心地良さと緊張感を緩和させる癒しのカラーといえば、緑色。みなさんもグリーンを目にした時に心がホッとするような気分を味わった経験があるかと思います。緑といえば、草花や森など自然に存在するカラーですが、室内もこんな癒される空間にできたら良いですよね。今回は、緑色のソファを使ったコーディネートについてご紹介します。
ソファによく使われる緑色の種類と効果
ソファに使われる緑色にも様々な種類が存在します。まずは、その色の違いや効果についてご紹介します。
モスグリーン
モスとは、日本語でいう苔（コケ）のことを指します。そんなモスグリーンのカラーは、苔のような深い黄緑色をしていて、湿り気のある緑の豊かな場所で見ることができます。
モスグリーンは、明るすぎず、落ち着きのある色合いで、ソファのような癒しのインテリアにもよく使われるカラーです。何だか、森林浴をしているときに感じる、香りまで伝わりそうですね。
リーフグリーン
若草のような、強く明るい黄緑色です。若い樹木から生える葉の色は、健康的で生き生きとした印象があり、明るくナチュラルなインテリアにも用いられやすいカラーといえます。
室内にリーフグリーンがあることで、風の流れを感じるような、爽やかな雰囲気が漂います。心地良さと活発な生命力のあるカラーですね。窓のない環境でも、リーフグリーンのカラーがあることで、何だか心地良さが感じられそうです。
フォレストグリーン
フォレストとは、森のことを意味します。このカラーは森を歩いた時に感じる深い緑を表し、光の加減や風の流れで、草木が揺れ動くときに色の変化を感じます。くすんだ青みのかかった緑色が、深呼吸をして森林浴を楽しむような心地良さが感じられますよ。
ソファのカラーにも使われる癒しのカラーです。濃く深い色合いが、室内におくことでパッと目を引くような存在感が感じられそうですね。
緑色のソファに似合うインテリアカラー
つぎに緑色のソファを置いた室内には、周囲のインテリアにはどんなカラーがマッチするのかについてお話します。
壁や天井のベースカラー
インテリアコーディネートをする時に大切なことは、家具のバランス以外に、配色を選ぶということが重要です。主に3色の色をバランスよく選ぶことで、室内に統一感のある空間を生みだし、おしゃれな雰囲気に仕上げます。
壁や天井などの大きな面積を占めるベースカラーは、室内の70％にとどめると良いとされています。ベースカラーを淡い色味にすると、室内が開放的な印象となり、特に緑色との組み合わせには、ベージュやアイボリーなどのカラーがマッチしやすいといわれています。
ラグやカーテンのアソートカラー
ラグやカーテンなどは、ベースカラーのつぎに面積を占めるアソートカラーになります。こちらは、カラー配分を25％にすることで室内にバランスの良い空間が生まれます。
緑色のソファと合わせる場合、下に敷くラグやカーテンなどにソファと同系色の緑を選んでしまうと、インテリア同士の境界線がはっきりとせず、間延びした印象となってしまいます。ここではブラウンやベージュといった、土や砂を感じさせる色選びをすることで、自然味あふれる統一感のある空間に仕上げることができますよ。
小物インテリアのアクセントカラー
クッションなどの小物は、アクセントカラーに分類されます。こちらのカラーは、家具などのアソートカラーを引き立たせる効果を持ち、カラー配分としては5％程度が良いとされています。
緑色のソファを置いた場合、クッションには黄色やオレンジ、ネイビーなどが相性よく決まります。小物に取り入れるのには、ちょっとカラーが強すぎると感じる方には、お花やブランケットなど、いつでも替えのきくものにしておくと、取り入れやすいですね。
緑色のソファを使ったテイスト別のコーディネート術
それでは、緑色のソファは、どんなテイストにマッチするのでしょうか？人気のテイスト別に、コーディネートの方法をご紹介します。
レトロな空間
深い緑の色合いが、時の流れを感じさせる、ノスタルジックな空間へと導きます。レトロな空間に似合う緑の色は、これまでもそこにあったかのような、落ち着きのあるカラーがマッチします。ソファには、深い緑色をしたモスグリーンやフォレストグリーンなどが相性が良いといえますね。
また、ひじ掛け部分にダークブラウンの色合いを入れたソファなら、古民家カフェのような雰囲気を感じることができそうです。
北欧スタイルの空間
明るく、そしてナチュラルな北欧スタイルの空間には、明るい緑のカラーがマッチします。室内に、落ち着き感と爽やかさの両方を叶えるのは、リーフグリーンなどの明るめの緑が、北欧らしい空間を演出してくれます。
北欧家具の特徴は、天然素材を使用しているということ。ソファの脚に天然木が使われたものや、フレームに明るめの色合いをした木材が使われているソファがおすすめです。
和モダンスタイルの空間
和の室内に、洋のソファをかけ合わせてできる和モダンスタイルには、落ち着きのある深い緑がおすすめです。畳や障子といった天然の素材を活かすためには、艶を抑えた落ち着きのある緑の色が、調和と安心感を生む空間へと仕上げてくれます。
ソファの張地に布地のファブリック生地を採用した、深い色合いの緑色がマッチしますよ。高さの低いロータイプのソファなら畳を痛めることもなく、天井高の低い和室でも圧迫感のない空間に仕上げてくれます。
おすすめの商品
最後にSOFASTYLEよりおすすめの緑のソファをご紹介します。
圧迫感のないすっきりしたデザイン 木肘デザイン コーデュロイソファ 3人掛け
レトロな雰囲気にぴったりな、深緑色のソファのご紹介です。こちらのグリーンは、これまでもそこにあったかのような、レトロな仕上がりが魅力のアイテムです。コーデュロイ生地を採用することで肌触りがよく、いつまでも座っていたくなるような心地良さが感じられます。ひじ掛けの部分は深みのある色合いの天然木を使用し、フレームにはブラックアイアンを使用することで、異素材の組み合わせが、他にないおしゃれな雰囲気をかもしだします。ゆったりとした雰囲気のカフェに置かれているような、居心地の良さが感じられる商品です。
色褪せることのないグリーン 木肘レトロソファ 3人掛けタイプ
ノスタルジックな佇まいが、室内に落ち着きと上質な空間を生みだします。背もたれと座面にはデザインボタンをあしらい、キルティング加工を施したデザインが、懐かしさの感じられるアイテムです。生地には、光の反射や角度によって独特な表情を生みだすモケット生地が採用され、レトロで高級感のある雰囲気を演出します。背もたれには、休息に最適な110°の傾斜を設けることで、自然と背を預けられるデザインとなっており、寛ぎ時間をより快適な姿勢へと導きます。古民家カフェの雰囲気や和モダンの雰囲気にもマッチしそうな、落ち着きのあるデザインをお楽しみください。
フロアスタイルをデザインする フロアコーナーカウチソファ オットマンセット
和室空間や、コンパクトな室内でも開放的な印象を与えてくれる、癒しのロータイプソファです。高さを抑えたロータイプのソファには、日本の居住空間においても、天井までに広がりを持たせ、開放的で圧迫感のない室内を実現します。デザインや質感にどこか高級感を感じるのは、形の整ったしっかりとしたデザインと、高級ソファにも採用される生地を掛け合わせ、上質な佇まいが生まれているからです。モスグリーン色の生地には、糸の強弱を持たせた混合生地を採用し、触ることで立体感のある質感が感じられるほか、色のバランスが高級な雰囲気を演出します。内部構造にもこだわり、本格的な逸品だからこそなせる、一年の保証付きアイテムです。
お部屋の中央に据えたくなる 北欧デザイン天然木フレームソファ 3人掛け
軽やかで暖かみを感じるグリーンのソファが、北欧スタイルの室内にもマッチする、癒しのアイテムです。ソファフレームに天然木を使用したこちらには、暖かみを感じるファブリック生地が使われ、双方の掛け合わせによって、ナチュラルな雰囲気を作りだします。やわらかく、落ち着きのあるグリーンカラーからは、自然の風が通り抜けるかのような、心地良さの伝わるのも魅力です。背部のデザインボタンがあることで、ソファに表情を生みだすほか、背もたれの後ろは、あえてその姿を見せたくなるような格子状のフレームが、室内のどの場所に置いてもさまになる、デザイン性の高さにもご注目頂きたいアイテムです。
心地よいサラッとした素材 北欧テイストカウチソファ
足の伸ばせるカウチソファに、フレッシュなグリーンのカラーを掛け合わせた、癒し度の高い商品です。全体に北欧テイストの雰囲気を感じるのは、ナチュラルさを演出するファブリック生地を使用し、天然木の脚を掛け合わせることで、北欧らしさを感じられる商品となっています。明るい若草のようなグリーンのカラーが、生き生きとした明るい室内を作りだしますよ。こちらの商品は、足の伸ばせるカウチ部分を左右どちらにも移動させられるほか、中央に配置をしたり、数人掛けのソファに、オットマンを単体で置いたセパレートタイプとしても使えるアイテムです。レイアウト自在な持ち味を活かし、あらゆる空間にマッチするスタイルをお楽しみください。丸みのあるフォルムと、寛ぎ度の高さを持った、デザイン性、快適性の両方が感じられる魅力的な商品です。
まとめ
いかがでしたか。緑色のソファは、色の種類によってあらゆる空間にマッチする万能さを持ち合わせています。グリーンの持つ癒しの効果と、落ち着き感、さらに自然に感じられる生命力を、ソファのカラーから感じてみるのも良いかもしれません。室内においても自然を感じる緑色のソファを、ぜひご自宅にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
