1. ソファの選び方・使い方
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【医療機関の待合室で選ばれる】施設にあった椅子選びをご提案します

医療機関では診察、検査、お会計待ちなどあらゆる場面で椅子が活躍します。しかし椅子といっても種類が豊富で「なにを基準に選べばいいのだろう?」と悩んではいませんか?そこで今回は、医療機関の待合室にどんな椅子が選ばれているのかご紹介します。長い時間座っていても快適な椅子とはどんなものなのでしょうか。

待合室の椅子を選ぶ基準

まずはじめに椅子選びの基準について考えるべき3つの項目をご紹介します。

移動動線を知る

待合室の椅子を選ぶときに大切なのは、利用される方の動線を知ることです。医療機関では杖などの補助具を利用している方も多く、移動の際に椅子が危険な障害物となってしまってはいけません。まずは利用される方の身体の状態と、その方が施設内を移動する動線を想像しながら、どのあたりに配置するのが望ましいのかを確認しましょう。

また、人は目の前に障害物があると自然と避けて通ろうとします。これを参考に、受付や診察室までの道筋をスムーズに進めるよう、あえて椅子を配置し、目的の場所に誘導させるという方法もあります。

サイズ

椅子のサイズと聞くと、まずはじめに浮かぶのが横幅ではないでしょうか。ソファタイプの場合、1人掛けで90~100cm、2人掛けで120~130cm(大型で160cmほど)、3人掛けで170~200cmほどのサイズが主流です。しかし、何人掛けという文字はあくまでも目安として、施設のサイズに合わせて横幅を検討する必要があります。

高さや奥行も適正なサイズがあり、お子さんや高齢の方が利用する場合には、座面から足裏全体が着く38cmの高さが理想的です。奥行きは体調が悪い方でも楽に座ることができるよう、広く作られた45cm程度あるものだと後傾姿勢がとれるため、ゆったりとした座り心地を感じることができます。医療機関では、見た目以上にサイズ選びが重要です。

機能面

設置する位置やサイズ以外に必要な要素として上げられるのが機能面です。医療機関で求められる椅子には、安全で、かつ清潔を維持できるものが好まれます。まずは転倒を招かないためにも、つかまりやすく、体重を掛けても移動しないものを選ぶ必要があり、他にも長時間座っていても疲れにくいものを選びたい場合には、座面や背面にはどんな素材が使用されているのかを知る必要があります。

さらに椅子のカバーには、アルコールなど消毒液の使用が可能か、カバーは外せるタイプなのか、使用する用途に合わせて機能面を選ぶ必要があります。

待合室の椅子を選ぶときの注意点

次に、待合室の椅子を選ぶときにはどんなことに注意をしたら良いのかご紹介します。

距離感

診察を待つ間、利用される方が気になるのが隣に座る方との距離感です。私たちは普段、顔見知りの方でも一定の距離を保って生活をしていますが、知らない方の隣に座るのは勇気がいります。とは言え、限られたスペースに椅子を配置する場合、距離をとっての着席が難しいことも…。

そんな時には、ひじ掛けのついた椅子を置くことで、隣との境界線ができ心理的ストレスを和らげることができます。待ち時間を快適に過ごして頂くためには、椅子だけにフォーカスせず、座る方の心理も考え、程よい距離感が保てるように配慮する必要があります。

位置と環境

椅子を設置する位置が決まったら、環境についても考えていきましょう。季節や時間帯によって直射日光があたってしまったり、人が出入りする入口付近では寒かったりと、座っている方が体調不良を招かないような配慮が必要です。椅子を配置する位置には、環境による影響がないかを確認しましょう。

利用される方の動作

医療機関は、補助具を使用されている方、妊娠中の方、お子さんなど、あらゆる方が利用する施設です。このため、椅子を使用する動作にも一人ひとり違いがあり、安全に使用できるものを選ぶ必要があります。補助具を使用している方には、座りやすいように、片手でつかまることのできる背面のついたタイプや、移動時に衝突しないよう、ひじ掛けのないタイプなどがおすすめです。

また、妊娠中は身体のバランスがとりづらく、後方に体重を預ける姿勢をとるため、ひじ掛けがあり、ゆったりと座ることができるタイプの椅子が安心です。さらにお子さんが利用する場合には、椅子の高さ、椅子自体が移動しないかを考えて選ぶ必要があります。利用される方の動作を想像して、安全に利用できるものを選びましょう。

各施設における椅子の選び方

次に、各医療機関にあった椅子の選び方についてご紹介します。

検査室がある施設

検査が行わる場合、着替えや薬の服用など、椅子から検査室の間を何度となく行き来することがあります。このため動作の妨げとならないような、すぐに立ち上がることのできるベンチタイプがおすすめです。

杖や車椅子の方が来院する施設

杖を使用している場合、低い椅子では、体重を移動したときに距離がでてしまい危険です。

また車椅子を使用している方が、椅子に移るときに、つかまるところがないとバランスを崩し転倒してしまうことがあります。このため低すぎず、手を掛けて座ることのできる、背面のあるタイプがおすすめです。

お子さんが来院する施設

お子さんが使用する場合、脚の長い高さのあるものや、簡単に移動してしまうものは危険です。椅子に立ち上がることもありますので、低めで重量のあるタイプ、もしくは椅子が移動しないように椅子同士が連結できるものをおすすめします。

女性を対象とした施設

妊婦さんが使用する場合、身体が沈み込むような柔らかいものでは、立ち上がりに力が入らず、転倒してしまう恐れがあります。また硬い木製の椅子は、産前後の冷えや、痛みにも影響しますので、座面は適度な硬さのある、ソファタイプがおすすめです。

全年齢の方を対象とした施設

歯科や眼科などファミリークリニックなどでは、複数のタイプの椅子が求められます。しかし、大きな医療機関とは違い、施設内の限られた場所に配置しなくてはいけません。そんなときは、1人掛けを並べて配置したり、コンパクトなタイプの椅子がおすすめです。

医療機関におすすめの商品

ここからはSOFA STYLEの商品の中から、医療機関におすすめの5選をご紹介します。

いつまでも快適な空間に カバーリング待合ロビーソファ 半円ソファ

半円型のこちらのソファは、同シリーズの商品と組み合わせることので、自分好みにアレンジができる優れものです。半円同士を組み合わせて円状にすると、利用される方同士が向かい合うことなく着席することができ、お会計後の荷物置きにも活躍してくれます。またソファ同士は専用の金具で連結できる安全設計で、しっかりと固定することができますよ。カバーは4色展開で、カバーリング仕様となっておりますので汚れた際にも取り外して洗うことができ大変衛生的です。癒しのカラーがどんな待合室にも溶け込みやすい優しい風合いの一品です。

いつまでも快適な空間に カバーリング待合ロビーソファ ソファ4点セット

組み合わせ自由なソファをお探しの方には、こちらの商品はいかがでしょうか。背ありソファ、背なしソファ、半円ソファ(2点)がセットとなった商品で、組み合わせ次第で様々な形が実現できます。背ありのタイプは、杖などの補助具を使用される方にもつかまりやすく、背なしタイプは行き来の多い受付や検査室にも最適です。座面が38cmと低めに設計されており、足裏全体をしっかり床に着地させ、立ち上がりのしやすい仕様となっているほか、奥行きは後傾姿勢をとっても安心な45cm幅でどなたにも使いやすいです。

ふっくらクッション 子供に安全安心のコーナー型キッズプレイマット スツール

お子さんが多く利用される施設にはこちらの商品がおすすめです。耐久性のあるウレタンが、万が一の場合にもお子さんを衝撃から守ってくれます。生地には抗菌処理を施した高機能のレザーが使用されており、アルコール消毒にも対応してくれますので、清潔を保ちながら長くご愛用頂けます。サイズは施設にあわせて3サイズからお選び頂くことができ、同シリーズのプレイマットやスツールを組み合わせて使用するのもおすすめ。ポップなビタミンカラーがお子さんの快適空間をサポートしてくれる一品です。

アースカラーと天然木の融合 北欧デザインソファ 1人掛けタイプ

女性が多く来院される施設に、こちらの1人掛けソファはいかがでしょうか?北欧テイストならではの天然木が、優しく落ち着きのある空間を演出します。また座面には長時間座っていても疲れにくいウレタンとウェービングベルトが使用されており、ふんわりとした質感ながら、しっかりと身体を支え、立ち座りのしやすい設計です。

ファミリーにぴったり 楕円の丸みが優しい伸長式ダイニングチェア 2脚組

ファミリーが通うクリニックにはこちらの椅子がおすすめです。お子さんからお年寄りの方まで安心して使うことができるように、角のない柔らかな丸みが特徴のこちらの椅子は、汚れたときにも安心なカバーリング仕様で、取り外して洗濯することができます。また座面には伸縮性のあるゴムベルトを採用し、長時間座っていても疲れにくい設計となっています。カラーは3色展開で、どの待合室にも溶け込むような落ち着きのある色味が魅力的です。

まとめ

いかがでしたか?本日は医療機関にあった椅子選びについてご紹介しました。自宅での椅子選びとは異なり、不特定多数の方が利用される施設だからこそ、安心で快適なものを選ぶ必要がありますよね。ぜひ医療機関にあった椅子選びの参考にしてみてください。

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