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へたったソファーをふかふかに直すには?へたる原因も詳しく解説

ふかふかしたソファーは座り心地が良く、ゆったりとくつろげるのが魅力的です。しかし、柔らかい弾力のソファーは比較的へたりやすい点が不安ですよね。ですが、へたってしまっても自分で簡単に直す方法があります。本記事ではふかふかしたソファーのへたりを直す方法、へたりやすくなる原因を詳しく解説します。

ふかふかのソファーのへたりを直す方法

ふかふかしたソファーがへたってしまっても、元の形と座り心地に直す方法があります。簡単ですぐに実施できる方法もあるので、今自分ができそうな方法を試してみましょう。

ソファーの中材をほぐす

へたってしまったソファーの中材をほぐすことで、ぺったんこになった中材をふかふかに直すことができます。両手でパンパンと叩いてみたり、もみほぐしたりしましょう。ポイントは、中材に空気を入れるようにほぐすことです。

叩いてほぐす場合は、布団たたきと同じように叩くことがポイントです。とくにぺったんこになっている部分は中材が硬くなっているため、その部分を中心にほぐしましょう。

クッション・中材を交換する

ソファーの中材や座面クッションを新しく買い替える方法です。この方法は費用がかかってしまいますが、ソファーを買い替えるよりも費用を安く抑えられます。ただし、交換できるソファーは限られているので、交換できるソファーか確認しましょう。

ビーズクッションの場合、中のビーズを補充できるタイプもあります。ビーズを補充できれば、へたっても座り心地を元に戻せるので、ビーズクッションを購入する時はビーズを補充できるか確認しておくと良いですね。

どうしてソファーはへたるのか?

ソファーがへたる主な原因は、中材が経年劣化したり生地が傷んでいることです。その他、重い物を長時間ソファーに置いていたり、勢いよく座ったりなど扱い方に原因があることもありますが、扱い方に気を付けていても使い続ければへたってきます。ソファーをへたりにくくするには、中材・生地についても理解しておきましょう。

クッション・中材が経年劣化する

座面クッションや中材が経年劣化するのがソファーがへたる主な原因です。ソファーに座っていると、体重で中の綿やウレタンなどの素材が潰れていきます。使い始めは潰れても元に戻りますが、長く使い続けていると中材が経年劣化して元に戻らなくなっていきます

その結果、ふかふかだった座面クッションがへたってしまい、イマイチな座り心地になってしまうのです。へたりにくく耐久性が高い素材として知られているポケットコイルでも、経年劣化で弾力がなくなってへたっていきます。

ウレタン素材が硬化する

ソファーの中材に多く使われているウレタンという素材が、紫外線や湿気などで加水分解して硬くなることでへたっていきます。

上記で解説した経年劣化と同じように、ウレタンも使い始めは体重で潰れても元に戻ります。なので使い始めはふかふかしていますが、5~10年程度使い続けているとウレタンが硬化していき、最終的には座った人の体重を支えられなくなってしまうのです。

座面が傷んでいる

ソファーを使い続ければ中材だけでなく、座面の生地も傷んでいきます。生地の傷みもソファーがへたる原因の一つです。とくにファブリックとレザーの素材が使われているソファーは注意です。

ファブリックは座った部分に擦り傷ができたり毛玉ができます。同じ場所を長時間座らないようにしましょう。レザーは表面の艶がなくなったりひび割れができて、座り心地も悪くなってしまいます。レザーソファーは定期的にメンテナンスをしましょう。

ふかふかのソファーをへたりにくくする方法

ここまでソファーがへたる原因や直す方法を解説しました。では、ふかふかのソファーをへたりにくくするにはどうすればいいのでしょうか?続いては、ソファーをへたりにくくする方法を解説します。

クッションをメンテナンスする

ソファーがへたるのは、クッションや座面が傷むのが原因なので、それらをメンテナンスすることでへたりにくくすることができます。まず、掃除機やコロコロを使って座面に付着しているゴミを取りましょう。次にクッションを叩いたりもみほぐして、ふかふかした弾力に戻します。座面や背もたれを取り外せるタイプのソファーなら、それらも取り外してもみほぐしましょう。

最後にクッション下に溜まっているゴミも取ってメンテナンス完了です。クッション下にも意外とゴミが溜まっているので、忘れずに掃除しましょう。

長時間同じ場所に座らない

長時間同じ場所に座らず、定期的に立ち上がったり、毎回違う位置に座ってみましょう。上記で解説した通り、座った時に中材が潰れますが、長い時間同じ場所に座っているとずっと潰れているので中材が硬くなりやすくなってしまいます。

さらに体の血行が悪くなるので、一日中座ることが多い人は30分~1時間程度を目安に立ち上がることを意識してみましょう。

革ソファーには専用クリームを使う

レザーソファーには、専用クリームを使ってメンテナンスをします。レザーソファーの艶がなくなったりひび割れる原因は乾燥なので、専用クリームを塗って保湿しましょう。

メンテナンスは半年に一回行いましょう。きちんとメンテナンスしてあげることで、いつまでも艶がある美しいソファーのまま愛用し続けられます。

まとめ

ふかふかのソファーがへたる原因は、表面の素材と中材が経年劣化して傷んでしまうことです。へたりにくくするには、定期的にメンテナンスをして掃除するようにしましょう。へたってしまった時は、中材をほぐしたり叩いて空気を入れることでふかふかの弾力に直すことができます。座面クッションや中材を交換できるタイプのソファーなら、費用は多少かかりますが、新しく買い替える方法もあります。ふかふかしたソファーはへたりやすさが気になりますが、メンテナンスをすれば長持ちするのでぜひ本記事を参考にして試してみてくださいね。

おすすめの商品

最後におすすめのソファーを5つピックアップしてご紹介します。ふかふかの座り心地でへたりにくいソファーもあるため、ぜひこちらも参考にしてみてください。

圧迫感のないすっきりしたデザイン 木肘デザイン コーデュロイソファ 2人掛け

こちらのソファーはコーデュロイで、ふかふかの座り心地と温かみのある印象が特徴です。脚の部分とひじ掛けには、アイアンフレームと天然木が使われており、部屋全体を優しい雰囲気にすることができます。すっきりとしたシルエットになっているので、部屋に圧迫感を感じさせません。デザインはシンプルですが存在感があり、幅広いテイストの部屋にも馴染みます。座面にはポケットコイルが使われているので、長時間座っても疲れにくいのも魅力です。

ワッフル生地が人気の秘密 フロアリクライニングソファベッド 幅120cmタイプ

ワッフル生地が可愛らしいフロアソファーベッドです。ふんわりとしたボリュームたっぷりの座り心地が特徴で、安心して体を預けていただくことが可能です。14段階リクライニング機能が付いているため、さらに快適なソファーライフを過ごせます。日本製で丁寧に作られているソファーなので、耐久性が高く安心してずっと愛用し続けられるソファーです。

同じ素材のクッション2個付き コーデュロイ仕上げ コンパクトソファ

一人暮らしの部屋に可愛いソファーを置きたい人は、こちらのコンパクトソファーがおすすめです。背もたれと座面は柔らかな座り心地で、ゆったりとくつろぐことができます。可愛らしいデザイン性なので、一人暮らしの女性におすすめです。ワンルームでも難なく置けるコンパクト設計ですが、二人でもゆったりと座れます。座面は低めなのでペットがいる家庭でも安心です。脚の部分を取り外してローソファーにすることもできるため、自分好みのスタイルでソファーライフを過ごせますよ。

ふかふかクッション 高さ調節可能ハイバックこたつソファダイニング コーナーソファ

こちらはふかふかのクッションを並べたハイバックソファーで、みんなでゆっくりとくつろぐことができます。ハイバックソファーは首元もくつろげるため、全身をソファーに委ねて贅沢な休憩時間を過ごせますよ。さらにコーナーソファーなので、リビングやダイニングにぴったりです。こちらのソファーも、高さ調節してローソファーにすることもできます。食事や休憩の他、読書や映画鑑賞など趣味を楽しみたい時にも活躍するソファーです。

安心の日本製 ヴィンテージスタイルリクライニングカウチソファ 2人掛け

こちらはヴィンテージスタイルのお部屋にぴったりなカウチソファーです。さ信頼の日本製なので、耐久性や安全性もばっちりです。こちらのカウチソファーはソファースタイル、カウチスタイル、ベッドスタイルの三種類のくつろぎ方が楽しめます。足を伸ばして休憩したい時はカウチスタイルにして、少し仮眠をとりたい時はベッドスタイルにするなど、自分のくつろぎ方に合わせて自由に変えられるのが特徴です。

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