ソファ・インテリア情報のソファスタイルマガジン

リラックスできる居心地のいい空間をつくることが、カフェ風インテリアの一番外せないポイントです。具体的にどう居心地のいい空間をつくるのかなかなかイメージがつかない人も多いのではないでしょうか。

そんな時は、リラックスできない居心地の悪い空間をイメージしてみてください。散らかりすぎて、テレビを見るだけで余計なものがたくさん視界に入り込んでくる空間。好きでないキャラクターグッズに囲まれた空間。そういった落ち着かない空間を排除すれば、自然と居心地のいい空間が生まれます。居心地の悪い空間のイメージから、必要ないものを明確にしておきましょう。

オシャレな空間でもシンプルすぎて殺風景だったり、高級品ばかりだと、緊張した空間になってしまいます。多少の生活感や人が集まる雰囲気がカフェ風インテリアにはとても大切です。

飾り物、食器などを適度にディスプレイして、ほどよいカジュアル感を目指しましょう。物を飾るときはお気に入りの物だけ厳選。色がちぐはぐな本や見た目が好きでない物は、隠せる収納場所にしまいましょう。

カフェでいただく食事、飲み物はとても美味しく感じます。それは忙しさを感じずゆったり時間が流れる空間であるからなのです。ゆったりとした時間を過ごすためには、お気に入りの家具や食器、雑貨などに囲まれて過ごすのが効果的です。

視界に入ってストレスに感じるものは置かないのが一番！お気に入りのアイテムでお部屋の中を満たしてみましょう。そうすれば食事や飲み物がより美味しく感じ、カフェのようなオリジナリティのあるおしゃれさが空間として表現できます。

インテリアのテイストを決め、そのテイストに合ったソファはどのような雰囲気かイメージしてみましょう。

ナチュラルテイストなら木を使用したソファ。ビンテージスタイルなら使い込んだ風合いがあるソファ。純喫茶風テイストならアンティークテイストなソファ。和モダンテイストなら、濃い色の木を使用したソファ。などソファのイメージがふくらみます。

カフェタイムにはテーブルが必要です。ダイニングテーブルと組み合わせるか、ローテーブルと組み合わせるかを考えましょう。すでに持っているテーブルと合わせる場合は、そのテーブルのテイストに合うソファを選びます。ダイニングテーブルと組み合わせる場合は、テーブルとソファの座面の高さが合っているか注意しましょう。

（テーブルの高さ）－（ソファの座面の高さ）＝250～300㎜

が食事、作業のしやすい高さです。ローテーブルと組み合わせる場合は、高さ関係は気にしなくていいですが、作業には適しません。ローテーブルがはコーヒーテーブルとも呼ばれ、作業をせずゆったりカフェタイムを楽しむ際にぴったりです。

ソファ選ぶとき、色の種類がたくさんあり迷いますよね。カラフルなソファもたくさん存在しますが、カフェ風インテリアではコーディネートが難しいです。

色に迷ったときは、ブラウンがブラックを選びましょう。落ち着いた雰囲気にまとまり、他の家具、小物と相性がいいため失敗しません。ブラウン、ブラックはコーヒーや食事の色が映える色でもあります。

木目の色がちぐはぐだと、落ち着かない印象になります。木目の色をそろえるように意識しましょう。ナチュラルな雰囲気を目指すなら明るい木目、ヴィンテージな雰囲気を目指すなら濃い木目を選びます。

天然木を使用していたり、使い込んだ風合いは実際のカフェでもよく使われています。フローリングやドアの色と、ちぐはぐにならないことも重要です。

カーテンは面積が大きいので、部屋の印象を左右します。主張の強い柄物のカーテンはカフェ風インテリアにおすすめできません。そこでおすすめなのが、ブラインドを取り付けることです。手軽に手に入るアルミブラインドもいいですし、ちょっと値は張りますが木製ブラインドはカフェらしい雰囲気が出せてとてもおすすめです。

既製品のサイズであれば、木製ブラインドでも手軽に購入できます。ブラインドからさしこむ光がおしゃれな空間を演出してくれますよ。カーテンレールに取り付けるブラインドもありますので賃貸住宅でも問題なく取付できます。

カフェ風インテリアに観葉植物は欠かせないアイテムです。グリーンがあるだけで見た目もオシャレ、心を落ち着きます。手入れが大変という方はフェイクでも構いません。壁面に棚を付けて飾ったり、テーブルの上に置いてグリーンをポイントにします。

天井やピクチャーレールから吊るす飾り方もオシャレ度がアップしておすすめです。手軽に取り入れられる方法で、観葉植物を飾ってみましょう。

カフェ風インテリアの仕上げに欠かせないのが、暗めの照明。照明器具を交換するのが難しければ、白くて明るい光は避け、明るすぎないオレンジの光を意識してみてください。

・調光機能のついている照明器具なら暗めに調整する
・スタンド照明など気軽に購入できる間接照明をプラスする
・白い光のLED電球を使っていたら電球色のLED電球に変える

など、気軽に明るさ、色味を変えることから始めてみましょう。間接照明は温かみが増し、カフェ風インテリアにぴったりです。