センスが良くて綺麗なお部屋だけれど、何か物足りなさを感じるとき、お部屋に合わせてルームフレグランスを取り入れてみるのはいかがでしょう?いい匂いのお部屋ってなんだか憧れますよね。匂いは記憶に残るとも言われますし、インテリアの仕上げとして、香りにも目を向けてみませんか。
ルームフレグランスには「形」がたくさん
香りの種類はもちろんですが、ルームフレグランスは形状だけでもなかなかの種類があります。せっかくインテリアとして取り入れるのであれば、見た目もオシャレにキメたいですよね!まずは、どのような形のルームフレグランスがあるのか、代表的なものをご紹介します。
スプレータイプ
スプレータイプのメリットは、なんといっても手軽に取り入れられること。シュッとひと吹きで好みの香りを楽しむことが出来ます。
最近ではドラッグストアでも購入できる敷居の低さも嬉しいポイントです。香り付けだけでなく、消臭や除菌効果のある商品もありますので、使うお部屋や目的に合わせて選ぶようにしましょう。
スティックタイプ
リードディフューザーとも言われています。ボトルに香り付きの液体が入っており、スティックと呼ばれる竹串のような棒を浸すと、液体を吸い上げて香りが広がる仕組みです。
見た目のオシャレさもあり、インテリアショップやアパレルブランドでも展開されていますね。インテリア好きな方へのプレゼント候補にもよくあげられます。
キャンドルタイプ
香りだけでなく、炎が揺れる様子を目で楽しむこともできるタイプです。寝る前のリラックスタイムや、お風呂に持ち込んで半身浴のお供にする方もいらっしゃいます。
缶や瓶に入っていたり、カラフルだったり、サイズ展開も多いのが特徴。小さいものを何個か並べるのも可愛らしいですし、キャンドルスタンドと合わせてインテリアのアクセントにするのもおすすめです。
サシェタイプ
香りのあるハーブやお花を袋に詰め込んだアイテムです。引き出しにいれて、ハンカチなどの小物をほんのり香らせるというイメージがあるかと思います。小さなものは携帯にも便利ですが、ルームフレグランスとして、お部屋につり下げて使うタイプがあります。
キャンドルやスティックと同じくデザインが豊富で、あまり目立たないシンプルなものから透ける袋で中のお花が見えるもの、パッケージに凝った装飾がされたものと、幅広いインテリアに取り込めるアイテムです。
ルームフレグランスをどこに置くか
悩んで選んだルームフレグランス、置く部屋や位置にもこだわって、効果を最大限に発揮してもらいたいですね。置く場所によって、目的も変わると思います。普段の生活を思い浮かべながら、ぴったりの香りを探しましょう。
玄関
お家に入ってふわりと良い香りがしたら。自分も毎日出入りするので気分が良いですし、お客様が訪ねてきた時も好印象ですよね。玄関は下駄箱があるので、意外と臭いが気になる場所でもあります。気になるときは消臭効果のあるフレグランスも試してみてください。靴箱の上や、スペースがあればスツールに置いてしまうのもGOODです。サシェタイプなら、ドアの取手にもかけられます。
人気の高いデザイン 天然木ビーチ材ウィンザーチェア
玄関でもソファの隣でも、何かと便利に使える一人掛けチェアです。腰かけるのはもちろんですが、観葉植物やルームフレグランスのような小物を置くこともできる、丁度良いサイズが嬉しいですね。個性的なデザインではあるものの、自然素材の天然木でできているため、ほどよいアクセントとして活躍してくれるでしょう。
リビング
ルームフレグランスを置こうと思い立ったとき、まず候補に上がるのはリビングではないでしょうか。過ごす時間の長いお部屋ですから、香りもリラックスできるものがおすすめです。
リビングやダイニングは自分以外の人も使う事の多い部屋ですから、インテリアも香りも、好き嫌いの少ないものを選びたいですね。足元に置くと弱めに、胸より上や窓際などの風の通る場所にセットするとしっかり香ります。
自室・寝室
プライベートな自室や、寝室もルームフレグランスを置くお部屋としてぴったりです。一日中好きな香りで満たしてもよいですし、集中力を高めたり安眠効果のあるものもあるので、その時々で目的にあった香りを使い分けるのものおすすめです。季節のインテリアに合わせてチェンジするのも楽しみが広がるでしょう。
レイアウト自由自在 大型L字モダンデザイン サイドテーブル
ベッドサイドにちょっとした小物を置くときに重宝するのがサイドテーブルです。眠る前にはお気に入りの香りでリラックスしながら読書なんていかがでしょうか。天然木のような美しい木目は、洗練された空間を作り上げてくれます。インテリア性はもちろん、2口のコンセントも付いており機能面ばっちりです。
ルームフレグランスを置く前に
基本的に、香りを付けるときには元の臭いを消さなければなりません。生活臭は、普通に暮らしていればついてしまうものです。フレグランスの香りと混ざってしまうと、せっかくの香り効果も半減。ソファやカーテンといった布でできているアイテムは臭いが付きやすいので、しっかり消臭しておきましょう。
換気
消臭の基本はやはり換気です。締め切りのお部屋は空気の流れが悪いので、生活臭がたまりがちに。さらに湿度も上がるので、生活臭を際立たせてしまうのです。
窓とドアの最低2か所を開けて、空気の流れをよくしましょう。エアコンの風や換気扇、扇風機を回すのも効果的です。日常的にこまめな換気を行っていると、臭いが付きにくくなりますよ。
炭
実は消臭アイテムとして優秀なのが、あの炭です。炭の表面には細かく穴が空いていて、ここに臭いが吸着されるのです。
洗って乾燥させれば、繰り返し使えるエコさも推しポイント。リビングの他にも、靴箱の中や冷蔵庫の臭い取りにも使えるので、生活臭にお悩みの方はぜひ試していただきたい方法です。
重曹
臭いの元には、酸性の物質が多々あります。重曹はこれらを中和して臭いを抑えてくれるアイテム。水に溶かしてスプレーし、あとから乾拭きする方法や、水に弱い布類には、重曹を粉のまま振り替えて、暫く立ってから掃除機で吸い取る方法があります。
最近は、何かとお掃除アイテムとして取り上げられるので、ドラッグストアやネットショップでも簡単に手にはいりますよ。
収納スペースの少ないお部屋でも大活躍 収納付きソファ 2人掛け
こちらのソファは、インテリアに影響を出さずにお掃除グッズや、スプレータイプのルームフレグランスを収納できます。収納付きのソファは、他にも限られた季節の間だけ使うアイテムをしまっておくにも重宝します。狭いお部屋でもソファは置きたい、収納棚を増やしたくない方におすすめです。
できるものは洗濯を
カーテンやソファカバーの洗濯は年に数回程度で良いと言われていますが、これからルームフレグランスを置こうという時には思い切って洗濯がおすすめです。
臭いが混ざると、折角のフレグランスなのにおかしな香りになりかねません。洗濯できないものは、普段からのお手入れをこまめに行い、汚れや臭いを予防しましょう。
高級感のあるデザイン カバーリングフロアソファ 2人掛けタイプ
お子様やペットがいるご家庭で生活臭が特に気になる方は、洗えるカバーリングソファも選択肢に入れてみてください。こちらのソファは、カバーリングには見えない高級感のあるデザインに、ゆっくりくつろげる座面奥行の広さがポイントです。カラーも、ベージュ、ブラウン、モスグリーンと、使い勝手の良い3色が揃っておりますので、元のインテリアに合わせて選ぶことが出来ます。
インテリア×ルームフレグランスのアイデア
最近販売されているルームフレグランスは、凝ったデザインのものが多いですよね。部屋の端にひっそりと置くよりも、上手にインテリアとして取り入れてみませんか。本項目では、ルームフレグランスと一緒に飾りたいインテリアアイテムをご紹介します。
木目×スティック
ルームフレグランスの中でも、スティックタイプは特にインテリア性が高いです。ボトルのデザインはもちろんですが、スティックも素材や形にバリエーションが多く、お部屋の雰囲気に合ったものを選ぶことが出来るでしょう。
木目の家具や小物は、同じく木から出来ているスティックと相性が良く、違和感なく馴染んでくれます。もちろん木目のフローリングにも似合うので、床に直置きしてしまっても浮かないので、思っているよりもインテリアに取り入れやすいルームフレグランスと言えます。
アジアン素材×キャンドル
リゾートホテルのスパのインテリアを思い起こさせる組み合わせではないでしょうか。アジアン素材のウォーターヒヤシンスやラタンは、キャンドルにともった炎のオレンジとカラーがマッチしてくれます。
アジアンリゾート気分 高級リラクシングヒヤシンスソファ ローテーブル
代表的なアジアン素材、ウォーターヒヤシンスをふんだんに使ったローテーブルです。天板はクリアなガラスが使われているので、お気に入りのインテリア小物たちを見せながら収納できますね。また、飾ったアイテムにホコリが付きにくくなるのもポイントです。
ドライフラワー×サシェ
サシェにはドライフラワーが入っていることも多々ありますので、一緒に吊るしたり、額に入れてしまっても殆ど違和感がありません。ナチュラルなリンテリアにぴったりで、麻の布袋に入ったものや、中のハーブやお花が見える透け素材のものがおすすめです。
サシェは火を使いませんし、水分も含まないので、乾いていて燃えやすいドライフラワーの近くにも安心して置くことができます。
まとめ
お部屋の香りって実は重要なのに、見落としがちですよね。アパレルやインテリアショップでも、「そのお店の香り」を印象づけるためルームフレグランスにこだわっている店舗も多いかと思います。目指す理想のインテリアが近づいてきたら、この機会にぜひ、香りもトータルでコーディネートしてみてください。