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玄関は滞在時間が長くない割に臭いがつきやすい場所です。原因は想像がつく方も多いでしょう、靴です。靴は長時間足から出た汗や歩いた場所から発生する臭いや汚れがつくもの。

お家の第一印象に大きく関わるスポットなので、ぜひとも消臭対策はしておきたいですね。

シューズクローゼットに湿気がこもると、カビの発生に繋がります。靴の臭いに加えてカビ臭まで発生してしまうとげんなりしてしまいますよね。

予防にはできれば毎日のこまめな換気が大切です。防カビ、抗菌加工のされたシートを敷いておくのもおすすめ。純粋な汚れの防止にも役立ちます。靴を脱いだらすぐにしまわず、しばらく乾かしてからしまうのもおすすめです。

最近は持ち物を少なくするのが流行りですが、靴は履き替える分を残しておきましょう。1日休ませることで、汗をしっかり乾かします。

リビングは人が集まる場所であり、長い時間リラックスする場所でもあるので、どうしても生活臭が気になりがち。特にソファやカーテン、ラグといったファブリック類は臭いがつきやすいので、お手入れを習慣化しましょう。

壁紙や洗えないファブリック類の消臭アイテムとして役立つのが重曹です。リビングにつく生活臭の原因は、人間の皮脂によるもの。これらは酸性の汚れです。

一方、重曹はアルカリ性の物質なので、中和の仕組みで汚れを落とすことができるのです。今は、ドラッグストアで粉末だけでなく、重曹入りスプレーやお掃除シートも手に入ります。ぜひチェックしてみてください。

プライベートスペースの寝室・自室もまた、お仕事や勉強、読書などで長い時間過ごすことが多いお部屋です。自分の生活臭は、意外と気づかないことも多いので要注意。

ここの臭いも皮脂汚れから発生するタイプですので、リビングで登場した重曹が再び活躍します。ファブリック類のほか、ドアノブやデスクなど、頻繁に触る場所のお掃除に活用しましょう。

キッチンのシンクやトイレといった水回りの汚れがあると、お家が全体的にどんよりした空気になってしまいます。

水回りに付きやすい汚れはアルカリ性のものが多く、今度は酸性であるクエン酸で綺麗になります。重曹、クエン酸はよく耳にするアイテムですが、汚れによって使い分けるとお掃除効率がアップします。

リードディフューザーは、香りつきの液体を、スティックが吸い上げて拡散させるアイテムです。ボトルやスティックのデザインも多様化していて、ディスプレイとしても人気を集めています。

火も電気も使わないので、場所を問わず置くことができますが、注意点としては、直接エアコンや扇風機の風が当たらない場所を選ぶこと。どんどん蒸発して、すぐに香りが飛んでしまいます。ドア付近におけば、空気の入れ替わりと一緒にふわりと香ってくれます。

ボトルの液体は充分な量が入っているのに、あまり香らない時は、スティックの本数を増やしてみましょう。

また、暫く使ったものであれば、液体についてる部分と、外に出ている部分をひっくり返してみます。それでも香らない場合はスティックの替え時かもしれません。およそ、半年が交換のタイミングと言われています。

乾燥させたハーブやドライフラワー、香料を袋に詰めたり、アロマワックスで固めて作ります。優しい香りのため、さりげなくいい匂いを楽しみたい方におすすめ。

クローゼットの中や鞄に入れるのも人気の使い方です。防虫効果のあるハーブで虫除けの効果も期待できるので、キッチンやトイレにつるすのも◎。

最も手軽で、即効性のある香りアイテムです。ドラッグストアやディスカウントショップで手に入るものから、憧れブランドのものまでたくさんのスプレーが展開されていますね。

急な来客などで、すぐに香りをチェンジしたい時におすすめです。斜め上を向けて空中に噴き、5分ほど置いてお部屋に香りを馴染ませましょう。

広い範囲に香りを届けたい時には、アロマディフューザーも候補に入れてみてください。中でも水を使わず、アロマオイルをそのまま拡散させるタイプは、しっかりと香ります。

また、メンテナンスが楽になるメリットも。一方で、どうしてもモーターの音が少ししますので、静かさを追求したシーンでは避けた方が良いかもしれませんね。