1. 部屋づくりのキホン
  2. 510 view

家具選びをするならチェック!こだわりさんにおすすめの天然木の魅力

家具を選ぶときに注目するポイントは人それぞれ。デザインから選ぶのも良いですが、素材にこだわって選ぶのもおすすめです。特に木材を使った家具は人気があるものの、意外とどんな素材が使われているかまでチェックしていないことも。家具選びにこだわりたい人におすすめの天然木の魅力をご紹介します。

天然木って何?

はじめに天然木の特徴をご紹介します。

切り出して加工を加えていない木のこと

天然木とは、シンプルに言うと「切り出して加工を加えていない木」のことをいいます。家具や住居に使用する木材の多くは、経年変化で生じる反りや割れ、色の変化を防ぐために複数の素材を貼り合わせたり塗装を施したりしています。

それに対して天然木の場合は、ベースとなる板と貼り合わせることはあるものの、切り出した木の風合いや質感をそのまま楽しむことができます。

木の風合いが楽しめる

切り出してそのまま素材として使われる天然木は、木の風合いを楽しむことができます。使う年月に応じて変化する色合いや肌触り、味わい深さを感じることが可能で、使うほどに愛着がわくのが特徴です。

特に風合いの変化を楽しめる定番の素材がパイン材で、新しく購入したときは白みがかったブラウンですが、使い込むと飴色に変化します。

低ホルムアルデヒドで安心

天然木を使用した材木は、低ホルムアルデヒドなのも魅力のひとつです。ホルムアルデヒドとは、家の壁紙や家具に使われる接着剤などに含まれる揮発性の物質で、ツンとする独特の臭いがあります。

目の粘膜や呼吸器系に影響を及ぼすこともあるといわれています。天然木を使用した家具なら低ホルムアルデヒドなので、小さな子どもがいるファミリーにも安心です。

天然木を使用した素材

次に天然木を使用した素材をご紹介します。

無垢材

天然木を贅沢に使用した木材が、無垢材です。無垢材は切り出した木をそのまま使用した材木のことで、他の素材と貼り合わせたり艶出し加工などを一切していません。

そのため、木の風合いをそのまま楽しむことができ、長い年月を経て風合いの変化を楽しむことができます。木の種類によっては反りや割れなどのダメージが生じることもあります。

突き板

突き板とは、天然木を薄くスライスした素材のことをいいます。突き板をそのまま使うことは少なく、反りの少ない木材やリーズナブルな素材に貼り付けて使われることが多いです。

目に見える部分は天然木のため見た目は天然木の美しさを楽しむことができ、無垢材よりもリーズナブルです。

合板

合板は「ベニヤ」を接着した材料です。天然木をスライスした単板(ベニヤ)を、繊維の向きが交わるように重ねて貼り合わせて作られています。

合板の良いところは、環境や使う年月によって生じがちな形状の変化や耐久性の劣化を抑えることが可能なところです。突き板と同様に比較的リーズナブルなのも魅力です。

家具によく使われる天然木とその魅力

続いて、家具に良く使われる天然木とその魅力をご紹介します。

アッシュ

アッシュは、別名「タモ材」とも言われるダークブラウンの木材です。モクセイ科の広葉樹で、ヨーロッパの家具に良く使われている素材です。

程よい硬さがあり、耐久性の良さが期待されていることからウッドフレームのベッドやソファによく使われています。木目が美しく、明るい印象の空間づくりに重宝します。

パイン

北欧テイストの家具に良く使われているパイン材は、加工がしやすいのが特徴です。油分を多く含むため、年を重ねるごとに飴色に変化していくのを見て楽しむことができます。

また、さわやかな香りも人気で、まるで森林浴をしているような心地良さを味わえるのも魅力のひとつ。肌触りも滑らかで優しい雰囲気を演出してくれます。

湿気に強いことで知られている桐は、四季がある日本の家具に古くから採用されている素材です。空洞が大きいため湿気に強く、防虫効果のあるタンニンをたくさん含んでいるのが特徴です。

そのため、家具の中でも和タンスやすのこベッドのフレーム等に多く採用されています。さらっとした肌触りで他の木材と比べて軽く、定期的に移動が必要な家具にも適しています。

天然木の風合いを楽しめる♪おすすめのおしゃれソファ

天然木の風合いを楽しめる、おしゃれなソファをご紹介します。

風合いの良いパイン材が魅力♡伸縮型すのこソファベッド

風合いの良いパイン材を使用した、伸縮型のすのこソファベッドです。いつも使っている敷布団を使用することもできますし、専用の敷布団をクッションとして使うこともできます。布団のカバーを変えればインテリアに合ったソファをコーディネートすることが可能です。ソファからベッドへの切替は簡単で、背もたれを起こして座面を引き出すだけ。座面の長さを調整すれば足を伸ばして座れるカウチスタイルも楽しめます。通気性が良く、1年を通して快適に使うことが出来るのも魅力です。

人気の北欧テイスト♪おしゃれデザインの2人掛けソファ

様々なインテリアのテイストの中でも人気が高い北欧テイストの2人掛けソファです。シンプルで洗練されたデザインは、北欧インテリアだけでなくナチュラルテイストやモダンテイストと組み合わせることもできます。ウッドフレームには天然木を使用しており、直線だけでなく曲線にもこだわって作られています。特に滑らかな曲線を描く肘掛けは、体にフィットしやすく優しい印象です。また、シチュエーションに応じて背もたれのクッションを取り外し、格子状のフレームの美しさや開放感も楽しめます。

上品なウォールナット&ラバーウッド使用!リビングダイニングセット

上品な風合いの天然ラバーウッドをソファ脚に、テーブルにウォールナットを使用したリビングダイニングセットです。ソファの座面下には深さ7.5cmの収納スペースもついていて機能的。小物や季節のアイテムを収納できるので便利です。ソファの座面のクッションにはへたりにくくて程よい弾力のあるウレタンフォームを使用しています。ソファのカラーはモダンテイストによく合う明るめのベージュと、落ち着いた印象にしてくれるブラウンの2色から選ぶことができます。

どんなインテリアにも合う♪角度にこだわった2人掛けソファ

柔らかさを感じさせるカラーリングでありながらも、すっきりとしたリビングをコーディネートできる2人掛けソファです。ソファの座面と背もたれには、幅広いインテリアと相性が良いアースカラーを採用。クリームベージュ、モカブラウン、オイスターグレーの3色があります。直線的なラインが魅力的なウッドフレームには明るいカラーの天然木を使用。座面と背もたれの角度も寛ぎやすい110度に設計するなど細かい部分までこだわって設計されています。また、クッションの中材にはSバネやウレタンフォーム、ウェービングベルトが使われているので、程よい弾力があって長く愛用することができます。

もこもこクッションが心地よい!アルダー材使用のローソファ

座面からのぞく円錐形の脚に天然のアルダー材を使用している、コンパクトサイズのローソファです。1人暮らしの部屋にも置きやすいサイズで、脚は取り外しが可能。ロースタイルだけでなくフロアスタイルも楽しめます。ボリュームのある背もたれと座面のクッションは床付き感がなく、まったり寛ぐのにぴったりです。また、背もたれには6段階リクライニングが付いていて、好きな角度に調整することができます。収納したい時や持ち運びしたい時には背もたれを座面側に倒せるので移動も楽々です。カラーはベージュとブラウンの2色から選べます。

まとめ

木材を使用したソファといっても、様々なテイストの素材があります。色合いだけでなく木目の美しさや風合いにも注目して選ぶと、空間にぴったりの素材が見つかります。

お気に入りの木の種類や色合いなどから家具を選んで、イメージに合った空間づくりを楽しんでみてください。


SOFASTYLEの公式Instagramでは、皆さんのお洒落なお部屋をご紹介しています♪その他にも、おすすめの商品やコーディネートのポイントもアップしています!インテリア好きの方は要チェックですよ。ぜひいいね&フォローをお願いいたします♡

部屋づくりのキホンの最近記事

  1. 【ソファーのスプリング4つ】違いを知り最適なタイプを知ろう!

  2. 【ダイニングソファのおすすめ5選】メリット&選ぶコツも解説!

  3. アンティーク・レトロ・ヴィンテージのソファは何が違うの?

  4. ル・コルビジェソファについて解説!おすすめソファ5選を紹介

  5. 【癒しのくつろぎ】天然木・無垢材ソファの種類&おすすめ10選

関連記事

ソファスタイル

おすすめの記事

最近の記事

PAGE TOP