ソファ・インテリア情報のソファスタイルマガジン

メリットの一つ目は、部屋が広く使えることです。当然と言えば当然のことですが、ソファという大きい家具がないことで部屋を広く自由に使うことができます。

収納家具を置いても良いですし、窮屈さのない開放的な空間を満喫することもできます。開放的な空間では時間の流れをゆったりと感じることができるので、仕事でせわしなくしている方もリラックスできる部屋になることでしょう。

また、ソファを置いてしまうと他のインテリアもソファの配置に合わせて部屋をレイアウトしなければなりませんが、ソファがない分レイアウトの自由度も高いというメリットがあります。

ソファがないことで床に座る生活が中心になります。この生活でのメリットですが、高さの高い家具が少なくなるので圧迫感がなく、広さを感じる部屋になります。

また、視界を遮る家具がないことですっきりした印象の部屋を作ることができます。

さらに床に座ることで夏は冷房で涼しく、冬はこたつやホットカーペットで暖かく過ごすことができるので、どの季節でも快適に過ごせる環境を作りやすいです。

ソファがないことで部屋全体の掃除がしやすいです。ソファがあるとソファの下や隙間にほこりがたまりやすいうえに、掃除がしにくい場所なので気づかないうちに部屋が汚れてしまいます。

しかし、ソファがなければ部屋の見通しもよく、汚れている場所も気づきやすいのでこまめに掃除するようになります。

さらに、今流行りのロボット掃除機も家具が少ない方が能力を存分に発揮してくれます。ソファ自体の掃除も大変なので、それが必要なくなるだけでもメリットと言えるでしょう。

ソファがないと安全性が高いです。小さいお子さんがいるご家庭はテーブルやドアの硬い部分に注意していますよね。ソファもそれと同様にフレーム部分が硬いので小さいお子さんには危険です。

また、高さのあるソファでは上から落ちてしまう恐れもあります。しかし、ソファがなければその心配もなく、リビングのどこにいても目が届くという安心感があります。

ソファがないことでくつろげる場所がない部屋になりがちです。ソファはクッション性が高くふかふかなので、座ったり寝転んだりして快適にくつろぐことができます。しかし、ソファがないとベッドくらいしかクッション性のある場所がありません。

そのため、リビングは広いけどくつろげないのであまり快適じゃないと感じてしまい、寝室のベッドの上でだらだら過ごしてしまうなんてことになりかねません。なので、ソファはくつろぎやすい場所として大きなメリットがあります。

ソファがないメリットに小さいお子さんにとっては安全性が高いと書きましたが、高齢の方や足腰が悪い方にとってはソファがないと負担は大きいです。

ソファがないと床に立ったり座ったりするので、ソファに座るより重労働です。そして動くのが億劫になってしまい、さらに足腰が弱ってしまうという悪循環にもなりかねません。

なので、足腰の弱い方や部屋の中でよく動く方はソファがある方が動きやすく快適さを感じる部屋になるでしょう。

ソファがないとインテリアのバランスが悪くなることがあります。一般的なリビングのイメージはテレビがあってその正面に机とソファがあるような部屋をイメージします。そのため、ソファがないと部屋に物足りなさを感じ、ただ広い空間のような場所になってしまいます。

一人暮らしのワンルームではそのような違和感は抱きにくいですが、1LDKなどリビングがあるような部屋ではソファがある方が一般的な部屋のイメージに近づくので多くの方にとって過ごしやすい部屋になるでしょう。

フロアソファに近い形の座椅子はソファの代わりとして活躍してくれます。座椅子は椅子に近いのでソファ程厚みがなく、省スペースな場所にも置くことができます。

また、背もたれがあるのでローテーブルでの食事の時や、在宅ワークでの作業時にも活躍してくれるでしょう。他にも持ち運びが楽なので、部屋の模様替えをしたときや来客があったときなどに臨機応変に使うことができる点も魅力の一つです。

人をダメにするクッションなどのキャッチコピーで人気なビーズクッションもソファの代わりとして使えます。

座椅子は座ることをメインに考えられたアイテムですが、ビーズクッションはだらだらとくつろぐことをメインに考えられたアイテムです。そのため、座って作業するには不向きですが、ちょっと横になりたい、ゆったりとした態勢でテレビが見たいといったときには大活躍してくれます。

ビーズクッションは形も大きさも様々なので、気に入ったものがあれば一回試してみる価値があるアイテムです。

チェアもソファの代わりとして活躍します。テーブルとセットじゃないと違和感がありそう…なんて声もあるかと思います。しかし、置く場所によってはくつろぎやすくなるうえに、おしゃれなインテリアとしての存在感も出してくれます。

例えば、窓の近くにチェアを置くことで、日光浴をしながら落ち着いた時間を過ごしたり、アウトドアなチェアでキャンプ気分を味わったりなど、チェア一つでいろいろな雰囲気を演出できます。

チェアは高さがあり、大きさも座椅子やビーズクッションに比べて大きいので部屋が広く、足腰に不安があるような方におすすめです。

ラグを敷くだけで他のインテリアを置かないという選択肢もあります。ラグをソファの代わりというのは少し強引かもしれませんが、物を増やしたくないという方には一番おすすめのアイテムです。

ソファを置かない代わりに少し厚手でふかふかなラグを敷けば、一面が柔らかく寝心地のよい場所になるでしょう。また、ホットカーペットなどと併用すれば冬も暖かく快適に過ごせます。

しかもラグを買って失敗したなぁと思うことも少ないので、座椅子やチェアなどのアイテムがしっくり来ていない方にはおすすめです。