リビングの主役であるソファ。せっかく置くなら、いちばん使いやすい場所を選びたいですよね。ただ置き方によっては、リビングを狭く見せたり、生活動線の邪魔になることもあります。
そこで今回は、「リビングでの理想の過ごし方」に合わせたソファのレイアウトを解説します。おすすめのソファもご紹介しますので、ぜひ素敵なリビングづくりの参考にしてください♪
ゆったりとくつろげるリビングにしたい
まずは、ゆったりとくつろげるリビングを叶えるソファのレイアウトをご紹介します。同じソファでも、置き方によって暮らしやすさや見え方は大きく変わりますよ。
生活動線を意識してソファを配置
ソファのレイアウトを考える時、大切なのは生活動線を確保することです。まずはリビングに置いてある主な家具の大きさを測っておきましょう。
リビングでの人の移動を妨げないためには、通路幅をできれば60cm程確保したいところです。窓のそばにソファを置く時も、カーテンの開け閉めに必要な距離を取りましょう。横歩きで30cm位が基準です。
見たいものに向けてソファを配置
テレビを見てくつろぎたい場合は、テレビと対面してソファを配置するのが一般的ですが、窓に向けてソファを置くのも一案。慌ただしい日常の中で、外の景色を眺めてホッと一息けるスペースにしてもいいですね。こだわりのコレクションをディスプレイした壁と対面するように、ソファを配置するのもおすすめです。
大型ソファは壁際に配置
圧迫感を与える大型ソファは、窓際に寄せて配置しましょう。例えば、背もたれが高いハイバックソファや座面が広いカウチソファですね。ともにリラックスタイムにはぴったりのアイテムですが、存在感が大きく圧迫感が出やすいデメリットも。窓際に寄せておけば、お部屋がすっきりと見えます。
子どもやペットと楽しく過ごせるリビングにしたい
次は、お子さんやペットと一緒に過ごすリビングにフォーカス。にぎやかで楽しいひとときを過ごせるソファのレイアウトをご紹介します。
キッチンとリビングのスペースを分ける
子どもやペットと遊ぶスペースとキッチンを、ゆるやかに分けたい場合もありますよね。そんな時は、ソファの背をキッチンに向けて配置するのがおすすめです。ソファがパーテーションの役割を果たし、お部屋をざっくりゾーニングできます。
その場合、ソファは背の低いロータイプが◎。ローソファは存在感を抑えられる上、キッチン側からソファ越しにテレビを見たり、子どもとコミュニケーションをとったりもできます。
リビングのコーナーにスペースをつくる
L字ソファをコーナーに置いて、子どもに本を読み聞かせたり、ペットとまったり過ごすスペースにするのも一案です。特に転落の危険性が低いローソファは、小さなお子さんがいるご家庭にぴったり。
壁に大きな紙を貼って子どもが自由に落書きできるようにしたり、防音性のあるラグを敷いたりと工夫して、貴重な時間を楽しみたいですね。
【悩み別】ソファの選び方とレイアウト
ここまで、目的に合わせたソファの置き方をご紹介してきました。ここからは、「リビングが狭い」「窓が一つしかない」というお悩みに対応する、ソファの選び方とレイアウトを解説します。
狭いリビングの場合
リビングは狭いけれど、ソファを置きたい。そんな時は、部屋を広く見せるレイアウトを考えましょう。壁際にソファや家具を置いて床面を多く見せると、空間が広く感じられます。ソファをロータイプにして、壁の見える部分を大きく取るのも効果的です。
またソファの色で悩んだら、白やアイボリーを選びましょう。壁の色に近いカラーだと、ソファの存在感を感じさせず開放的な空間を演出できます。
窓が一つしかない場合
リビングに窓が一つしかない場合は、採光のしやすさや風の通りが良くなるように、ソファを配置しましょう。生活動線も考えて、窓の横や壁際がおすすめです。
掃き出し窓の前にソファを置かざるを得ない場合でも、窓幅がソファ幅よりも広ければ、明るさに大きな影響はありません。ただカーテンの開閉を考えて、最低20cmの間隔を確保してください。
まとめ
今回は、リビング向けのソファの選び方や配置方法を目的別にご紹介しました。ソファの配置場所は、テレビの前だけではありません。リビングでの過ごし方に合わせて、柔軟に選べます。生活動線を意識してソファを配置すれば、居心地のいい空間をつくれるでしょう。
最後に、リビングにおすすめのソファをご紹介します。あなたのリラックスタイムにふさわしい一点を見つけてくださいね。
リビングにおすすめのソファ
ここからは、リビングにおすすめのソファをご紹介。「ゆったりしたいリビング」「子どもと過ごすリビング」「ゆるく仕切りたいリビング」の3ケースにぴったりのアイテムを厳選しました。
贅沢に気品のあるホワイト ハイバックフロアコーナーソファ 5点セット
「とことんくつろげるリビングにしたい」という方におすすめの、ハイバックソファ。全身をソファにあずけて、心ゆくまでリラックスできます。さらにこういったロータイプを選べば、圧迫感も与えません。こちらのアイテムはレイアウトも自在で、生活に合わせてフレキシブルに配置できます。ちょっとしたテーブルまでついており、至れり尽くせりの一点です。
信頼の日本製で安心安全 フロアコーナーソファ 3点セット
小さなお子さんをお持ちのご家庭にぴったりなのが、こちらのフロアコーナーソファです。脚のないフロアタイプ&やわらかいオールウレタン製で、思わぬ転落やケガの心配がありません。間仕切りとして配置すれば、キッズスペースをつくることも可能です。背もたれ部分を倒せば、お子さんのお昼寝ベッドに早変わり。安全性の高いソファをお探しの方は、要チェックです。
センスが光る カバーリングモダンデザインローソファ 3人掛け
こういったローソファは、リビングとキッチンをゆるやかに分ける時に活躍します。低めの設計で、お部屋の真ん中に置いても圧迫感を与えません。こちらのソファのように脚付きだと、抜け感を感じさせ、より開放的な空間をつくれますね。おしゃれなデザインで、インテリアのアクセントとしても◎。さらにカバーリング仕様で、汚れたら洗濯機で洗える優れものです。