができます。
本革製品やPUレザーという合皮は水に弱いので、水拭きでのお手入れは行わず、汚れも専用のクリーナーを使用して落とすのがおすすめです。
掃除機やコロコロでホコリを取る
ファブリックソファーのお手入れは、掃除機&コロコロがおすすめです。座面と背もたれの間にホコリが溜まりやすいので、掃除機のノズルなどで優しく吸い取りましょう。ソファー付近にコロコロなどを収納しておけば、腰掛けたついでにソファーのお手入れもできてしまいます。
ソファーカバーを掛ける
ソファーが汚れたり傷付かないように気を付けていても、うっかり汚してしまうこともありますよね。手軽にソファーを保護できるのがソファーカバーです。
汚れ、傷、毛玉、日焼けなど、ソファーに起きる様々なトラブルから守ってくれます。定期的に洗濯をして綺麗に使える点も嬉しいですね。
換気をする
換気はホコリや湿気が溜まった空気を入れ替えてくれるので、ソファーのカビ対策にも効果的です。5~10分の短時間で良いので、1日に複数回換気をしていただくのがおすすめです。収納付きのソファーの場合は、定期的に収納部分を開けて、風通しを良くしてあげてください。
直射日光や暖房の風を避ける
ソファーは直射日光に当たることで日焼けを起こし、色褪せたり、レザーや木製部分がひび割れてしまいます。直射日光の当たる場所を避けたり、UVカット効果のあるレースカーテンを取り付けるなど、紫外線対策をしていただくと安心です。
また暖房器具の風に当たることでソファーが乾燥し、ひび割れを起こすこともあります。暖房の風の向きにも注意してみてくださいね。
おすすめの商品
SOFA STYLEおすすめの汚れ対策や掃除がしやすいソファーを紹介します。お手入れのしやすいPVCレザーやカバーリングタイプのソファーも豊富です。ぜひご覧になってください。
オシャレでゆったりと過ごせる 14段階リクライニングカウチソファ 1人掛け
1人暮らしであまりスペースを取れないお部屋でも、ソファーを置いてのんびり過ごしたいですよね。こちらのカウチソファーは、1人掛けのコンパクトサイズですが、背もたれと肘にリクライニング機能が付いています。14段階にリクライニングできるので、お好みの角度でお使いいただけます。張地は水に強いPVCレザーで、お手入れも簡単です。脚に充分な高さがありますので、忙しい時もサッと掃除機をかけることができます。
上質空間 座り心地にこだわったポケットコイルリビングダイニング 2人掛けソファ
肘無しのシンプルですっきりとしたデザインで、ダイニング用にもおすすめのこちらのソファー。幅120cmとコンパクトなので、ワンルームのお部屋にも検討できるサイズです。こちらはカバーを外して手洗いが可能です。汚れが気になるときに洗えるのはとても心強いですね!脚は20cmの高さがあり、掃除機もお掃除ロボットも問題なくお使いいただけます。どんなお部屋にも馴染むカラーで、模様替えもしやすくおすすめです。
個性が光る カバーリングモダンデザインローソファ 2人掛け
個性溢れる曲線的なデザインが魅力のこちらのソファー。すっきりした背もたれや肘、高さのある八の字脚がお部屋を開放的な印象に見せてくれます。肌触りの良いファブリック素材は、ベーシックながらも個性を感じる3色展開。カバーリングタイプで手洗いが可能なので、清潔に使用しておしゃれ感を保てますよ。背面まで美しく、お部屋の様々な場所へのレイアウトを楽しむことができます。
3つの異素材でこだわりの形を作り上げる ヴィンテージデザインソファ
天然木の肘に光沢のあるレザー、アイアンフレームの異素材が組み合わさったこちらのソファー。360度どこから見てもおしゃれなソファーは、こまめにお手入れして清潔に使いたいですね。アイアンフレームにクッションを乗せたデザインなので、背面もサイドも通気性が良く、カビ対策にもおすすめです。張地は水に強いPVCレザーですが、本革のような高級感のある質感が魅力的。直射日光や暖房の風を避け、天然木の肘やレザーの風合いを美しく保ちましょう。
お部屋の中央に据えたくなる 北欧デザイン天然木フレームソファ 2人掛け
優しい色合いの天然木にファブリックの組み合わせで、親しみを感じる雰囲気の北欧風ソファー。こちらは背もたれと座面のクッションをそれぞれ外すことができ、隅々までホコリを取り除くことができます。背もたれのクッションを外したまま使用して、暑い季節に爽やかな雰囲気に見せるのもおすすめです。ホコリや湿気などカビの原因を減らすことができ、ソファー下も掃除がしやすいので、手軽に清潔さを保つことができますよ。
まとめ
汚れや劣化防止がしやすく、日々のお手入れがラクに行えるソファーについて紹介しました。毎日使用するソファーは、小さなきっかけでトラブルを起こしてしまいます。忙しい毎日でも手軽にお手入れできるソファーを選んで、長く清潔に使用したいですね。