ゆったりとした空間にソファがある海外のリビングは憧れますよね。どうしたら、狭い日本のリビングでも再現することができるでしょうか。なるべく広々と見せて、その上ゆったりとした雰囲気を漂わせたい。そんな願いを叶えるソファとリビングインテリアを考えていきます。
日本と海外の違い
海外のテレビドラマを観ていると、リビングルームに大きなソファが置かれていてゆとりがある生活をしていることに憧れますよね。全く同じにはできなくても、どうすれば少しでも近づくことができるのでしょうか。まずは日本と海外の違いを検証してみましょう。
天井の高さ
海外の天井は9フィートの2.74mが平均的な高さ、日本は2.4mで、昔ながらの日本家屋は2.1mが平均的な天井高です。
日本人は欧米に比べると体格の差もありますが、やはり天井の高い住まいは広々とした印象を受けますよね。30cmの差は、部屋が広く見えるかどうかに大きく影響します。
居間の広さ
日本の平均的なリビングは欧米の半分くらいのサイズが主流のため、土地の広さで差が出てしまっています。
これは平均的な話ですから、東京など都心の住宅となると、一つ一つの部屋に大きな面積を割くのはなかなか難しいですね。
土足で生活
欧米では大抵家の中でも靴を履いて生活していますから、リビングの使い方も異なってきます。
よくドラマなどで靴のままソファに足をあげているシーンなどを見ると、日本人としてはない習慣なので違和感を感じます。
今の部屋から削除or追加
部屋の大きさを変えるのは至難の技でも、部屋の内部を変えるのは出来るはず!今のリビングにある不要なものを省き、海外のリビングに近づけるアイテムを追加しましょう。憧れのインテリアにどんどん変えていくことができます!
カラーボックス
収納に便利で同じサイズが揃えやすいことから、日本の家庭で重宝しているカラーボックス。このカラーボックスが並んでいるとどうしても日本っぽさが滲み出てしまいます。カラーボックスは押し入れや個室の収納として利用し、リビングルームから除きましょう。
どうしてもリビングルームに収納として必要な場合は、単体で置かず、壁一面に置いてまるで作り付けの本棚のように利用したり、扉をつけてリメイクするなど、カラーボックスらしさを削除するといいですね。
アンティークな一品
海外のホームドラマでは、大抵家族で引き継いできた大切なアンティークなどがモダンなディスプレイと一緒に混在していたりします。今の装飾にあうアンティークな一品をさりげなく追加しましょう。
アンティーク小物を足すことでおしゃれ上級者のイメージも追加され、部屋の雰囲気がグレードアップします。
フォトフレームを活用
海外ドラマでは、たくさんのフォトフレームが並んでいたり、壁一面に大小様々なフレームが飾ってあることがあります。真似したいけれど、どうすれば?と思った場合は、まずは好きなポストカードや子供の描いた絵でもフレームに入れれば立派な絵画になります。
直接ペタペタ壁に貼ったりせず、フレームを壁に並べてみましょう。フレームの形がバラバラでも色や素材に統一感を持たせることで、アットホームな雰囲気を作れます。
壁紙を印象的なものに
もし、DIYが得意であれば、壁紙を思い切って張り替えると海外っぽさがアップします。日本の住宅は白い壁が主流ですが、海外では個性豊かなカラーに自分でペイントしたり、壁紙も様々な柄で楽しんでいます。
今は賃貸でも貼って剥がせる壁紙などがありますので、思い切ってチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
プラスチック収納は隠す
便利なプラスチックの収納ボックスは100円ショップなどで簡単に購入できることもあって、家のそこかしこに点在しています。でもどうしてもチープな印象になりがちです。便利なプラスチック収納は見えるところから削除しましょう。
どうしても必要な場合は天然素材のバスケットやウッドボックスなどをチョイスするだけで部屋の雰囲気を見違えるほど変えることができます。
花を飾る
部屋に何か物足りないと感じたら、生花を追加してみましょう。花瓶がなくても、空き瓶やティーカップに花を挿すだけで一気に華やいだ雰囲気にすることができます。
一輪だって十分に威力を発揮してくれる花。フラワーショップで買わなくとも、雑草の可憐な花を摘んでグラスに入れるだけでも素敵なデコレーションになります。
狭いリビングでも海外っぽく!
色々と小物を変えても、やっぱりリビングルームの雰囲気を左右するのはソファです。では、どんなソファを選べば海外ドラマのようなリビングに仕上げることができるのでしょうか。ここでは具体的な商品を紹介しながら海外ドラマのリビングルームの作り方を具体的に考えていきます。
ファミリーが集う大きなソファ
アメリカのドラマに出てくるような、テレビの前の大きなスペースに置かれたソファに憧れている方も多いのでは?日本ではリビングのコーナーを利用することで、スペースを確保することができます。
高級感あふれるフロアスタイル フロアコーナーカウチソファ オットマンセット
広くソファスペースをっても圧迫感がないフロアソファ。ソファの高さが低い分、海外のリビングのように天井が高く見え、部屋を広く見せる効果があります。高級感のある合皮素材、程よい硬さの座面、ふんわり柔らかい背もたれは使い心地が良く、右コーナーにも左コーナーにも組み合わせが自由にできる優秀ソファです。広々としたソファで家族でくつろげば、ドラマのワンシーンのようです。
贅沢に気品のあるホワイト ハイバックフロアコーナーソファ 5点セット
堂々とした存在感のあるハイバックソファです。フロアソファなので床に近く、圧迫感が減少され、冬はなんとこたつと一緒に使うこともできます。コーナーソファとしてだけでなく、対面、一列などお部屋のサイズに合わせてソファの配置を変えることができるのも嬉しいですね。色はホワイトとブラックの2色あります。
無骨なソファでニューヨークの主人公気分
外から帰ってきた際に、どさっとジャケットを投げ置き、ドンと座ってビールをプシュッと開ける様子が似合いそうなソファ。そんなソファを選びたい場合は、素材感やスタイルが印象的なものを選びたいですね。男前な雰囲気のソファを選ぶとインダストリアルな雰囲気を出せます。
3つの異素材でこだわりの形を作り上げる ヴィンテージデザインソファ
スチールが無骨な雰囲気を醸し出し、合成皮革のこなれた風合いと色味がヴィンテージ感を出しています。肘掛に天然木を組み合わせたことで個性的でありながらも落ち着いた印象を与えています。後ろから見ても様になるソファはまさに部屋の主役です。2人掛け、3人掛けの2サイズがあるので、ゆとりがあれば対面式に置いてもいいですね。
ヨーロッパの気品溢れる映画の世界
毛足の長い猫が上品にくつろいでいる様子が似合いそうなアンティークの雰囲気は、ヨーロッパの古き良き時代の空気をお部屋に運んでくれます。実際のアンティークの家具は手入れが難しいものがありますが、アンティーク調のものであれば、インテリアに取り入れやすく、お手入れも簡単なのでおすすめです。
外国の映画に出てきそうな存在感 革張りロッキングチェア&オットマン
重厚感のあるこちらは、日本の住宅でも収まりがいいロッキングチェア。本革の高級感とボタンタフティングがアンティーク感と重厚感を醸し出しています。職人が一台一台手作業で作り、世界に全く同じものは存在しません。真鍮製の鋲や彫刻のデザインはこだわりが感じられます。
主人公が働くアメリカのダイナー風
大きなグラスの炭酸飲料をストローで飲みながら、ハンバーガーとポテトを食べている様子が浮かんでくるような、アメリカンヴィンテージな雰囲気は一度は取り入れてみたい憧れのスタイル。ファイヤーキングのカップでコーヒーを入れたくなる雰囲気のリビング作りには、リビングダイニングとして使えるソファがおすすめです。
カッコイイ 古木風 ヴィンテージカフェスタイルリビングダイニング 4点セット
カジュアルなダイナーの食事を頬張る様子が似合いそうなリビングダイニングソファは、レトロな風合いのある使い勝手のいいセットです。くつろぐ場所としても食事の場所としても使えるので、部屋の空間を有効に使うことができます。高級感あるレザー生地は汚れに強く食事を食べこぼしても拭き掃除でお手入れが簡単です。
まとめ
海外の住宅は日本とスペースが違うから、と憧れのリビングスタイルを諦めがちですが、家具のサイズや配置、小物の工夫で海外風のお部屋に仕上げることができます。物語が始まりそうなリビングに変えれば、部屋で過ごす時間がより楽しくなりますよ。好きなドラマのリビングをじっくり観察して憧れの部屋作りにぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。