ソファは屋内、主にリビングに置く家具というイメージですが、ベランダなど屋外に設置できるタイプも存在します。庭やベランダは屋外用の椅子が定番ですが、ソファを置ければくつろぎやすそうですね。そんな屋外ソファの魅力や、扱う上でのコツなどをご紹介します。
屋外ソファの特徴
まずは屋外ソファの基本的な特徴から見ていきましょう。
庭やベランダでリラックス
屋外ソファ最大の魅力は、屋外でもクッション性の高さが楽しめ、くつろげることです。庭や外の風景など開放的な空間でありながら、あくまで家の範囲内のため、人目を気にせず過ごせるのも魅力的です。
また屋外ソファを設置することで、ベランダや庭を普段使っていない方が有効活用できるメリットもあります。
雨風に強い製品が多い
外用と銘打っているだけあって、屋外ソファは雨風に対応した製品も多いです。室内に比べて外はダメージを受けやすいですから、ソファ自体にも対策がされています。お手入れが楽になったり、修理や買い替えのリスクが減るのは嬉しいですね。
ただ全ての製品が強力な耐性を備えているとは言えません、ソファごとに違いがあるため、選ぶ際は注意しましょう。
耐水性は複数パターンがある
屋外ソファの機能のうち、耐水性は複数の種類が存在。水に耐える順で防水・耐水・撥水とあるので、雨など水が心配なら防水と表記があるソファがより適しています。
反対に普段は収納していて、飲料をこぼすぐらいしか気にならないのであれば、撥水程度でもよいでしょう。ただしどの程度であっても、濡れたらすぐ拭くなどお手入れは忘れずに。
屋外ソファを長持ちさせるためのお手入れ&対処法
濡れたらすぐ拭く以外にも、屋外ソファにしたいお手入れ方法はあります。機能を過信せず、小まめな対処を行うことも長持ちの秘訣です。
雨天時は防水カバーなどをかける
まず雨天時は、屋外ソファの上から防水カバーなどをかけてソファを保護しましょう。水に強いタイプでも、長時間晒しっぱなしではダメージも溜まります。
雨が降っている間はその都度拭き取ることもできませんから、カバーをかけてソファの負担を減らしましょう。
悪天候の時は家の中へ
台風など雨風が酷い時は、ソファ自体を家の中へ入れましょう。屋外ソファの中には持ち運びできるタイプもあるので、悪天候が気になる方は要チェックです。
もしソファ本体を収納することが難しい場合は、クッション部分だけしまうのも手。分厚いクッションの内部まで水が沁み込んでしまうと乾かすのも大変ですし、気づかないうちにカビが生えてしまうリスクもあります。クッション部分の取り外しが容易なソファなら、急な雨もスムーズに対処できます。
素材で乾燥機か天日干しかを使い分ける
濡れてしまったソファは乾燥が必要ですが、素材によっては乾燥方法が限定されます。例えばポリプロピレンは熱に弱い特徴があるため、熱を発するタイプの乾燥機は不向きです。
天日干し、場合によっては陰干しで対処しましょう。自然乾燥は悪天候の日だと時間がかかるので、防水カバーや屋内にしまえるかはより重要と言えます。
汚れごとに適した洗浄方法を選ぶ
水ではなくジュースなどをこぼしてしまった時は、ソファの乾燥だけでなく洗浄も必要です。洗濯機で丸洗いできるサイズや、取り外しカバーなどがついているソファだと便利。
ただし洗濯機に入れるにしても、服と同じようにしていいとは限りません。汚れに合わない方法や機能を使用するとシミが残ったり、生地がダメージを受けて破損しやすくなってしまいます。
ソファの説明書や洗濯表示などを確認し、問題ない方法でケアしてください。
これから屋外ソファを選ぶならココに注目!
もし屋外ソファを探すなら、以下のポイントも踏まえて決めると扱いも楽です。
フレームの素材
例えばアルミ製なら、軽量で丈夫ですから位置を変えたり屋内に避難させる時も労力少なく行えます。
ソファによってはフレームの表面に特殊素材や樹脂を用いたコーティングがされていることも。重さや機能性が変わることなく、頑丈さがより高まっているのでおすすめです。
サイズは家に収納することも考えて
ソファ全体を屋内に入れる可能性があるなら、きちんと収納できるかは必ず確認しましょう。ソファが大きすぎると部屋に入らなかったり、ほかの家具を移動させるなどの手間がかかります。
ただ必ずしも大きなソファがNGとは限りません。全体のサイズが大きくても、1人分の椅子やオットマンなどパーツごとに分けられるなら省スペース。収納もスッキリ行えます。
水以外のダメージ要因も確認
屋外ソファは水以外が原因で劣化することも。例えば雨は降らなくても、湿度が高い状況が続けばソファ内部も湿りやすくなり、カビの原因になります。
反対に晴れの日は紫外線による日焼けに注意。夏場は高温というだけでも生地がへたるリスクがあります。また風は雨だけでなく、砂などの粉塵を運んできます。そしてソファによって、どのトラブルに強いのかは様々。設置場所で起こりやすいトラブルに対処できるソファを優先しましょう。
まとめ
屋外ソファは、庭やベランダなどでも快適に過ごせる反面、外だからこそソファが受けるダメージも大きいです。ソファ自体がどれだけ耐性を備えているか、カバーなどこちらが行うべき対策やお手入れ方法なども踏まえて選びましょう。リビングでくつろぐのもよいですが、たまには夜景を眺めながら、あるいは広々とした開放感の中で、至福の時間を過ごしてみてください。
おすすめの商品
ここからは、ソファスタイルのおすすめ製品をご紹介します。屋外ソファではないものの、ベランダにちょっと出す、ガレージで使うなど似た活用が可能な製品を集めました。
アジアンリゾート気分 高級リラクシングヒヤシンスソファ 2人掛けソファ
南国リゾートにあるようなデザインが特徴のソファです。置いてあるだけでも、ホテルのロビーのような雰囲気が楽しめます。本体の素材であるヒヤシンスは調質性を持っているのが魅力。湿気で悩みがちな日本において、畳のように季節を問わず快適に過ごせます。背もたれは柔らかく、座面は安定した弾力性と、座り心地にも配慮したソファです。
カッコイイ 古木風 ヴィンテージカフェスタイルリビングダイニング 4点セット
こちらはダイニングでも使えるソファです。リビングダイニングがある家庭や、スペースが限られている方におすすめ。ベンチソファのようなスッキリしたデザインは、部屋を広く魅せてくれます。セットはサイズがぴったりのテーブル付き。古木風デザインの天板は、オシャレなカフェで食事をしている気分が味わえます。脚の底面にはフェルトが付いているので、床を傷つけにくいのも嬉しいポイントです。
色褪せることのないグリーン 木肘レトロソファ 2人掛けタイプ
どこかレトロな雰囲気のあるソファがこちら。キルティングと飾りボタンによる加工がオシャレです。表面のモケット生地は撥水加工済で、うっかり飲み物をこぼしてしまった時にも安心。お茶を飲みながらくつろぐ場としてぴったりのほか、高さがあるのでダイニングソファとしても使えます。さらにグリーンのカラーは畳とも相性抜群。和室用にもおすすめです。
すっぽりはまるホールド感 ファブリック×スチール脚のデザインソファ 1人掛け
座面が1段深くなっている、独特なデザインのソファです。そのため座った時にすっぽりハマるような感覚があり、ふかふかの生地で心地よく包んでもらえます。キルティングによって見た目からももこもことした柔らかさが伝わるのも魅力ですね。また脚が台形を描くフレーム状になっており、持ち運びに便利。高さは25cmと余裕があるので、ちょっとした収納スペースになります。
古木風ヴィンテージアメリカンスタイルリビングダイニング ベンチ
こちらはダイニングにも置けるベンチソファです。脚が真っすぐではなくハの字になっているデザインは、どこか愛嬌も感じさせます。ベンチタイプは背もたれや肘掛けなどがない分、シンプルで省スペース。1人暮らしの方にもおすすめです。重さは10㎏ほどですから、移動も難しくありません。表面はPVCレザーを使用しており、高級感がありつつお手入れしやすいのも魅力。