1. ソファの選び方・使い方
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【人生100年時代】アラフィフから始めるシニアのための家具選び

世界保健機構(WHO)の定義によると、一般的に65歳以上の人を「シニア」と捉える傾向にあります。「人生100年時代」となった今、50歳前後からシニアライフを考えて自宅をリフォームしたり、暮らし方を見直す人が多いようです。

これからの暮らしをもっと楽しくもっと豊かにするためのインテリアのポイントを、高齢者の割合が多い地方で住宅建築デザインに携わる建築設計士に聞きました。

建築士に聞いた「これからの暮らし」

医療技術が飛躍的に進化した今日、「人生を100年と考えるとちょうど半分、だいたい50歳前後から自宅のリフォームを考える方が多いように思います」と話すのは、地方で住宅建築の設計・デザインを行う50代の建築設計士Tさん。「30代の若いご夫婦が新築する場合でも、シニアライフを見越して平屋を希望するお施主さまも増えてきていますね」。では、お客様とともに建築士が見つめる「これからの暮らし」のポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。

自然素材を取り入れる

たとえば二世帯住宅の場合。「高齢のご両親が和室を希望するというケースが多いです。これまで和室で育ってきたシニア世代にとって、大幅に環境を変えるのはストレスにつながる恐れも。和室をとるのが難しい場合でもリビングに畳コーナーを設けたり、なるだけ天然の素材を取り入れたり。自然を感じられるデザインが好まれます」。

現在では和モダンや北欧テイストをミックスさせたジャパンディスタイルなど、「和」も洗練されています。これからの暮らしを考えるに当たり、自然素材を考慮するとストレスを軽減できるようです。

明るい色を取り入れる

シニアは落ち着いた渋めの色が好き…「いえいえ、必ずしもそういうわけではありません。年齢を重ねると目の衰えも気になります。いろいろな体の不調のせいで気分まで落ち込むようでは、明るいシニアライフとは言えませんよね。実はお年寄りにこそ元気の出る明るい色がおすすめなんですよ」。

原色そのものだと目が疲れやすくなるので「明るめのアースカラー」を「差し色としてアクセントに使う」のがポイントです。

動線をコンパクトに

年齢を重ねると体の機能も衰えてくるのは自然なこと。「新築・リフォームの場合、段差をなくすことに加えて、動線を整理することも重要です。部屋から部屋へスムーズにアクセスできること、仕切りやパーティションで間取りを整理し、廊下や動線そのものをなくすことなど、面倒な行き来を少なくできるようご提案します」。

「これからの暮らし」のために家具をレイアウトするのも、動線の見直しにつながりそうですね。

人を招きやすくする

たびたび叫ばれるのがシニアの独居問題。「地域のコミュニティカフェや集まりに自分から参加しなくても、友人や親戚、地域の仲間を呼びたくなる家づくりにも注目します。現在はリビングを客間と兼用するケースがほとんどですが、お施主さまが人を招きやすい、招きたいと思えるよう、ヒアリングしてプランニングしています」。

思い出の写真を見ながら話に花を咲かせたり、趣味の時間を共有したり。そのために必要なアイテムは何か、家具選びのポイントにもなりそうです。

家具選びのポイント

シニアライフに配慮した新築・リフォーム。では、先に建築士が教えてくれた4つのポイントは、インテリアに反映できるのでしょうか。日本最大級のソファ専門店SOFA STYLEの商品とともに、ポイントを活かしたアイテムを選んでみましょう。

自然素材のアイテム

これからの暮らしのために最も取り入れたいのは、自然素材を使ったアイテム。例えば家の中でも過ごす時間が長いリビングのソファに取り入れれば、その自然のぬくもりで安心して過ごせそう。

アースカラーと天然木の融合 北欧デザインソファ 2人掛けタイプ

天然木に自然の色・アースカラーを組み合わせた、自然を感じられるソファ。ご高齢の方が立ち座りする時に便利な肘掛け付きです。フォルムの美しさだけではありません。背もたれは休息に最も適した角度とされる110度で、長時間座っていても疲れにくい設計。シンプルなデザインの中に隠れた洗練された美しさ。天然木とアースカラーがつくる自然のぬくもりをリビングでお楽しみください。

明るいカラーのアイテム

些細なことで気分が沈んでしまうこともあるシニアライフ。気分を上げるため、お部屋に明るいカラーを取り入れましょう。明るくて元気になるカラーを選べば、お部屋のアクセントにも使えますね。

小さくても頼もしい味方になる 20色展開大容量収納スツール

小さくても大容量!収納スペース付きのスツール。腰を掛けるだけではなく、使用頻度の低いものの収納ボックスとして、サイドテーブルとして、幅広い用途でお使いいただけます。デスクやドレッサーの椅子にも使えますが、シニアライフを見越して玄関に置くのがおすすめ。座ったまま身なりを整えたり、靴を履いたりするスツールとして大活躍。ベーシック、レザー、起毛、ツイードの4タイプ、全20色からお選びいただけます。

レイアウトフリーなアイテム

これからの暮らしに必要な動線の整理。できるだけコンパクトに、スムーズに移動するため、家具のレイアウトはとっても重要です。シニアライフの暮らし方を見越して、レイアウトフリーなアイテムを選びましょう。

ゆるぎない美意識から生まれた 北欧デザイン木肘ソファ 2人掛け

「ソファは座るものとしての役目の他に、アートとしての側面も持ち合わせている」という考えのもと、美しい曲線が際立つようデザインされた2人掛けソファ。ソファの背面からアーム、脚部にいたるまで、天然木でフレーム全体を描いているのでどこから見ても美しく、お部屋のレイアウトを変えて動線を整理するのにも便利。ネイビー、グリーン、グレーの3色からお選びいただけます。

人を招きたくなるアイテム

家づくりにおいて、ご近所に住む仲良しのお友だちや親戚、子どもや孫家族など、人を招きたくなる空間づくりはとっても重要。インテリアでは、普段の生活とゲストを招く時、どちらにも柔軟に対応できるアイテムを選ぶのがポイントです。

ファミリーにぴったり 楕円の丸みが優しい伸長式ダイニングテーブル

毎日の暮らしから大人数での食事まで、幅広い用途で使える伸長式のダイニングテーブル。お使いのシーンや人数に合わせて160cm、185cm、210cmの3段階で伸長できます。角のない楕円形のフォルムは、お部屋をやさしい印象にするだけでなく、ケガ防止にもつながります。また、四隅が丸いので座る人数を増やすのにも便利。天板は天然木を使用してつくる突板で、木のぬくもりを感じられるのもシニアライフにおすすめのポイントです。

おすすめの商品

家づくりからお部屋づくりに活かせるポイントは、これからの暮らしにとっても参考になりますね。ここからは、日本最大級のソファ専門店SOFA STYLEから、シニアライフにぴったりの商品や、今選んで長く使えるおすすめの商品をご紹介します。

優しい天然木の風合いが楽しめる スタッキング機能付き スツール

玄関や廊下、洗面脱衣室などいろんなお部屋に取り入れると、腰掛けて作業したり、ちょっとしたものを置けたりと大活躍してくれるスツール。天然木ラバーウッドの風合いと元気なカラーが、シニアライフを明るく彩ります。軽くて移動しやすく、スタッキングして重ねて収納できるのも便利なポイント。脚部と座面のカラーで9種類の組み合わせからお選びいただけます。

親子の時間に 子供の高さに合わせたリビング学習ダイニング チェア

これからの暮らしに必要なのは、お部屋の動線を少なくすること。こちらは商品名に「子供」とありますが、回転式で椅子を引かなくても立ち上がれるダイニングチェア。スペースだけでなく動線もすっきりと整理できます。脚部分は木目調で自然を感じるやさしいナチュラルデザイン。長時間座っても疲れにくい弾力のある座面と、しっかりと体をサポートしてくれる背もたれもおすすめのポイントです。

まとめ

老いは誰にでも平等に訪れるもの。人生100年時代となった今、それは寂しく暗いイメージのものではなくなりました。「アクティブシニア」とも呼ばれる通り、現在のシニアはとっても元気!これからの暮らしを明るく楽しく迎えるために、インテリアや家具選びからも備えておきたいですね。


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