1. ソファの選び方・使い方
  2. 7237 view

ソファクッションのヘタリにくい使い方は?交換はできる?

お気に入りのソファを手に入れたら、愛着が湧いていつも座っていたくなりますよね!そして、使い続けていくうちに座ったときの心地良さが少しずつ変わって、あるとき「あれ、ソファ、ヘタってきた!」と感じた経験はありませんか?こちらの記事では、ソファのヘタリの特徴とヘタリにくい使い方についてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!

ソファクッションの部位別特徴まとめ

ソファの構造を大きく分けると、背もたれ(背部)、座面(座部)、肘掛け(肘部)、脚(脚部)などに分かれます。ソファによっては肘掛けや脚が無いタイプも多いですが、座り心地を左右する背もたれと座面は、クッション性を備えた重要な部位です。では部位ごとにクッションの特徴を見ていきましょう。

背部クッション

ソファ背もたれ(背部)のクッションは、身体をあずけたときの包み込み感や、しっかり支える感触が印象的。特に頭から肩、背中の広い面をあずけられるハイバックソファでは、競ってその心地よさが追求されています。

一般的にソファの背もたれは、座面に比べると柔らかめのクッション性を備えていることが特徴です。

座部クッション

そしてソファの座り心地を左右し、ヘタリを感じる機会も多いメインの部位が座面です。ソファの座面は、楽な姿勢が保てることや立ち座りがしやすいこと、長時間座っても疲れにくいことなどが求められます。そして、そのこだわりを具現化するため、内部構造や素材を追求して多彩な商品がラインナップされています。

置きクッション

ソファには本体と一体化した部分とは別に、単体の置きクッションが付いたタイプがあります。背もたれの角度を微調節したり、頭や腰の部分にあてたりと、使う場所を変えられてとっても便利。このような置き型のクッションは、直接座り心地に影響はしなくても、サポートする役割として重宝します。

また手に取る頻度が高く、あちこち動かして使えるのでヘタリを感じることが多い部位といえます。

ソファクッションの内部素材

それでは大切な座り心地を作っているソファの内部素材について見ていきましょう。よく耳にする素材名は「ウレタン」でしょう。ウレタンはソファ以外にも様々なものに使われるクッション材の代表的素材です。ソファの色々な座り心地は、ウレタンの種類や他のパーツとの組み合わせで実現しています。

ウレタン等の内部素材

ウレタンは液体の樹脂を発泡させてスポンジ状に成型した材料で、その密度によって硬さが異なり種類が豊富です。密度が低いと柔らかさはあるもののヘタリに弱く、密度が高いウレタンは硬めで弾力に優れているといった特徴があります。

ウレタン以外の内部素材

ソファのクッション材には、ウレタン以外の素材も多数使われています。直接触れることはありませんが、ソファの構造体にS字バネやテープ状のパーツを使い身体を支えます。

座り心地やヘタリ感に影響する素材には、表面の張り地近くに使われる樹脂わたや、最近では羽布団にも使われるようなフェザーなどが挙げられます。

ソファの張り地

ソファの張り地も座り心地やヘタリ感との関連性は大きいです。張り地をタイトに張ったタイプに比べ、ゆったりとラフに張り包んだ仕様のソファの方が、素材が中で動く遊びがある分、ヘタリを感じやすいかもしれません。

ソファクッションのヘタリにくい使い方

ソファクッションのヘタリは、内部のウレタンが荷重で押されてつぶれることが原因です。用途と素材の性質上避けがたい事象ですが、できればずっと安定した座り心地を保ちたいですよね?少しでもヘタリにくい使い方ができないか、このあとご紹介しましょう!

荷重頻度の高い座面

ソファのクッションは、体重による荷重が一番のヘタリの要因です。それには座る頻度や時間の長さを踏まえて、デザインや素材を検討することも一つの方法。

頻度が低ければ、柔らかいウレタンを使ったソファや、座面の長いソファでも安定した状態を保ちやすいです。長時間座りがちなイメージなら、密度の高いウレタンを使った硬めの座り心地を謳っているソファを選びましょう。

湿気や汚れの対応

ソファに座るときは定位置があって同じ場所に座りがちですよね。ウレタンは荷重でヘタるので、常に同じ場所に座るとしてもクッションの並びを入れ替えたり、左右前後に回転させたりして座る面を交換しましょう。

また長時間座ってクッションに癖が付くと、実は湿気も溜まっているので、定期的に風通しの良いところで乾燥させましょう。そのときには強くたたいてウレタンをつぶさないことも、ヘタらせず長持ちさせる秘訣です。

日常的なお手入れ

ソファのヘタリ対策には、座ったりもたれたりする面を定期的に替えて、湿気を溜めないよう乾燥させることが大切です。日常的に、手でソファやクッションの形を整えて行うのもおすすめ。

人気のフロアータイプのソファなら、床と接する面に湿気やホコリが溜まることが多いので、時々床から持ち上げて風を通しましょう。モジュールタイプのソファなら、たまにソファのレイアウトを入れ換えることも有効です。

ソファのクッションの交換方法

ソファのクッションがヘタってしまったら、クッション部分を交換したくなりますよね。でも、ソファのクッションは簡単には交換できません。ソファ本体と離れたクッションでカバーにファスナーが付いたタイプは交換が可能ですが、使うウレタンの選択やサイズ合わせが難しいので専門業者に依頼することをおすすめします。さらには発想を変えて、新しいクッションやチェアパッドを足し、クッション性を新たに加えるのも一つの方法です。

【まとめ】へたりにくいソファの使い方を知って長持ちさせよう

使い方や素材の特性上、どうしてもヘタリとは切り離せないソファですが、ちょっとしたお手入れと気遣いでキレイで長持ちが可能になります。心地よく使うために少し手を掛けることで、きっとお気に入りソファへの愛着も増してくるはず。ぜひお気に入りの一品を見つけて、快適なソファライフを手に入れてください!

SOFA STYLEイチオシのおすすめソファ5選

こちらでは、SOFA STYLEから選りすぐりのソファを5つご紹介します!ぜひ、あなたのインテリア計画の参考にご覧ください。

足まで寛ぐ贅沢スタイル フロアタイプコーナーカウチソファ スエード素材・左コーナータイプ

ふかふかの座り心地が特徴のフロアタイプソファです。置き型の背もたれのクッションは移動可能なので、枕代わりやお腹に抱えてリラックスできます。動かせるクッションは定期的に並びを替えたり、裏表の面を交換したりして使うのが長持ちの秘訣。このソファは軽量でお掃除もしやすいので、定期的に床から持ち上げてお手入れできます。

シンプルな中に大人の存在感たっぷり デザインコーナーカウチソファ

シンプルなフォルムで大人っぽいインテリアを好む人に人気のカウチソファ。まるで本革のような深い奥行き感が味わい深いレザー張りです。座部のクッションは入れ替えができるタイプ。日常的に座る場所もクッションを定期的に入れ替えれば、長くキレイに使えます。カウチはクッションの入れ替えでオットマンとしても使える優れもの。レイアウトの自由度も高いソファです。

最高級のデザイン&座り心地 フランス産フェザー入りモダンデザインソファ 幅190cm

とびっきりの座り心地のフランス産フェザー入りソファです。ソファの座部にはポケットコイルを採用し、長時間座っても疲れにくい柔らかくもっちりとした心地良さを追求しました。背もたれにはフェザー入りで、ゆったりと上品な沈み込み感が味わえます。張り地はお手入れがしやすく手触りの良いソフトシルキーレザーを使用。定期的にクッション部分を手で形を整えて、長く美しく使いたい贅沢なソファです。

幻のデザイナーズ ル・コルビジェ ソファ LC2 2人掛けタイプ

こだわりのインテリアに、憧れのデザイナーズソファはいかがでしょうか。不朽の名作「ル・コルビジェ」のLC2を完全復刻したソファです。直線的なモダンなデザインが特徴。座り心地にもこだわったディテールは、人の身体をとことん追求し行き着いた逸品といえます。お部屋に置いただけで空間の格が上がる、そんなソファです。

3つの異素材でこだわりの形を作り上げる ヴィンテージデザインソファ

レトロな印象のスチールフレームが特徴のヴィンテージデザインソファです。天然木とレザー、スチールの3つの異素材を絶妙に組み合わせた稀少なデザイン。さりげないステッチがアクセントになったレザークッションは、ゆったりラフな佇まいに温かみを感じます。お部屋の間仕切りに、スチールフレームが効いた粋な後ろ姿を見せても美しいソファです。

ソファの選び方・使い方の最近記事

  1. 【アジアンソファのおすすめ5選】特徴や選び方もご紹介

  2. 妊娠中でも安心して使える!妊婦さんにおすすめのローソファ5選

  3. 【3万以下で買える】安くておすすめのソファベッド5選!

  4. ミニマリストにソファは必要?あると便利なシーンや注意点を解説

  5. ソファがへたったら元に戻せる?回復方法や座り方の工夫をご紹介

関連記事

ソファスタイル

おすすめの記事

最近の記事

PAGE TOP