1. ソファの選び方・使い方
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ソファーの肘掛けはなくてもいい?有無で異なるメリットデメリット

ソファーは肘掛けがあるものとないものとに分かれています。これは単純に好みで選んでも良いのでしょうか?今回は、ソファーの肘掛けの有無それぞれのメリットデメリットを比較、それぞれどんな方に向いているのかご紹介します。

ソファーの肘掛けで行えること

初めに、ソファーに肘掛けがあるメリットを見てみました。

腕もリラックス

肘掛けは腕を預ける場所です。座面より高い位置に作られており、腕が疲れることなく置けるのはメリットですね。加えて腕の置き場所があることは、リラックスだけでなく猫背回避にも繋がります。肘掛けにしっかり腕を置くことで、姿勢が前のめりになるのを防げるためです。

横向きに寝て枕代わり

肘掛けは腕を乗せるだけでなく、頭を乗せてまくらの代わりとすることもできます。ソファーで寝ることが多いなら、肘掛けは頭を乗せても負担の少ない柔らかさや低さがベターです。また横向きに座った場合、背もたれの代わりにもなります。

飲食品や本など仮の荷物置き場に

肘掛けは人が使うだけでなく、物置きとしても重宝します。例えばサイドテーブルのように、飲食品を傍に置きたい時に便利です。ただ肘掛けは天板が柔らかい素材もあるため、事前に確認しましょう。

また柔らかい素材であっても、トレーなどを使えば飲食品が置きやすくなることもあります。加えて本やリモコンなど、ソファーを利用する時に使う物を置いておくのにも便利です。

オシャレ要素としても◎

肘掛けはまた、インテリアとしてのオシャレさも持っています。ソファーによって肘掛けのデザインは様々です。木肘ソファーならスッキリ整ったイメージ、ふわふわの肘掛けなら可愛い印象など、部屋に適した肘掛けを選ぶことで、内装に統一感を出すことができます。

ソファーの肘掛けが無い場合のメリットは?

では肘掛けのないアームレスソファーを選ぶと、どんなメリットがあるのでしょうか。

ソファーのサイズがコンパクトになる

肘掛けがないということは、その分ソファーのサイズが小さくなります。限られたスペースでもソファーが置きやすくなりますし、圧迫感がなくなる分、部屋が開放的に見えるのもメリットです。

座面が広がる

ソファーの中には、肘掛けがなくてもサイズはほかの肘掛けありタイプと変わらない商品もあります。それらのソファーは、肘掛けのサイズだけ座面を広くしているのが特徴です。座面が広がればゆったりくつろげるほか、本来の人数より多く座ることもできます。

壁がなくなり姿勢も自由に

肘掛けは横向きで過ごす際、背もたれや枕に使えるとご紹介しました。しかしソファーのサイズによっては、肘掛けがあるために窮屈な姿勢になってしまうこともあります。肘掛けが無ければ、はみ出してしまったとしても全身を伸ばしてくつろげるので快適です。

また肘掛けがなくなることは、動線の確保にも繋がります。横からソファーに入れるほか、外側を向いて腰掛ければすぐ移動する時も楽です。

肘掛けがあった方がよいのはこんな人

肘掛けの有無それぞれにメリットがありますね。もし迷ってしまったら、自分や家族の状況で選びましょう。

足腰への負担が気になる人

例えば足腰に負担がある方や、高齢の方の場合は肘掛けのあるソファーがおすすめです。というのも、座面に比べて高さのある肘掛けは、立ち上がる時に支えとして使えます。

同じく高さのある背もたれは後ろにありますから、支えとするには不便です。ほかに支えとなる家具がないのであれば肘掛けは重宝しますよ。

小さいお子さんのいる家庭

一方小さいお子さんがいる場合も、肘掛けはあった方がよいでしょう。お子さんに対しては、肘掛けが落下防止の柵代わりになるからです。

ただし遊びで乗り越えようとしてくるお子さんには注意。高めの肘掛けを選ぶか、ソファー自体を低いタイプにして落下時の衝撃を和らげるなどの対策も必要です。

インテリアにこだわりがある人

肘掛け自体がオシャレアイテムですから、インテリアにこだわりたい方にもおすすめです。肘掛けなしがダサいというわけではありませんが、部屋に合うデザインの肘掛けで見映えをよくしましょう。

肘掛けなしソファーに向いているのはこんな人

一方、肘掛けのないソファーは以下のような方に向いています。

設置スペースが限られている

肘掛けがなくなったことでスッキリしたソファーは、部屋を開放的に魅せるだけでなく、そもそも置く場所がないという方にもぴったりです。肘掛けのないソファーは部屋の隅に置いても違和感がありません。ソファーを置いたことで窮屈に感じるリスクも少ないです。

カウチやベッドのように足も伸ばしたい人

肘掛けがあると窮屈でくつろげない方も、やはり肘掛けのないソファーがよいでしょう。広さという点ではカウチやベッドタイプのソファーがよいものの、場所がないという上記の理由を兼ねている方にも向いています。

レイアウトにこだわる人

肘掛けのないソファーはシンプルなデザインが多いものの、配置の自由度は高いです。壁に寄せたり、脇にサイドテーブルをつけるなど様々なレイアウトができます。家具自体が持つオシャレさより、配置によるコーディネートをしたい方におすすめです。

片側のみ肘掛けがあるソファーも

ソファーの中には、サイドの片側にのみ肘掛けのあるタイプも存在します。

両方の要素を併せ持ったソファー

片肘のソファーは、肘掛けのない方を壁に寄せ、ある方を中央に向けて敷居代わりにするなど、両方の性質を合わせた使い方ができます。片方にしか肘掛けがないのはデザインの点でもオシャレですね。

肘掛けがリクライニングするタイプも便利

また両方の肘掛けがあるソファーでも、肘掛けが完全に倒せるタイプのリクライニングであれば、片肘や肘掛けなし型として使うことができます。肘掛けにおける3WAYとして、目的に応じて使い分けたい方におすすめです。

まとめ

ソファーの肘掛けは、あってもなくてもそれぞれメリットがあります。自分のライフスタイルにはどちらが向いているのかを考え、よりくつろげる空間を作りましょう。

おすすめの商品

以降ではソファスタイルおすすめのソファーを、肘掛けの有無に注目して選びました。ぜひ1度覗いてみてください。

贅沢に気品のあるホワイト シンプルモダンカウチソファ 3人掛けタイプ

肘掛けのある3人掛けソファーです。肘掛けは直立ではなく斜めになっており、クッション性もあって枕代わりにぴったり。1人の時は横になってくつろぎたい方に適しています。傾斜のある肘掛けはデザイン的にも◎です。レザー素材なので、高級感もありますね。また10cmほどの脚は取り外すことも可能で、フロアソファーが好みの方にもおすすめです。

理想空間 高級木肘デザイン応接ソファシリーズ 2人掛けソファ

オフィスにありそうな高級感溢れる木肘ソファーです。肘掛けは木材を使用しているため安定しており、腕を預けるだけでなく飲食品などを乗せ、ちょっとしたサイドテーブル代わりにすることもできます。レザー素材ですから、うっかりこぼしてしまっても安心です。客間も兼ねているリビングや仕事場など、リラックスしつつもシャキっとしたい、そんな欲張りができるソファーです。

上質な座り心地 日本製ハイバックリクライニングソファ 2人掛け+オットマンセット

こちらは肘掛けのないソファーです。背もたれはリクライニングするため、オットマンと併せて使えばごろ寝もできます。2人掛けサイズですが、1人でゆったり使うのもおすすめです。オットマンは予備の椅子としても使えますし、ミニテーブルとして荷物置き場にも利用可能。1人暮らしの方に来客が合った場合などで重宝します。

ゆるぎない美意識から生まれた 北欧デザイン木肘ソファ 2人掛け

肘掛け付きながら、どこかスッキリした印象を与えるソファーがこちらです。木肘ソファーの中でも、脚などフレーム全体に木材が使われているタイプゆえ、重厚さが抑えられています。肘掛けは欲しいけれど、あまり圧迫感を増やしたくない方におすすめです。木のフレームは脚がやや曲線している点や、木材ならではの温かみ、柔らかさもありシンプルながらもオシャレです。

しっかりした座り心地 コイルスプリング内蔵カウチソファ マイクロファイバータイプ

肘掛けにリクライニング機能がついたソファーです。リクライニングは14段階と細かく左右両方を倒せばベッドに、片方の角度を調整すれば枕としても役立ちます。背もたれも含めてフルフラットにすれば、ちょっとしたお昼寝用のベッドとしても◎です。さらに脚も取り外し可能と様々なパターンがあり、用途に合わせた使い方ができます。模様替えや引っ越しなど、環境が変わりやすい方におすすめです。

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