和モダンにするには、昔ながらの日本伝統である和と、現代風のモダンなインテリアを合わせて取り入れるのがポイントになります。しかし、バランスよく配置するのは初心者には難易度高めです。本記事では、ダイニングを和モダンにする場合、どのような組み合わせで家具を置けば良いのかを詳しく解説します。
和モダンなダイニングにおすすめの家具6つ
ではまず、和モダンなダイニングにおすすめの家具を6つ紹介します。和風の家具ばかり置くとレトロな部屋になり、モダンな家具ばかり置くと和の雰囲気がなくなって和モダンテイストではなくなります。どのような家具を置けば良いか分からなくて悩む場合は、以下の家具を取り入れてみてください。
水屋箪笥(たんす)
水屋箪笥(たんす)とは、今で言うと和風の食器棚です。昔、台所は水仕事をする場所だということで台所を「水屋(みずや)」と言い、食器棚を「水屋箪笥」と言っていました。
装飾が非常に凝っていて、日本の伝統的なデザインが魅力的です。現代ではレトロ好きな人達に人気で、高値で販売されています。高価で手が出しにくい人も多いと思うので、そんな時はアンティークな食器棚を取り入れるのもおすすめです。
ローソファ
畳のダイニングでしたら、ローソファでモダンな雰囲気を取り入れてみましょう。ローソファはあらゆるテイストの部屋に馴染み、和モダンにもぴったりですよ。
和室は天井が低いため、脚があるソファだと圧迫感を感じてしまいます。また、ソファの脚の跡が畳に付いてしまう可能性があるため、座面が低く跡が付かないローソファを選ぶのがおすすめです。
ローテーブル
畳のダイニングには、テーブルもロータイプにしましょう。高さが低く設計されているテーブルで、天井が低い畳のダイニングにぴったりです。
もちろん洋室とも相性が良い家具なので、部屋の圧迫感を与えずにダイニングを模様替えする際はロータイプを選ぶのがおすすめですよ。
自然素材で作った照明
模様替えするなら照明にもこだわってみましょう。和モダンには、和紙などの自然素材から作られた照明がおすすめです。
自然の素材で作られた照明は、ぼんやりとした灯りで穏やかな雰囲気があります。和モダンな空間にぴったりで、ダイニングを落ち着きのある空間にできます。
昭和レトロな本棚
食器棚の他、本棚を置いてみるのもいかがでしょうか。昭和レトロな本棚は現代の本棚と比べて小さい物が多く、畳の部屋にも取り入れやすい家具です。
本の他に雑貨を飾るとおしゃれ度が上がるのでおすすめですよ。食事にもくつろぎにも使えるので、リビング兼ダイニングの部屋に取り入れてみてはどうでしょうか。
衝立(ついたて)
衝立(ついたて)とは間仕切りのことで、「パーティション」とも言われていますね。和モダンテイストには現代風の衝立でも良いですが、家具にこだわるのであればアンティークな衝立を選ぶのもいかがでしょうか。
アンティークな衝立は、味わい深い色味・風合いをしており、ガラス戸や蔵戸など色々なデザインがあります。また、アンティークな衝立の価格は安くて使い勝手が良いので、気軽に取り入れやすい家具です。
和モダンと相性が良いテイストの家具
続いて、和モダンと相性が良い、他のテイストの家具を解説します。和風とモダンなインテリアの他にも様々なテイストを少し取り入れることで、他とはひと味違うおしゃれな空間になるのでおすすめです。
北欧テイスト
畳と北欧スタイルの家具は相性が良いです。明るくて温もり感のある北欧風の家具と、スタイリッシュな家具を合わせることで和モダンにまとめることができます。和モダンと北欧と組み合わせることで、少し可愛らしさがあってほっこりと落ち着くダイニングになりますよ。
ソファを北欧風にしてみたり、観葉植物を置くことで北欧っぽさをバランス良く取り入れられます。北欧は明るい雰囲気にすることもポイントなので、木製家具は明るい色味にするのも◎。
喫茶店テイスト
和モダン×喫茶店テイストの組み合わせもおすすめです。和モダンなダイニングの中に、喫茶店のような雰囲気をプラスすることで食事がさらに楽しくなりますよ。
家具は木製の物で揃えて、観葉植物もしくはフェイクグリーンを飾ったり、ソファにクッションを飾るのがおすすめです。照明は和風でも良いですが、平笠ペンダントライトにすることで昭和の喫茶店っぽくなります。
まとめ
和モダンなダイニングにおすすめの家具は水屋箪笥、ローソファ、ローテーブル、自然素材でできている照明、昭和レトロな本棚、衝立の6つです。和モダンでまとめるのも良いですが、北欧風や喫茶店テイストと組み合わせることで、ひと味違う和モダンのダイニングにすることもできます。上級者向けで難易度は高めなので、まずは普通に和モダンで楽しみましょう。雰囲気に飽きてきたら北欧風の家具を取り入れてみたり、少し喫茶店っぽくしたりして自分好みのインテリアにしてみてはいかがでしょうか。本記事を参考にして頂き、自分好みの和モダンなダイニングを作ってみてくださいね。
和モダンにおすすめのソファ5選
最後に、和モダンなダイニングにおすすめのソファを5点ご紹介します。今回は一人掛けサイズから三人掛けサイズまで、様々なタイプのソファを厳選しました。和モダンなソファを取り入れる際の参考にしていただければ幸いです。
色褪せることのないグリーン 木肘レトロソファ 3人掛けタイプ
こちらのソファはレトロなカフェっぽい雰囲気があり、和モダン×喫茶店風のダイニングにしたい時におすすめです。ソファ生地には特殊加工がされており、水・汚れに強いソファとなっています。食べこぼし・飲みこぼしても布でサッと拭くだけで簡単です。背もたれは、人が座った時にリラックスできる姿勢と角度と合わせて設計されているのもポイントです。サイズは三人掛けで大きめですが、省スペースにも置きやすいコンパクト設計にもなっています。
長時間座っても疲れないウレタン厚 コーナーカウチソファ
北欧っぽさをプラスしたいのでしたら、こちらのソファがおすすめです。ゆったりとくつろげるソファなので、一つの部屋をリビング兼ダイニングとして使いたい人向けですね。座面はウレタンを使用し、やや硬めで弾力のある座り心地となっています。座った体をしっかりと支えてくれるため、長時間座ることが多い人にもおすすめできます。脚裏には床の傷防止のフェルト付きです。フローリングなどで床が傷つかないか心配な人にも安心して配置できます。
天然木を使用した高級感のあるデザイン 木肘ソファ 1人掛け
こちらは一人掛けソファで、一人暮らしや一人掛けずつ置きたい人におすすめです。天然木を使用し、温もり感のある印象もあります。レザーはPVCを使用しているため、飲みこぼしても水分を弾いて汚れが染み付きにくいです。布で拭くだけで簡単に水分・汚れを取り除くことができ、お手入れが簡単なのもおすすめポイントの一つです。本革に近い風合いのPVCレザーで高級感があります。座面や背もたれは柔らかめで、ゆったりとくつろげる座り心地です。
お好みの形にアレンジ自在 ゆったり寛げる ジャンボカウチソファ
こちらは、ボリューム感のある見た目が可愛らしいフロアソファです。リクライニング仕様の背もたれは二つに分かれているため、肘掛けと背もたれに7段階のリクライニング機能が付いています。座面の幅が広いため、一人の場合はカウチソファとして使うこともできますよ。座面にはウレタンフォームを使用しています。もっちりとした座り心地をお楽しみいただけます。
ベッドスタイルにも あらゆる生活シーンに寄り添う3way 2人掛けソファ
こちらは3way仕様になっている、リクライニングソファです。ウレタンフォームを使用し、ゆっくりと体を包み込んでくれるような座り心地を堪能できます。ソファ、カウチ、ベッドスタイルと、シーンに合わせて自由にレイアウトできるのもポイントです。背もたれは14段階にリクライニングできます。カラーはレザーの張地を使用したブラックとホワイト、ファブリック地のネイビー、ベージュ、ブラウン、グレーの4色からお選びいただけます。