1. 部屋づくりのキホン
  2. 2524 view

オットマンとはどんな家具?使い方やメリットを知って足元を楽に

ソファを購入する際セットになっていることが多いオットマン。でも具体的にどんな製品なのかご存じですか?改めてオットマンの特徴や使い方をご紹介します。

オットマンとはどんな家具?

まずはオットマンの名前の由来や、基本的な用途を見てみましょう。

語源はオスマン帝国から

オットマンという言葉は、トルコ共和国のかつての名称であるオスマン帝国から来ています。もともとはオスマン帝国そのものを指す言葉でしたが、その後オスマン帝国で使われていた椅子に似た家具が、外国でも使われるようになりました。

その際オットマンは国を指すのではなく、オスマン帝国風の椅子を指す言葉に変わったそうです。ゆえに現在も、その家具に似た背もたれの無い四角い椅子をオットマンと呼んでいます。

スツールは椅子でオットマンは足置き

オットマンと似た形状の家具に、スツールがあります。どちらも四角い椅子に見えますが、オットマンは腰かけよりも足置きの意味合いが強いです。

ただしオットマンの中にも座れるタイプの製品はありますし、スツールに足を置くことを禁ずるようなルールはありません。厳密な区別はされていないのでどちらを選ぶのも自由です。もちろん、自分の用途に適した製品かを見極めることはお忘れなく。

オットマンを使うメリットとは?

座る家具なら、椅子やソファだけで十分と言えます。あえてオットマンを取り入れるメリットはなんでしょうか?

座面の高い椅子やソファでも足を伸ばせる

まずは座っている人が足を伸ばせること。椅子やソファの座面は、基本的にお尻を乗せる部分の面積しかありません。

2人掛け以上のソファを1人で使うなら話は別ですが、そうでなければ足は下した状態で座るため、伸ばそうと思っても伸ばせません。オットマンを置くのは足を伸ばして、リラックスできる空間を作ることに繋がります。

また座面が高い椅子やソファでは、足が床に着かず不安定になることも。オットマンは足を乗せて安定感を得ることもできます。

配置や移動も自由自在

オットマンは足置きという役割上、シンプルな直方体をしています。ソファなどに比べても小さく、容易に移動できるのも魅力。

別の部屋で使いたい時にも持ち運べますし、模様替えや引っ越しにも便利です。

コンパクトで省スペース!狭い部屋にもぴったり

オットマンの小ささは、どんな部屋にも置けるメリットがあります。大きなソファだと部屋によっては設置自体が不可能です。しかしオットマンならコンパクトゆえ、置けない可能性はまずありません。

オットマンは単体で販売しているケースも多く、例えばワンルームでソファは置けなくても、オットマンでソファと同じ感触を楽しむことができます。

オットマンの使い方は足置きだけじゃない!

オットマンの中には座れる製品もありますが、実際はさらに多様な使い方が可能です。

サイドテーブルの代わりに

座面が固めで安定したオットマンなら、本やお菓子などのアイテムを乗せることができます。テーブルが遠い場合や、そもそもテーブルの無い部屋で物置きとして使えるのは便利です。

ただあくまで布地ですから、飲料は密閉できる容器に入れるか、こぼしても対処しやすいオットマンを選びましょう。

臨時の椅子として座ってもOK

椅子として座れるオットマンは、人数が増えた時に活躍してくれます。急な来客があった時や、大人数でのパーティなど、わざわざ椅子を購入する時間はありません。

仮に購入できたとしても、この時だけしか使わないならもったいないですよね。ですがオットマンであれば、普段は足置きとして使い続けられます。

カウチとしてソファに繋げる

ソファがある部屋であれば、オットマンを繋げてカウチソファにすることも可能です。ソファとオットマンが隙間なくくっついていれば、ただ足置きとして隙間を作ったまま乗せる場合に比べて安定感も違います。

ソファとオットマンが同じシリーズであれば、座面の高さも揃いやすくおすすめ。異なる場合は事前にサイズを確認するか、高さ調節できるタイプを選ぶと使いやすいです。

便利機能の備わったオットマンもおすすめ

オットマンには便利な機能があるタイプも存在。使いやすさをさらにアップしてくれます。

キャスター付きで移動をより楽に

例えば底部にキャスターのついたオットマン。コンパクトで持ち運びしやすいと言っても、持ち上げて移動させるのは疲れますよね。

でもキャスター付きなら押して移動させるだけなので疲れません。片手でも行えますから、別の荷物を運びつつオットマンを移動させることも可能です。

内部に収納があるオットマン

オットマンの内部はクッション材か空洞になっていることが多いですが、空洞を利用して収納スペースを設けている製品もあります。荷物が多い方の新しい収納としてもおすすめですし、例えば今読んでいる本を入れたり、スマホの充電器と言った普段使っているアイテム用のケースにするのも◎。

使う時もしまう時も、足元のオットマンを開けるだけですから、片付けが苦手な方にも向いています。

おすすめの商品

ではここで、特におすすめしたいオットマンをご紹介します。様々な機能・用途に使えるオットマンがありますから、自分にぴったりの1品を探してみてください。

仲間が集う 大型モダンデザインコーナーカウチ オットマン

こちらのオットマンは、オフィスが似合いそうな高級デザイン。カラーはどんな色とも合わせやすいブラックとホワイトの2色が用意されています。より部屋のイメージに合う方を選びましょう。座面は80cm四方とゆとりがあり、座るのはもちろん足もゆったりと伸ばすことができます。レザー素材ゆえ、汚れもさっと拭くだけで対処可能。サイドボード代わりに使うのもおすすめです。

理想のカタチを作る 大型L字ヴィンテージデザイン オットマン

高級さと共に、キャメルブラウンのカラーでどこか温かみを感じさせてくれるオットマンです。暖色系でまとめた部屋や、木製のアイテムとの相性は抜群。座面は弾力があり、足をしっかり受け止めるのはもちろん、椅子やサイドテーブルとしても活躍してくれます。椅子や足置きとしては長時間の利用にも適した感触で、くつろぎタイムにもおすすめです。

ゆったりロースタイルと高級感 品格感じるローソファ オットマン

こちらのオットマンはローサイズ。高さは僅か18cmで、ちょっと厚めのクッションのような印象を受けます。椅子やソファより高くなる可能性は低いので、その分ほかの製品とも合わせやすいです。洋室だけでなく和室にも合わせやすく、こたつやローテーブルを使っている方にもおすすめ。高さがないので、小さなお子さん用の椅子としても活躍してくれます。

木の優しさを感じるシンプルなデザイン だんらん木肘ソファ オットマン

脚がしっかりしているオットマンです。ミニテーブルにも見える形状は、そのまま物を置くのにも適しています。座面はネイビーでシックですが、脚部分は木製で柔らかみを感じさせるデザインです。高さは38cmで、脚の間は掃除機などが通りやすいのも◎。6kgほどなので移動も容易ですが、位置をそのままで掃除をしたい時にも嬉しいオットマンです。

サイドテーブルにもスツールにもなる便利アイテム 日本製オットマン

足置き以外の用途も考えているなら、こちらのオットマンがおすすめ。名前から、サイドテーブル及びスツール利用OKとアピールしてくれています。座面は弾力があり、かつ平らで乗せたアイテムが倒れにくいデザイン。およそ4kgで移動も楽です。またオットマンの脚は、ハイタイプ・ロータイプの2種類を使い分けられます。ハイタイプなら掃除しやすさ、ロータイプなら座椅子感覚で使えるなど、用途に合わせて楽しめます

まとめ

ただの足置きでは終わらないオットマンの魅力、伝わりましたか?生活の中に椅子やソファだけでなくオットマンも取り入れて、毎日をより充実させましょう。


SOFASTYLEの公式Instagramでは、皆さんのお洒落なお部屋をご紹介しています♪その他にも、おすすめの商品やコーディネートのポイントもアップしています!インテリア好きの方は要チェックですよ。ぜひいいね&フォローをお願いいたします♡

部屋づくりのキホンの最近記事

  1. 【ソファーのスプリング4つ】違いを知り最適なタイプを知ろう!

  2. 【ダイニングソファのおすすめ5選】メリット&選ぶコツも解説!

  3. アンティーク・レトロ・ヴィンテージのソファは何が違うの?

  4. ル・コルビジェソファについて解説!おすすめソファ5選を紹介

  5. 【癒しのくつろぎ】天然木・無垢材ソファの種類&おすすめ10選

関連記事

ソファスタイル

おすすめの記事

最近の記事

PAGE TOP