昔は畳の間にちゃぶ台を置いて食事することが多かった日本ですが、今はテーブルに椅子が定番です。しかし、フローリングが普及した今も天井はまだまだ低め。ロースタイルが好まれている中で注目したいのが和室ダイニングです。こちらの記事では、空間を広く使えて落ち着きのある雰囲気が魅力の和室ダイニングに置くソファについてご紹介します。
和室ダイニングとは?
まずは、和室ダイニングの特徴をご紹介します。
「畳の間」のダイニングスペース
和室ダイニングとは、畳の部屋にダイニングスペースを設けるスタイルです。フローリングの部屋にダイニングを設けることが一般的になっていますが、あえて和室にダイニングテーブルやソファを置いて食事スペースとして使います 。
リビングとしての役割も
畳があるスペースにダイニングセットを置くと、ダイニングだけでなくリビングとしての役割も果たしてくれます。特に昔ながらのちゃぶ台(ローテーブル)でダイニングスぺ―スをコーディネートすると、目線が低くなるので空間を広く見せながらも落ち着いた雰囲気で食事を楽しむことができます。
冬はこたつも楽しめる
日本の冬といえばこたつ。和室ダイニングの場合は、ダイニングにこたつを取り入れることもできます。寒い冬に足元をぽかぽか温めながら楽しむ食事は、何ともいえない至福の時間。
こたつテーブルも昔と比較するとスタイリッシュでコンパクトになっているため、季節を問わずおしゃれなダイニングを演出することができます。また、高さ調整可能なこたつテーブルもあるので、高さのあるソファや椅子と組み合わせて使うのもおすすめです。
和室ダイニングのレイアウト
次に和室ダイニングのレイアウトをご紹介します。
ロータイプ
和室ダイニングの定番ともいえるのが、ロータイプの和室ダイニング。昔ながらのちゃぶ台と畳の組み合わせです。ローテーブルは丸型だけでなく、楕円型や四角があり、好みのインテリアに合わせて選ぶことができます。畳に正座して座るのも良いですし、座椅子やローソファ、フロアソファなどを合わせても良いでしょう。
その他にもマット付きのフロアソファと組み合わせれば、小さな子供の食べこぼしが気になるファミリーにぴったりです。テーブル周りの家具も低めのものを選ぶと統一感があります。
ハイタイプ
畳=正座と思われがちですが、高さのあるダイニングセットと組み合わせた和室ダイニングもおすすめです。畳の空間にあえて洋風のダイニングセットを置けば、和モダンな空間に仕上がります。
座ったときに畳から高さがあるのは違和感を感じる人もいますが、周りの家具も高さのあるものにそろえるとそれほど気になりません。温泉旅館の食事処でも取り入れられているコーディネートですので、ぜひチャレンジしてみてください。
和室ダイニングに合うソファの種類
続いて、和室ダイニングに合うソファの種類をご紹介します。
ローソファ
和室ダイニングに合わせたいソファひとつめが、ローソファです。座面の高さが30cm前後と低めに設計されています。西洋と比べると天井が高めに設計されている日本の家屋に合うよう作られたソファで、ソファ独特の圧迫感が少ないのが特徴です。
座ったときにあぐらをかいたり膝をたてたりする必要がなく、足を伸ばして座ることができます。
フロアソファ
ローソファよりもさらに座面が低いソファが、フロアソファです。こちらは座面の高さが20cm前後で、ソファによっては高さが10㎝程度のものもあります。まるで畳に座っているような感覚になるので、落ち着いて座ることができます。
座椅子よりもくつろげるように作られたものが多く、リクライニング機能や座面の素材などにこだわりが見られるものが多いです。また、マットがセットになったフロアソファもあり、畳が汚れたり傷ついたりするのが心配な人におすすめです。
1人掛け座椅子
テーブルに対して1人ずつ座る場所を用意したい方におすすめなのが、1人掛けの座椅子です。
現在、コンパクトで機能的な座椅子が多く販売されています。長時間座っても疲れにくい素材を使用しているものや、リクライニング機能がついていてリラックスタイムに使えるものなど機能面も充実。カラーリングも豊富なので、部屋の雰囲気に合う1台を選べます。
コーナーソファ
ロータイプとハイタイプ両方の和室ダイニングに合わせられるのがコーナーソファです。座面が低いフロアタイプと、高さのあるテーブルにも合わせられる脚付きタイプのものがあります。ソファをL字型にレイアウトするため、テーブル周りにソファを並べるよりも省スペースで済み、インテリアに統一感も生まれます。
また、パーツ毎に分割できる商品は多いのもポイント!L字型だけでなく、対面にしたり別々に使ったりとレイアウトを自由に変更できるのが魅力です。
畳で食事を楽しむ♪和室ダイニングにぴったりのソファ
畳で食事を楽しめる、和室ダイニングにぴったりのソファをご紹介します。
脚の取り外し可能♪ポケットコイル入りカウチソファ
夫婦や1人暮らしの人におすすめの、ポケットコイル入りカウチソファ。大人2人が並んで座れるサイズのソファで、さらっとした肌触りのファブリックが心地良いです。座面にはポケットコイルが使われていて、柔らかさの中にもしっかりした弾力があり、長時間座っていても疲れにくくなっています。北欧家具を思わせるおしゃれな円錐型の木脚はブラウンとナチュラルの2色から選べます。また、脚を外すとフロアタイプのソファにもなります。背もたれと両方のひじ掛けのリクライニング機能を使えばカウチスタイルやベッドスタイルにもなるので、リラックスタイムにぴったり。和モダンなダイニングを作りたい人にぴったりです。
お手入れ簡単!みんなで座れるレザー素材のフロアコーナーソファ
和室ダイニングですが、小さな子供がいるとソファを取り入れることに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。そんなファミリーにおすすめしたいのが、合皮素材を使用したフロアコーナーソファです。こちらのソファに使われているPVCレザーは耐久性のある素材で、汚れや傷に強いのが特徴。水や液体をこぼしても固く絞った布でふき取るだけで大丈夫です。また、ソファの中身が全てウレタン素材なので、子供がぶつかってもケガの心配が少なく座り心地もふわふわです。シーンに合わせて組み替えできて、様々なレイアウトを楽しむことができます。シンプルなデザインなので、こたつとの相性もばっちりです。
汚れても安心♡カバーリング仕様のフロアソファ
「食事をする場所だから汚れが気になるけれど、温かみのあるファブリックソファが良い」という人におすすめなのが、カバーリング仕様のソファです。カバーリング仕様のソファは、カバーを簡単に外して洗うことができます。汚れが気になったときに気軽に洗濯できるので、いつも清潔に保てるのは嬉しいですね♪座面はゆったりサイズなので、あぐらをかいて座ったりリラックススペースとしても重宝します。
角度を自由に調整可能♪食事にもリラックスにも重宝する1人掛け座椅子
シンプルでおしゃれな1人掛け座椅子です。本体含め全て日本で生産されているので安心安全。14段階のリクライニングに使われているギアも日本メーカー製です。座椅子のクッションにはモールド成型されたウレタンを使用。ヘタりにくく、上質な座り心地を楽しめます。食事の場所に使うのにぴったりなカバーリング仕様で、カバーを取り外していつでも洗濯することができて便利です。
高さ調整可能!ロースタイルのリビングダイニングセット
ハイタイプとロータイプ両方で使える、リビングダイニングセットです。テーブルとソファはどちらも高さ調節可能で、春夏はハイタイプ、秋冬はロータイプなどシーンに応じて使い分けられます。テーブルに薄型ヒーターが付いているため、寒い時期はこたつとして活躍!座面には人気のポケットコイル入りで快適な座り心地です。1人掛けと2人掛け、コーナーパーツと分割することができ、レイアウトを変える楽しみも味わえます。ダイニングとリビング、こたつ全てを兼ねていて、スペースを有効活用することが可能です。
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まとめ
日本人なら思わずリラックスしてしまう畳のある空間。ダイニングスペースとしてコーディネートすれば、ほっこり食事タイムを過ごせます。ソファを選ぶときにはテーブルの高さとの相性や、季節毎の過ごし方などをイメージしながら選びましょう。ご紹介したソファの特徴やレイアウト方法などを参考に、素敵な和室ダイニングをコーディネートしてみてくださいね。