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木の家具を選ぶなら♪知っておきたい木材の種類と特徴

置くだけで部屋をあたたかい雰囲気にしてくれる木の家具は、幅広いインテリアに合わせることができることから人気があります。家具に使われる木材には様々な種類のものがありますが、色合いだけでなく質感や重さなども異なります。木の家具を選ぶなら知っておきたい、木材の種類と特徴をご紹介します。

家具に使われる木材を選ぶ

まず、家具に使われる木材の選び方をご紹介します。

色合い

インテリアの印象を大きく左右するのが色合いです。同じグリーンでも明度が変われば雰囲気が変わりますし、相性の良いインテリアのテイストも異なります。

木材の家具を部屋に置く場合も、イメージする空間のイメージに合った色合いを選ぶことをおすすめします。もし予め好みの木材がある場合は、家具の色合いとのバランスを見ながらコーディネートしていきましょう。

重さ

木材は、木の種類によって比重が異なります。木の内部の空洞が多いかどうかによって重さが変わります。軽いといわれている木材で代表的なものは桐や杉などが挙げられます。

また、マツやオーク、黒檀などは重いです。オークはスギと比べるとおよそ2倍の重さがあります。

香り

木材の家具にこだわりたい場合は、香りにも注目してみましょう。加工の仕方にもよりますが、木材の香りを楽しみたい人におすすめの木の種類がいくつかあります。

昔ながらの日本の家屋の木の香りが好みの人には杉やひのき、森林浴しているような気分を味わいたいなら北欧産のパインがおすすめです。

家具に使われる木の素材

次に、家具に使われる木の素材をご紹介します。

無垢材

数多くある木材を使った素材の中でも、本来の質感を楽しめるのが無垢材です。無垢材とは、切り出した木をそのまま使った材木のことで、他の板との張り合わせや加工を行っていません。

そのため、反りやわれ等のリスクは他の木材と比べると高いですが、素材そのものの風合いや香り、変化を楽しめます。

突き板

家具だけでなく住居にも使われることが多いのが、突き板です。突き板は無垢材を薄くスライスしたもののことで、他の木材と組み合わせて使われます。天然木の質感を楽しめるのはもちろんのこと、無垢材よりもリーズナブルにおしゃれな木材のある空間づくりが可能です。

見た目が無垢材ほどではないと思われがちですが、表面に見える部分は天然木そのものですので、反りや割れを気にすることなく天然木の風合いを楽しめます。

合板

合板はベニヤ板に代表されるように、複数の木材シートを貼り合わせて作られています。繊維が縦と横が交差するように作られているので、薄さの割に耐久性があるのが特徴です。

また、無垢材よりも安くて反りや割れの恐れがなく、気軽に木材の家具を取り入れたい人におすすめです。

家具によく使われる木材の種類

続いて、家具に良く使われる木材の種類をご紹介します。

パイン

天然木ならではの色合いや香りの変化を楽しめておすすめなのがパイン材です。パインの和名は松で、日本人にもなじみのある素材です。新品で購入したときには白みがかった明るいブラウンですが、年月を経ると飴色に変化していきます。

また、北欧で入手しやすいパイン材の家具を部屋に置くと、まるで森林にいるかのような良い香りがするのも魅力です。

日本ではおなじみの杉は、和の空間にぴったりの木材のひとつです。木目が比較的はっきりしていて、さらっとした肌触りが心地良くフローリングにもよく採用されています。オークなどの広葉樹と比べると柔らかめで重さも控えめです。

思わず深呼吸したくなるような香りの良さも特徴的で、リラックスできる空間づくりをしたい人におすすめです。

桐は日本一軽いと言われている木材です。軽い理由は、木の中にある空洞がたくさんあるためです。空洞がたくさんあることで防湿効果があるといわれていて、梅雨の時期にはカビの発生を防いでくれます。

そのため、タンスやソファなど湿気が気になる家具にも使われています。明るくて白みがかったカラーは清潔感もたっぷりです。

ウォルナット

ダーク色の木材家具を取り入れたい場合にぴったりなのがウォルナットです。ウォルナットはクルミのことで、硬めで耐久性が高いのも特徴です。色合いはダークブラウンで、上品な風合いが重厚感を演出したい空間と相性が良いです。

都会的なモダンインテリアやラグジュアリーインテリアと組み合わせても良いですね。 

木材の質感を楽しめるおすすめのソファ

木材の質感を楽しめるおすすめのソファを5つご紹介します。

ずっと使える!クオリティをこだわりつくした天然木すのこソファベッド

1人暮らしの人におすすめしたい、天然木を使用したすのこソファベッドです。木目が美しいさわやかな印象のウッドフレームにはノルウェー産の天然木を使用。さらっとした肌触りが心地良いです。ソファの幅は139cmのセミダブルサイズなので、1人で贅沢に寛ぐのも良いですし、2人でまったりリラックスすることもできます。ソファのクッションには京都の伝統技法を採用した敷布団を使用。座面のフレームを引き出せばカウチスタイルやベッドスタイルでも楽しめるので、急な来客時にも重宝します。また、好きなカラーの敷布団カバーをかければ、インテリアの差し色としても活躍して便利です。

人気の北欧テイスト!上品な木肘付1人掛けソファ

ナチュラルテイストのインテリアが好きな人から支持されている北欧インテリア。質の良い木材をたっぷり使った上品なデザインが魅力です。こちらのソファは直線だけでなく曲線にもこだわって作られた1人掛けソファ。どの角度から見ても美しいフォルムは、リビングだけでなくダイニングや寝室にも置くことができます。ツヤ感と木目の美しさが魅力のウッドフレームには天然木のラバーウッドを使用。座面にはウレタンフォームやSバネ、ウェービングベルトを使用するなど、座り心地にもこだわっています。

明るいリビングにぴったり♪ナチュラルカラーの2人掛けソファ

北欧モダンのインテリアにぴったりの、ナチュラルカラーを取り入れた2人掛けソファです。天然木のラバーウッドを使用したウッドフレームは、座面と背もたれの角度をリラックスしやすい110度に設計。座面と背もたれに程よい弾力があるので、リビングだけでなくダイニングにもよく合います。カラーはベージュとグレーの2色。高級感のある混色織生地を使用しているから、立体感があり、シンプルで洗練された空間を演出してくれます。さらっとした肌触りなので、夏もベタつきにくく1年を通して快適に寛げます。

シンプルデザインでかっこいい!ヴィンテージテイストの2人掛けソファ

木材を使用したソファにはナチュラルテイストや北欧テイストのものが多いです。でも、ちょっと個性的なリビングにしたいという人におすすめなのが、レザ―とウッドフレームを組み合わせたソファ。ヴィンテージ加工を施したダメージレザー風の生地は味わい深く、ニューヨークのブルックリンのアパートメントのような雰囲気を出してくれます。背もたれにはボタン留め加工、クッションにはパイピング加工がされていて、レトロなテイストを演出できます。また、ウェーブのかかったおしゃれな木肘も魅力的です。

どんなインテリアにも合う♪シンプルデザインのウッドフレームソファ

シンプルなデザインで、どんなインテリアとも合わせやすい3人掛けのウッドフレームソファです。リビングの壁際にベンチソファとして置いても良いですし、背もたれ部分のウッドフレームのデザインも美しいのでリビングの中心に置いてもおしゃれです。上品な木材の質感を楽しめるフレームには天然のタモ材を使用。明るすぎず暗すぎない絶妙な色合いが人気です。座面と背もたれのクッションには目が細かくて柔らかさを感じるPVCレザーを使用。水や汚れに強くてお手入れが簡単です。カラーはブラック、ブラウン、アイボリーの3色からお選びいただけます。


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まとめ

木材を使った家具は、あたたかみのある空間を演出してくれます。家具に使われている木材の種類によって、やわらかい印象にしたりクールな雰囲気にしたりしてくれます。イメージするリビングのテイストに合わせて木材を選びましょう。

ご紹介した木材の特徴やおすすめ商品を参考に、木材家具のある素敵なお部屋作りを楽しんでみてくださいね。

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