上質な生活を過ごせそうなお部屋は、おうち時間の長くなった近年、とても人気が高まっています。ホテルライクな高級感のあるインテリアを自宅でも再現したい方は多いでしょう。本記事では、高級感を感じるインテリアをコーディネートする方法をご紹介します。
おすすめのインテリアテイストはモダン!
数あるインテリアテイストの中で、高級感を演出しやすい、おすすめのテイストがモダンです。モダンテイストは、チョイスするカラーやアイテムの形がシックで、他のインテリアテイストと比較して高級感を演出しやすいのです。もし迷ったら、モダンベースにご自身の好きな要素をプラスしてみるのはいかがでしょうか。
ラグジュアリーモダン
ラグジュアリーは、「豪華な、贅沢な」を意味する言葉です。シンプルで都会的なモダンテイストと組み合わせることで、豪華で高級感を感じるけれどもケバケバしくない、居心地の良い空間に仕上げることができます。
非日常的になり過ぎないよう、少しだけアクセントカラーや温かみを感じる場所を作るのがおすすめです。
クラシックモダン
古典的な要素と現代的な要素という相反する要素を上手く調和させたスタイルです。形はモダンだけれど、クラシカルなレリーフが入っている家具を置いてみる、ベースはモダンテイストで、照明やファブリックでクラシック要素を取り入れるなど、足し引きが大切です。
高級感だけでなく、由緒ある、気品を感じさせるインテリアスタイルです。
和モダン
クラシックモダンはどちらかといえば洋風でしたが、日本の伝統的な文化を感じさせる和の要素とモダンをミックスすることも、もちろん可能です。
日本人に馴染みのある竹や珪藻土を取り入れたスタイルで、高級感を感じるモダンインテリアの中でも、特に落ち着くテイストと言えるでしょう。比較的背の低い家具をコーディネートすることが多く、スペースの限られるお部屋にも向いています。
抑えておきたいポイント
コーディネートを考えるとき、誰しも予算という壁を超えなければなりません。ほとんどの人は、全てを高級家具で揃えることは難しいでしょう。ここからはコーディネート術で、インテリアに高級感を持たせる方法をご紹介します。ポイントを押さえて、憧れのお部屋に近づけましょう。
意図的に余白をつくる
高級感のあるインテリアは、どこか余裕のある雰囲気が漂っています。この余裕づくりのために意識したいのが、意図的にもうけられた余白スペースです。
何もない空間をあえてつくることで、お部屋が広く感じられますし、目立たせたい場所を引き立てる役目も担ってくれます。ある程度広さのある空きスペースは、装飾や収納を増やしがちですので、余白を置いていると意識して我慢しましょう。
光沢感のある素材を取り入れる
ファッションでも、シルクやベルベットといった高級なイメージの素材はツヤツヤして、光沢感がありますよね。インテリアに用いられる素材ですと、近年は大理石調が人気を集めています。モノトーンで殺風景になりかねないインテリアのアクセントにもなりますよ。
他にも、家具の脚にゴールドを取り入れたり、ファブリックアイテムにツヤのある素材を選ぶことでも高級感をプラスできます。
照明にはこだわる
高級感のあるインテリアを思い浮かべた時、よく見る白い円盤型のシーリングライトが出てくることはないと言っても過言ではありません。十分な明るさを確保でき、コストパフォーマンスも良いアイテムですが、高級感とは離れてしまいますよね。照明器具はデザイン性のあるアイテムを選びたいところです。同じシーリングライトでも、周りをメタル素材やダークカラーの木目素材で囲ってあるタイプを選ぶだけで雰囲気が異なりますよ。
また、光源を一つだけにせず、間接照明で光を分散させると、一気にホテルやレストランのようなインテリアに近づきます。シーンに合わせてお部屋の照度を調節できるところもおすすめポイントです。
カラーコーディネートで演出する高級感
カラーコーディネートでも、高級感を演出することができます。インテリア画像だけでなく、消費者へのアピールが大切な商品のパッケージ、ポスターの色使いにも、ヒントが隠れています。
明度&彩度が鍵
「明度」は色の明るさ、「彩度」は色の鮮やかさのことです。同じ色でも、ペールトーンやグレイッシュトーンで全く違った印象になるのは、この要素に大きな振れ幅があるからです。高級感を感じる色は、明度も彩度も低めのダークカラー。
例えば同じ青でも、爽やかで開放的なライトブルーに対して、濃いロイヤルブルーの方が重厚でリッチなコーディネートになります。濃いダークカラーは、古くから位の高さの象徴です。聖徳太子の時代では政治に関わる貴族の身分を色で順位づけしていて、濃い色の方が序列が上でした。最上位は濃い紫。確かに、高級や高貴というイメージがありますよね。
アクセントにおすすめのゴールド
まとまっていて、落ち着きのあるインテリアをコーディネートするときには、色を絞るのが大原則です。ベースをモノトーンにすると統一感を出しやすいのですが、どうしても物足りない印象に。
ここでイチオシのアクセントカラーがゴールドです。少量でも存在感があり、他の色を華やかに引き立てる効果があります。面積を大きくしすぎると、いやらしくなってしまいますので、あくまでも少量がポイントです。
おすすめの商品
目指すインテリアのイメージを膨らませる手段として、「これだ!」というアイテムを一つ見つけるのもありです。選んだアイテムを主役に、他の家具やファブリックを足し引きして調節することができるからです。ここからはSOFA STYLEよりおすすめアイテムをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
日常の中に贅沢な空間を演出する モダンデザインコーナーカウチソファ
余分な装飾がない、すっきりとしたデザインがモダンインテリアにマッチします。ソファはお部屋の中でも目立つ存在ですので、インテリアテイストにマッチしたものを選びたいですね。カラーラインナップに落ち着いたパープルがあるのも注目ポイント。インテリアの主役になれるアイテムです。
シーンに合わせてレイアウト自由自在 レザー素材 モジュールローソファセット
ツヤのあるレザーが、高級感を引き立てるローソファです。様々なパーツを組み合わせて、お部屋にあう形にセットすることのできる連結タイプ。模様替えで気分を変えたい時にも便利です。セット・単品どちらでも購入できるので、置きたいスペースに合わせて選ぶことができます。
ゆったりロースタイルと高級感 品格感じるローソファ オットマンセット
ダークカラーを多く取り入れたインテリアは、ホワイトやパステルカラーがメインのお部屋と比べると、圧迫感を感じがちです。ローソファのような、背の低い家具をそろえると、視界が開けて圧迫感を軽減することができます。和室にソファを置きたい時にもおすすめです。
贅沢に高級感のあるブラック ハイバックフロアコーナーソファ 4点セット
1日の終わりやお休みの日には、心ゆくまでゆったりくつろぎたいですよね。首まで支えてくれるハイバックソファは、姿勢や背中の疲れが気になる方にぴったりです。小さなテーブル付きで、飲み物や読書の休憩に本を置いておくスペースとしてお使い頂けます。もちろん、使わない時には背もたれに収納できるスマートな設計です。
ベッドスタイルにも あらゆる生活シーンに寄り添う3way 2人掛けソファ
ソファ、カウチソファ、ベッドの1台3役でマルチに活躍する3wayソファです。普段はゆったりくつろげるフロアソファとしてお使いいただき、お休み時は3ステップでセミダブルベッドに早変わり。ソファとベッドを両方置けない、狭いお部屋にもおすすめです。来客の備えとしてもぴったりですね。
まとめ
高級感のあるインテリアというと、予算オーバーで手が届かないと諦めていませんか?コーディネート次第で、いくらでも雰囲気をつくり出せるのがインテリアの楽しいところです。
それでは、今回のおさらいです。
①モダンは、高級感を演出しやすいインテリアテイスト
②高級感を演出するために押さえておきたいポイント
・余裕を持たせるための空白づくり
・照明はデザイン性のあるものを選ぶ
・光沢のある素材を取り入れる
③インテリアを格上げするカラーの選び方
初めてインテリアコーディネートに挑戦するという方でも取り入れやすい方法をピックアップしました。ぜひ、憧れのインテリアにぜひチャレンジしてみてください。